また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1925005
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

大文字山〜京都散策 - 山科疏水〜諸羽山〜柳山〜蔭山〜山頂〜北斜面〜火床〜京都御苑

2019年07月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:30
距離
22.0km
登り
896m
下り
890m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:46
休憩
0:54
合計
8:40
5:40
32
6:12
6:14
52
登山口
7:06
7:08
12
登山口
7:20
7:22
10
諸羽山
7:32
7:34
10
P261 柳山
7:44
0:00
26
蔭山
8:10
8:18
16
P381
8:34
0:00
8
近江展望地
8:42
8:44
18
雨社大神
9:02
9:12
112
11:04
11:08
12
中尾の滝
11:20
11:26
22
幻の滝
11:48
12:02
8
12:10
12:12
18
12:30
0:00
6
14:04
0:00
16
14:20
丸太町駅出入口
大文字山の北斜面を歩いている際に、iPadの電源が一時的にオフになっていたようで、その間はログ取りが停止しており、赤線が描かれていません。
修正はしていません。
天候 曇り/小雨
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
■登山道全般
京都一周トレイルなど、地図に掲載されている登山道は標識も十分にあり、特に危険な箇所はなし。
その他の登山道として一般に使用されている道についても、標識が少なくなる程度で、特に問題なし。

■大文字山北斜面
踏み跡に沿って歩いている分には、特に危険な箇所もなさそうです。
ただし、分岐が多く、色々な方向に道が通じているので、現在位置の把握が難しいように感じます。
最近、手製の標識がたくさん設置されたようで、やや状況に変化があるようです。
道迷いした場合でもエスケープは難しくなさそうだけど、地図とコンパスだけでなく、GPSを携帯して歩くと安心できます。
谷筋は倒木などで荒れ気味だし、必ずしも踏み跡がある訳ではなく、ルートファインディングをしながら進む事になります。
判断を誤ると危険を招き寄せてしまいそうな箇所もあります。
探りながら歩きたい人向けの山域だと思われ、歩き慣れていない初心者は十分に準備した上で歩くようにしたいですね。

