鳥海山★〆のネマガリダケ採り(滝の小屋・東物見付近♪)

2019年07月13日(土) [日帰り]

• GPS: 04:13
• 距離: 2.9km
• 登り: 174m
• 下り: 175m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:09
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:09

7:51 湯ノ台口
8:09 8:09 滝ノ小屋
11:44 11:44 滝ノ小屋
11:59 11:59 湯ノ台口
12:00 ゴール地点

コース状況／危険箇所等

登山口から滝の小屋までは特にないですが、東物見に下る道（湯の台から滝の小屋への登山コース）は、通る人もほとんどいないためか、ここ数年、刈払いが行われておらず荒れてきています。去年も荒木沢が増水し多数の登山者が滝の小屋登山口に下山できず、救助隊が湯の台登山口まで誘導した登山道です。

その他周辺情報

湯の台には温泉宿泊施設「鳥海山荘」があります。

写真

7/13 7:26

ウツギ。滝の小屋登山口に向かう県道で。この辺(酒田周辺)では、「ガンザ」と呼び、「満開になるとワラビが盛りの時期」と言われてます。

7/13 7:26

ガンザのつぼみ

7/13 7:27

7/13 7:49

滝の小屋登山口駐車場。ガスって、風もありますが、頂上を目指す登山者も数人います。

7/13 7:50

滝の小屋登山口

7/13 7:53

7/13 7:54

滝の小屋への登山道沿いは、マイズルソウがたくさん咲いてます。

7/13 7:59

7/13 8:03

荒木沢

7/13 8:04

6月9日に貝型雪渓からアザミ坂まで山スキーで登った時は、一面、雪に覆われていて、ここからハイクアップし、ここまで滑ってきました。

7/13 8:08

ハクサンシャクナゲは終わりに近い

7/13 8:10

滝の小屋

7/13 8:11

小屋の前のニッコウキスゲ

7/13 8:11

7/13 8:12

7/13 8:14

7/13 8:14

7/13 8:15

滝の小屋の先にある横堂(湯の台方面)と河原宿(山頂方面)への分岐

7/13 8:19

ガスが取れ始めました。山頂に向かった皆さん、ホットしているでしょうね。

7/13 8:19

7/13 8:23

東物見の石柱。外れてしまってます。

7/13 8:24

下界も晴れてきて、日本海も見えます。

7/13 8:24

東物見

7/13 8:26

東物見の祠。今年は最初で最後の東物見付近でのタケノコ採り。毎回、山の神様にお参りしています。このコースには山頂まで随所随所にあります。

7/13 8:31

ここから雪渓に降りて行き、タケノコを採ります。

7/13 8:38

降りた場所。

7/13 8:39

雪が解けたばかりか、シラネアオイがようやく芽吹いてます。

7/13 8:39

こちらはニッコウキスゲ

7/13 8:40

今年は、登山優先で、東物見のタケノコ採りは、二週間以上遅く来ました。例年ならまだまだ大きな雪渓もこれだけ。

7/13 8:43

竹藪(ネマガリダケ)の中に咲くシラネアオイ

7/13 8:44

7/13 8:44

ありました！ネマガリダケ。ここ(標高約1,200m)のタケノコは、上野台(標高約900m)より細いです。でも7月のタケノコは貴重。

7/13 8:46

7/13 8:46

7/13 8:50

7/13 8:51

7/13 8:54

7/13 9:14

7/13 9:28

竹藪(ネマガリダケ)の中に咲くオオバキスミレ

7/13 9:29

7/13 9:32

7/13 9:33

7/13 9:38

つぼみのシラネアオイ

7/13 9:39

7/13 9:42

咲き始めのシラネアオイ

7/13 9:43

7/13 9:50

ショウジョウバカマ

7/13 9:58

竹藪(ネマガリダケ)の中に咲くサンカヨウ

7/13 11:13

タケノコを採った場所から滝の小屋登山口駐車場を望む

7/13 11:30

登山道まで戻り見上げると外輪も見えて、良い登山日和に。駐車場で会話したあのお二人も、無事、心字雪渓登ったかな〜

7/13 11:30

7/13 11:31

外輪をアップ

7/13 11:34

7/13 11:36

分岐に戻ってきました。

7/13 11:38

滝の小屋と外輪山

7/13 11:40

7/13 11:41

7/13 11:41

7/13 11:41

7/13 11:42

ハクサンフウロ

7/13 11:43

7/13 11:43

7/13 11:48

八幡山岳会の皆さんが刈払い作業をしてました。暑い中、ありがとうございます♪

7/13 11:48

荒木沢。帰りは晴れて上まで見渡せました。

7/13 11:49

7/13 11:49

よく見ると会長(奥の方)自ら作業中！去年はエベレストに登ったとか。今年はマッキンリーを狙っているそうです！

7/13 11:55

7/13 11:56

7/13 12:00

登山口に無事下山。

7/13 12:00

7/13 12:10

駐車場直下の雪渓。ここのニッコウキスゲが見事です。

7/13 12:10

7/13 12:11

7/13 12:11

7/13 12:11

7/13 12:11

7/13 12:12

7/13 12:13

歩かなくても、見事なニッコウキスゲが楽しめます♪

7/13 12:13

7/13 12:14

7/13 12:56

タケノコ採りの帰りは、定番、八幡の「かなや」の中華そば。

7/13 14:09

今シーズン最後の収穫。約9kありました。

7/13 20:25

タケノコ汁。細いけど、味は最高です！ダシは飛島産トビウオの焼き干し、酒粕、油揚げ、シイタケがこの辺のタケノコ汁。

撮影機器：

AQUOS ZETA SH-01G シャープ

感想

またやん

　今朝はあいにくの天気。滝の小屋駐車場も三連休初日というのに車が少ない。タクシーで女性二人の方が来たので、このガスの中、雪渓で迷わなけれないいのにと思い、つい声を掛けてしまいました。鉾立に縦走する予定で初鳥海山なのだとか。雪渓のコース取りなどお伝えし、先行して「漁場」を目指す。
　鳥海山は登山もいいけど、タケノコ採り抜きでは語れません。5月末から6月上旬は、奥山林道を秋田県境近くまで行った登山口から登る、標高900m前後の上野台、光台で、それ以降、7月上旬までは滝の小屋周辺の雪渓が「漁場」です。
　採れたてを天ぷら、身欠き鰊かホタテを入れた煮物、酒粕と油揚げ、シイタケの入った味噌汁、ジャガイモと塩クジラの味噌汁、ホタテ貝の入ったしょうゆ汁などでいただきます。また、知人に分けたり、保存用に瓶詰めも作ります。
　年々、タケノコ採りを楽しむ人が激減し、アプローチの登山道は荒れ始め、何よりも人が少ないためクマと遭遇する危険性が高まっていると感じています。あえて、何度もタケノコ採りのレコをアップしているのも、タケノコ採りをする人が増えたらと思う気持ちも少しあるからです。
　今日も、今シーズン最後のタケノコ採りですが、とても楽しい鳥海山時間を過ごすことができました。タケノコを採るときの心地よい「音」、往復の登山道、藪の中に咲く花々、そして天ぷら、タケノコ汁でいただくビール！ぜひ、来シーズン、タケノコ採りにトライしてみてください♪