昨年の9月の初旬の台風により、大量の倒木が発生し、特に南側の山域の被害は甚大で、すでに処理されて通行にほぼ問題のない所が大半のはずですが、未だに手つかずのままの所もあるようです。
対処に慣れていなければ、安全に通行可能と確認されている区間のみを歩くようにする方が良いでしょう。
山科駅からスタートです。
2019年07月13日 05:40撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/13 5:40
山科駅からスタートです。
以前に実がなっているのを見て、カリンかと思っていたのだけど、違っていたよう。
2019年07月13日 05:46撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 5:46
以前に実がなっているのを見て、カリンかと思っていたのだけど、違っていたよう。
朝の山科疏水。
2019年07月13日 05:53撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 5:53
朝の山科疏水。
準備を整え、いつものようにここから入山。
2019年07月13日 06:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 6:14
準備を整え、いつものようにここから入山。
×印になっている峠を越えて行きます。
素直に大文字山には向かわず、一旦、下山します。
2019年07月13日 06:32撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 6:32
×印になっている峠を越えて行きます。
素直に大文字山には向かわず、一旦、下山します。
謎のオブジェ群。
2019年07月13日 06:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 6:43
謎のオブジェ群。
Bコースも候補だったけど、見送り。
2019年07月13日 06:47撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 6:47
Bコースも候補だったけど、見送り。
キセキレイ。
じっとしていてくれず、あたふたしながらの撮影。
すると、目の前をカワセミが飛んで行きます。
2019年07月13日 06:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 6:51
キセキレイ。
じっとしていてくれず、あたふたしながらの撮影。
すると、目の前をカワセミが飛んで行きます。
カワセミ。
これが精一杯でした。
2019年07月13日 06:52撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
7/13 6:52
カワセミ。
これが精一杯でした。
毘沙門堂。
紅葉の時期には賑わうお寺です。
2019年07月13日 06:54撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/13 6:54
毘沙門堂。
紅葉の時期には賑わうお寺です。
今年初のツユクサ。
背景が残念だけど。
2019年07月13日 07:00撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 7:00
今年初のツユクサ。
背景が残念だけど。
公園の東端が登山口です。
2019年07月13日 07:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 7:06
公園の東端が登山口です。
少し進むと、急斜面に。
2019年07月13日 07:10撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 7:10
少し進むと、急斜面に。
振り返ると、山科の市街地がきれいに見えている。
2019年07月13日 07:12撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/13 7:12
振り返ると、山科の市街地がきれいに見えている。
諸羽山山頂に到着です。
2019年07月13日 07:20撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/13 7:20
諸羽山山頂に到着です。
P261、柳山山頂に到着です。
いくつかのピークを辿りながら、徐々に標高を上げて行きます。
2019年07月13日 07:32撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 7:32
P261、柳山山頂に到着です。
いくつかのピークを辿りながら、徐々に標高を上げて行きます。
所々に倒木帯があるなど、それなりに荒れているけど、処理は済んでおり、通行への支障はほとんどなし。
2019年07月13日 07:37撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 7:37
所々に倒木帯があるなど、それなりに荒れているけど、処理は済んでおり、通行への支障はほとんどなし。
P381。
パンを食べて、小腹を満たします。
2019年07月13日 08:10撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/13 8:10
P381。
パンを食べて、小腹を満たします。
近江展望地にて。
琵琶湖が見えています。
2019年07月13日 08:34撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/13 8:34
近江展望地にて。
琵琶湖が見えています。
雨社大神。
2019年07月13日 08:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 8:42
雨社大神。
まだ倒木の連なる谷。
2019年07月13日 08:52撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 8:52
まだ倒木の連なる谷。
大文字山山頂に到着です。
この後の進路を検討します。
2019年07月13日 09:02撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 9:02
大文字山山頂に到着です。
この後の進路を検討します。
三角点。
2019年07月13日 09:02撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 9:02
三角点。
山頂からの展望。
2019年07月13日 09:12撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/13 9:12
山頂からの展望。
今回も山頂から北斜面へ。
2019年07月13日 09:15撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 9:15
今回も山頂から北斜面へ。
熊山への尾根を見送り、こちらの尾根へ。
2019年07月13日 09:22撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 9:22
熊山への尾根を見送り、こちらの尾根へ。
適当な所で谷へ下ります。
谷を進んだ後、トラバース道を経て、再び尾根へ。
その辺りでiPadの電源がなぜかオフになっていたよう。
2019年07月13日 09:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 9:26
適当な所で谷へ下ります。
谷を進んだ後、トラバース道を経て、再び尾根へ。
その辺りでiPadの電源がなぜかオフになっていたよう。
きのこ。
思わず声が漏れてしまうぐらいの存在感です。
2019年07月13日 09:34撮影 by  DSC-WX500, SONY
6
7/13 9:34
きのこ。
思わず声が漏れてしまうぐらいの存在感です。
谷を越えるか、下るか。
迷った末に、谷を下る事に。
前にも歩いている谷なので、不安度は程々ぐらい。
2019年07月13日 09:44撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 9:44
谷を越えるか、下るか。
迷った末に、谷を下る事に。
前にも歩いている谷なので、不安度は程々ぐらい。
倒木で進みにくく、ここで鋸の登場です。
2019年07月13日 09:46撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 9:46
倒木で進みにくく、ここで鋸の登場です。
オオカメノキかな?
2019年07月13日 09:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/13 9:58
オオカメノキかな?
きのこ。
2019年07月13日 10:00撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 10:00
きのこ。
花は限りなく少ないので、苔を愛でながら。
2019年07月13日 10:02撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 10:02
花は限りなく少ないので、苔を愛でながら。
苔むした倒木に芽吹いています。
2019年07月13日 10:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 10:06
苔むした倒木に芽吹いています。
左俣と合流して、振り返り。
2019年07月13日 10:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 10:14
左俣と合流して、振り返り。
滑滝。
2019年07月13日 10:27撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 10:27
滑滝。
この谷で最も大きい滝の中段部分。
2019年07月13日 10:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
4
7/13 10:30
この谷で最も大きい滝の中段部分。
全体はこんな感じ。
歩く人は多くない谷だし、他の方のレコでは見かけないような気がします。
2019年07月13日 10:32撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
7/13 10:32
全体はこんな感じ。
歩く人は多くない谷だし、他の方のレコでは見かけないような気がします。
一般道を少し進み、ここから再入山して北斜面の別の谷へ。
2019年07月13日 10:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 10:42
一般道を少し進み、ここから再入山して北斜面の別の谷へ。
サワガニ。
近くでミミズを捕食中のサワガニがいたのだけど、その写真を使用するのは自重。
2019年07月13日 10:45撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 10:45
サワガニ。
近くでミミズを捕食中のサワガニがいたのだけど、その写真を使用するのは自重。
ここを歩くのは、いつでも楽しい。
2019年07月13日 10:56撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/13 10:56
ここを歩くのは、いつでも楽しい。
所々に整備の手が入っている。
2019年07月13日 11:00撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 11:00
所々に整備の手が入っている。
中尾の滝。
2019年07月13日 11:04撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/13 11:04
中尾の滝。
ピークハンターさんのプレートです。
2019年07月13日 11:08撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/13 11:08
ピークハンターさんのプレートです。
雰囲気を楽しみながら。
2019年07月13日 11:17撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 11:17
雰囲気を楽しみながら。
水場。
水量は少なめかな。
2019年07月13日 11:18撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 11:18
水場。
水量は少なめかな。
幻の滝。
2019年07月13日 11:20撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/13 11:20
幻の滝。
独特な地形です。
2019年07月13日 11:21撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
7/13 11:21
独特な地形です。
今回もうまく撮影できず。
2019年07月13日 11:22撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
7/13 11:22
今回もうまく撮影できず。
心休まる場所です。
2019年07月13日 11:23撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 11:23
心休まる場所です。
エゴノキかな?
2019年07月13日 11:27撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 11:27
エゴノキかな?
今回はここを登らずに火床方面へ続く踏み跡を辿ります。
2019年07月13日 11:41撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 11:41
今回はここを登らずに火床方面へ続く踏み跡を辿ります。
火床の中心、金尾です。
一連の撮影後、横棒の端っこ辺りで昼食です。
2019年07月13日 11:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
4
7/13 11:48
火床の中心、金尾です。
一連の撮影後、横棒の端っこ辺りで昼食です。
金尾からの展望。
南寄り。
2019年07月13日 11:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/13 11:48
金尾からの展望。
南寄り。
正面。
2019年07月13日 11:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/13 11:48
正面。
北寄り。
2019年07月13日 11:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 11:48
北寄り。
善気山に設置された新たなプレート。
2019年07月13日 12:10撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
7/13 12:10
善気山に設置された新たなプレート。
たくさんの方とすれ違いながら下り、下山完了。
京都御苑へ向かいます。
2019年07月13日 12:31撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 12:31
たくさんの方とすれ違いながら下り、下山完了。
京都御苑へ向かいます。
昨年と同じ場所にて、休憩。
山行中のアルコールは慎むようにしているけど、もう平地しか歩かないので。
2019年07月13日 13:08撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
7/13 13:08
昨年と同じ場所にて、休憩。
山行中のアルコールは慎むようにしているけど、もう平地しか歩かないので。
シモツケかな。
2019年07月13日 13:20撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
7/13 13:20
シモツケかな。
京都御苑内へ。
2019年07月13日 13:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 13:30
京都御苑内へ。
ヤブミョウガ?
たくさん咲いています。
2019年07月13日 13:32撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/13 13:32
ヤブミョウガ?
たくさん咲いています。
アオバズク。
今年は見る事ができました。
2019年07月13日 13:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
7
7/13 13:42
アオバズク。
今年は見る事ができました。
ネジバナかな。
2019年07月13日 14:00撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/13 14:00
ネジバナかな。
この日は歩いているカラスが多い。
2019年07月13日 14:03撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/13 14:03
この日は歩いているカラスが多い。
こちらの道へ。
2019年07月13日 14:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 14:06
こちらの道へ。
存在感のある木がそこかしこにあります。
2019年07月13日 14:12撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 14:12
存在感のある木がそこかしこにあります。
京都らしさを感じる?
2019年07月13日 14:17撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
7/13 14:17
京都らしさを感じる?
この後、四条烏丸まで歩きますが、地下鉄の丸太町駅の出入口でログ取りを停止します。
2019年07月13日 14:20撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 14:20
この後、四条烏丸まで歩きますが、地下鉄の丸太町駅の出入口でログ取りを停止します。
六角堂にて。
久しぶりに寄ってみたけど、相変わらずハトがたくさん。
2019年07月13日 14:40撮影 by  DSC-WX500, SONY
7/13 14:40
六角堂にて。
久しぶりに寄ってみたけど、相変わらずハトがたくさん。
ヒメヤブランかな。
大文字山にて。
1
ヒメヤブランかな。
大文字山にて。
こちらは京都御苑にて。
こちらは京都御苑にて。

感想

この週末も天気予報は良くなさそうなので、近場の山へ。
新しい標識が付けられるなど、動きがあるらしい大文字山へ行く事にし、昨年の7月と同様に下山後に京都御苑に寄ってみる予定。

山科駅からスタートし、まずは山科疏水沿いへ。
散歩中のご近所さんに交じって歩き、いつもの登山口にて準備を済ませ、入山です。
アケボノソウの自生地を観察してみるものの、まだ芽吹きの前なのか、その姿はなし。
今年の2月に歩いた時に比べ、倒木などは部分的に片付けられたのか、少しすっきりしているような気がするし、他の雑草がなぜか抜かれた上に根まできれいに水洗いされて置かれており、気にかけてケアをしている方がおられるのかも?
七福思案処の方には向かわず、峠を越えて下って行き、毘沙門堂の方へ向かいます。
一般道となり、川沿いを進んでいると、キセキレイがおり、少し撮影。
すると、カワセミが川面を掠めるように上流へと飛んで行き、少し離れた所に着地。
もちろん引き返して行き、飛んで行ってしまう前にまずは撮影。
もうちょっと近くへと思っているうちに彼方へと飛び去ってしまい、さようなら。
これまでに何度か見た事はあるけど、きちんと飛んでいるのを見るのは初めてで、輝くような美しさにうっとりとしてしまいました。
毘沙門堂を経て、山科疏水沿いの道に乗り、先程とは逆方向へ。
整備されてきれいになった公園の端が登山口となっています。

少し登って行くと急斜面区間があり、山科の市街地がきれいに見える場所があります。
程なくして諸羽山山頂に着き、ここにはピークハンターさんのプレートがあります。
この尾根ルートは以前から細かい倒木が目につき、やや荒れた雰囲気だったのだけど、さらに昨年の台風によると見られる倒木帯が所々に加わり、予想通りの荒れ具合ですが、処理はされており、通行への支障はほとんどなし。
柳山や蔭山を経て、P381に到着し、ここでパンを食べつつの休憩にします。
誰も見かけないまま歩いて行き、雨社大神を経て、大文字山山頂に到着です。
この後のルートを検討しつつ、少し休みます。

今回も山頂から北斜面へ向かいます。
最終的に進む谷は決めたのだけど、どのルートでそちらへ向かうかは気分次第で歩いており、結果的に西寄りの尾根へ進みます。
事前の情報通り、手製の小さな標識がたくさん設置されており、不親切さが北斜面の特徴の一つでもあると思っているので、素直に受け入れにくい感じ。
それなりに歩いた後、iPadで現在位置を確認しようとすると、なぜか電源がオフになっており、再起動。
短い区間ながら、赤線が描かれておらず、何だかモヤモヤした気分に。
進もうと思っている谷の右俣に着き、ここを下るか、その先の左俣までアップダウンして行くか迷ったけれど、そのまま下る事に。
倒木で通りにくくなっている所があり、ここは処理をしておきます。
その後は以前に歩いた時とあまり変わらないぐらいだったのかな?
左俣と合流すると水量は増し、沢らしくなります。
ここからも所々で少し進みにくくなっているけど、特に問題となるほどではなく、楽しみながら下って行きます。
お気に入りの滝があり、そこを過ぎると、程なくして一般道に出合います。
この道は山中越と呼ばれており、少しだけ京都側へ歩いて行くと橋があります。

橋を渡って再入山となり、沢沿いを進みます。
何かが動くのが見えたので、沢に下りてみると、サワガニがミミズを食べています。
興味深いけど、ややグロテスクかなと思い、撮った写真を載せるのは止めておきます。
こちらの谷は歩く人が多めでもあり、基本的に歩きやすい。
いつものように進み、まずは中尾の滝に到着です。
さっきの滝とは雰囲気が違い、どちらにも良さがありますね。
水場を経て、程なくして幻の滝に到着です。
誰もおらず、いつも通りの静かな雰囲気で、心地が良い。
あまりアップダウンしなくても良いようなルートを選び、一般のルートに合流すると、すぐに火床に到着です。
ここからの展望は相変わらず素晴らしく、火床の中心の金尾から一連の撮影を済ませ、横棒の端の辺りで絶景を楽しみつつの昼食にします。

左払いを下っての下山で、まずは善気山へ寄り道。
レコにアップされていた通り、真新しいプレートが新設されています。
法然院への道はまだ通行止めとの事なので、銀閣寺方面へ。
最も一般的なルートなので、歩いている人も多く、小さな子供連れの家族など、次々と登って来られます。
再び北斜面へという誘惑を呆気なく断ち切り、下山完了。
銀閣寺の参道は賑わっているけど、紅葉のシーズンの尋常じゃない混み具合に比べると、かわいいもんです?
今出川通を西に進み、昨年の7月と同じコンビニでアルコール飲料を調達し、鴨川沿いの同じ場所にて休憩。
ただし、今年は楽しい気分にさせてくれる鳥は登場せず、がっかり。

昨年と同様、京都御苑内へ。
アオバズクを見るべく、昨年も歩いたはずの辺りへ行ってみると、少し離れた位置に何人かの人が集っているのが見え、そちらへ。
大きな木の周囲にロープが張り巡らされており、中心の木には巣箱が設置されています。
カメラを向けてズームしてみると、アオバズクが不動の姿勢で前方を見据えています。
昨年、能勢で見た時よりも高い位置で、肉眼だと分かりにくいのだけど、また見られただけでも良しとしておきましょう。
その後も木々を見ながらゆったりと歩き、御苑の外へ。
実際には四条烏丸まで歩くのだけど、今回は丸太町駅の出入口にてログ取りを停止し、記録上はゴールとしました。

例年であれば、この時期に標高500mに満たない山を歩き、その後に京都の街中へという行程は暑くて苦行になりそうですが、この日はあまり暑さに苦しまずに歩く事ができました。
素直には喜びにくいけど、この日だけを考えると、ありがたい。
花は少なかったけど、カワセミやアオバズクを見られたし、良い山行になったはず。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1195人

コメント

こんにちは、vgさん。
大文字山と御所、まるで私のパターンだ!
(距離とスピードは雲泥の差がありますが)
だけど、どちらもいつ行ってもいいところ♪
それにしても、北斜面の新設プレートは頂けませんね…。

巣箱から覗いてるのはお母さんアオバズク。
この翌日(14日)には、巣箱の外に出ていました。
で、その翌日には子アオバズクも巣箱の外へ。
結局、私も2日通いました。
上手く、vgさんの行かれた日を避けて…(-_-;)
vgさんにも出会ってみたいと思ってるのですが
上手く行きません…。

ところで…、
中尾の滝のPHさんプレートですが、
針金だけ新調されているような気がするのは…、
気のせい???
2019/7/16 5:47
heheさん、こんばんは
土曜日の山行だったので、会う事はないと分かっていましたが、heheさんがよく歩かれている辺りを辿る山行だなと要所で思いながら歩いていました。
大文字山はルートを自由に選びやすく、撤退の判断に融通が利くので、どうしても天気が良くない時に出かけがちになっていて、ちょっと申し訳ないとは思うのだけど、そんな勝手な思いで出かけても楽しく歩く事ができ、北斜面ではまだまだ学ぶ事がたくさんあり、ありがたい存在です。
北斜面の新たなプレート群に関しては、それなりの意思を持って設置されているとの印象です。
親切心でやった事かも知れないけど、これまで保たれている魅力が急速に失われてしまうかも知れず、推移に注意しておきたいですね。
まあ、自分のレコも少なからず北斜面へ人が流れる方向に向いているはずで、コース状況欄で『探りながら歩きたい人向けの山域』と書くようにしてはいるものの、一概に非難できない立場かなと思ったりも。

あのアオバズクはお母さんでしたか!
「頑張っているな、お父さん」などと思いながら、見ていました。
順調に子育てが進んでいるようで、このまま無事に行って欲しいですね。
2日連続で通ったという事は、久しぶりの連休だったのでしょうか?
アオバズクにも顔を覚えられていそうな?

同じ山域を歩いているのに、heheさんとは出会わないままですよね。
ヤマレコのユーザーさんで、これまでにお話ししたり、お会いしたり、すれ違ったり、姿を見かけた方はもう10人以上のはずで、heheさんとお会いするのも時間の問題かと思うのだけど、どうなりますか。

中尾の滝のプレート。
直近の2回の写真と比べてみると、違いは明らかで、新調されているようですね。
それにしても、少なからぬ人が注目していながら、ピークハンターさんの正体が謎のまま保たれているのは、すごいですね。
高い位置にどのようにして取り付けているのかも、謎だし。
2019/7/16 21:20
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら