霧雨のなかのヒメサユリ・ロード 大朝日岳

2019年07月14日(日) [日帰り]

• GPS: 10:17
• 距離: 16.5km
• 登り: 1,575m
• 下り: 1,562m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:42
• 休憩: 0:24
• 合計: 10:06

5:04 古寺鉱泉下駐車場
5:08 5:10 古寺鉱泉
6:23 6:23 一服清水
6:26 6:26 ハナヌキ峰分岐
6:58 6:59 三沢清水
7:32 7:32 古寺山
9:23 9:23 銀玉水
9:54 9:56 大朝日岳山頂避難小屋（大朝日小屋）
10:38 10:45 大朝日岳 山頂
11:03 11:03 銀玉水
12:19 12:19 小朝日岳
12:55 12:55 古寺山
13:11 13:12 三沢清水
13:40 13:44 ハナヌキ峰分岐
13:49 13:49 一服清水
14:55 14:55 古寺鉱泉
14:59 15:06 古寺鉱泉下駐車場
15:10 ゴール地点

銀玉水から避難小屋に向かう登りには、2か所雪渓が残っている。
雪渓横を通過すれば、問題なし。

天候

曇り時々小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

その他周辺情報

りんご温泉。
湯船に朝日町特産のリンゴが浮かんでいる。東北では珍しい強アルカリ泉質で、つるつるすべすべ、あったまりの湯。

写真

7/13 17:35

前日は移動日で朝日町観光）
大沼の浮島　稲荷大明神

7/13 17:20

前日）大沼の浮島

7/13 18:28

前日）朝日連峰ビュースポットへ
小朝日岳が見える。奥の大朝日は雲の中。

7/13 18:42

前日）空気神社

7/13 18:47

前日）空気神社

7/14 17:40

当日登山後）一本松公園からの「くぬぎだいらの棚田」
この公園は、ヒメサユリが咲く公園。（この時期はもう花期終了）

7/14 4:12

前泊したAsahi自然観を出発。
一時雨予報だが、曇り。「てんきとくらす」では登山指数はB。
頑張っていこう。

7/14 4:24

途中の河原に、小山のような巨石。

7/14 4:57

古寺鉱泉の駐車場に到着。

7/14 5:04

ここからが登山道。

7/14 5:08

古寺鉱泉　朝陽館。

7/14 5:08

素朴で渋い。

7/14 5:16

最初は、ジグザグの登りだ。

7/14 5:19

大木をぬって進む。

7/14 5:26

大きなブナ。

7/14 5:39

合体の木を通過。

7/14 5:39

裏側から見ると、1本は、もう折れそう。

7/14 5:45

気持ちの良いブナ林が続く。

7/14 5:48

中腹は見通せるが、上部は雲の中だ。
幸いにして雨は降っていない。

7/14 5:50

7/14 5:55

ブナの巨木を見ながらの樹林帯歩き。

7/14 6:20

一服清水。
冷たく、やわらかくておいしい。

7/14 6:23

草陰にギンリョウソウ。

7/14 6:25

視界が開けてきたが、霧深く、視界が聞かない。

7/14 6:27

日暮沢との分岐を通過。

7/14 6:31

曲がったブナ。
豪雪地帯なんだろう。

7/14 6:40

このブナはもっと風雪に耐えているんだろう。

7/14 6:41

途中、掘れた水路のような登山道が続く。

7/14 6:42

霧深くなってきた。

7/14 6:51

マイズルソウ。

7/14 6:58

三沢清水。
水量は少ない。

7/14 7:03

7/14 7:06

タニウツギ。

7/14 7:10

イワカガミ。

7/14 7:11

ハクサンサンチドリ。

7/14 7:20

やっぱり視界はほとんどなし。

7/14 7:22

ツマトリソウ。

7/14 7:23

スダヤクシュ。

7/14 7:23

ニョイスミレ。

7/14 7:28

ついに、あこがれの姫と対面。
この花がずっと見たかった。
この時期、もう終わっていないかと思っていたが、まだ、咲いていてくれた。。。

7/14 7:29

感激！
小柄で清楚な花。

7/14 7:30

淡いピンク。

7/14 7:30

ユリというと、少し高飛車感があるが、ヒメサユリは控えめでやさしい感じがする。

7/14 7:31

ヨウラクツツジのピンクも美しい。

7/14 7:32

古寺山の前後には、ヒメサユリが咲き乱れていた。

7/14 7:33

古寺山を通過。

7/14 7:33

ハクサンシャクナゲ。

7/14 7:33

霧に濡れて、あでやか。

7/14 7:36

まだ雪渓が残る。

7/14 7:38

ナニコレ！

7/14 7:38

蕾も多い。

7/14 7:38

すごい。

7/14 7:38

こんなに咲いているなんて。想像以上。

7/14 7:38

もう先に進めません。

7/14 7:39

美しい。

7/14 7:39

淡いピンクがエレガント。

7/14 7:39

7/14 7:40

7/14 7:40

まさにヒメサユリロード。

7/14 7:40

これは、現実か？、幻か？

7/14 7:40

7/14 7:41

1つ1つの花に個性がある。

7/14 7:41

どこまで続くんだろう。

7/14 7:41

牛歩状態。
ついついカメラを向けてしまう。

7/14 7:42

ハクサンシャクナゲもきれい。

7/14 7:45

ニッコウキスゲは数輪。
ここでは、居心地悪そう。

7/14 7:56

ハクサンチドリ。

7/14 7:57

アカモノ。
雨に白い花がぽつぽつと落ちている。

7/14 8:00

う回路分岐まで来た。雨が降り出してきたので、かっぱを着ていると、2人の女性登山者とすれ違い。
小朝日岳の稜線は風が強いらしい。
行きは小朝日岳への稜線を避けてう回路（巻道）に進むことに。雨は、その後、直ぐやんだ。

7/14 8:11

巻道は、小朝日岳をトラバース気味に進む道。
少し上って、ずっと下って、また、合流点まで登る。
調子よく上った後にぐんぐん下るのはつらい。帰りはう回路はやめよう。

7/14 8:12

ユキザサ。

7/14 8:14

イワカガミ。

7/14 8:14

7/14 8:27

？（調査中）

7/14 8:27

ミヤマママコナ。

7/14 8:28

再び姫。

7/14 8:29

枝ぶりの見事なダケカンバ。

7/14 8:33

白花のハクサンシャクナゲ。

7/14 8:34

ひっそり咲く、ニッコウキスゲ。

7/14 8:43

濃いピンクのヒメサユリ。

7/14 8:43

一輪一輪、ピンクの濃さが違う。

7/14 8:44

ここもヒメサユリ・ロード。

7/14 8:45

尾根道になった？
依然として視界悪し。。。
ここまでどう来て、今後どんな道を歩くのか、全然イメージできない。。。

7/14 8:46

まだまだ、ヒメサユリの世界。
何度見ても見飽きない。

7/14 8:47

後ろ姿。

7/14 8:47

7/14 8:47

くさむらにもたくさん。

7/14 8:48

7/14 8:48

まだまだ、見ごろは続きそう。

7/14 8:49

7/14 8:49

7/14 8:50

7/14 8:50

7/14 8:50

7/14 8:52

オレンジがかったヒメサユリ。

7/14 8:58

ヒメサユリ・ロードまだまだ続く

7/14 8:59

7/14 8:59

時々、シャクナゲ。

7/14 9:00

7/14 9:00

7/14 9:01

7/14 9:03

ハクサンシャクナゲも負けていない。

7/14 9:04

7/14 9:05

ケルンを通過。

7/14 9:07

まだまだ。

7/14 9:08

7/14 9:08

2つ目のケルンを通過。

7/14 9:14

ガレ場を通過。

7/14 9:19

石畳みの階段へ。

7/14 9:21

ノウゴウイチゴ。
岐阜県にある、能郷白山が名前の由来。

7/14 9:21

尾根歩きから、階段に変化。
登り切って、銀力水のところを通過。

7/14 9:30

急登となる。
2か所ほど、雪渓を通過。
溶けている脇を通れば、アイゼンは不要。

7/14 9:34

ゴゼンタチバナ。

7/14 9:35

小屋も近いか？

7/14 9:38

ヒナウスユキソウ。

7/14 9:38

ネバリノギラン。

7/14 9:40

チングルマはほとんど綿毛となっているが、少し、花が残っている。

7/14 9:43

緑のコケに咲く、ヒナウスユキソウ。

7/14 9:50

ミヤマリンドウ？の子供。

7/14 9:50

7/14 9:51

チングルマ。

7/14 9:51

ヒナウスユキソウ。

7/14 9:52

そうこうしているうちに、
靄のなか、避難小屋が突如として姿を現した。

7/14 9:52

避難小屋の近くには、イブキトラノオ。

7/14 9:53

ハクサンフウロも。

7/14 9:54

小屋の横には、鐘。

7/14 9:54

7/14 9:54

西朝日岳と大朝日岳の分岐。
天気が良ければ、すばらしい景色が広がるのだろうな。。。

7/14 9:55

ヨツバシオガマ。

7/14 9:55

サラサドウダンツツジ。

7/14 9:55

7/14 9:55

ヨツバシオガマ。

7/14 9:56

ヒナウスユキソウ。

7/14 9:56

シルバー色。

7/14 9:58

？

7/14 9:58

ふわふわ。

7/14 10:02

ひょっとして・・・

7/14 10:02

オノエラン。

7/14 10:04

ネバリノギラン。

7/14 10:05

ヨツバシオガマ。

7/14 10:09

山頂かな？

7/14 10:10

そうです。大朝日岳山頂に到着。

7/14 10:10

ひたすらブナ、ヒメサユリを見ながら歩いた辿りついた山頂。
100名山97座目。
360度の展望を想像し、山頂付近をぐるりと回って下山開始。

7/14 10:13

ヒナウスユキソウがあたり一面に。
もやの中に、銀色が広がっている。

7/14 10:18

オノエラン。

7/14 10:20

これから咲く、ハクサンシャクナゲのつぼみ。

7/14 10:22

ヒナウスユキソウ。

7/14 10:39

避難小屋で軽く菓子パンをパクリ。

7/14 10:41

イワギキョウ？　チシマギキョウ？

7/14 10:41

画像拡大してみると繊毛があるので、
チシマギキョウのようです。

7/14 10:49

7/14 10:56

急な下り、雪渓は避けて脇を歩けば大丈夫。

7/14 11:15

7/14 11:21

7/14 11:21

帰りもヒメサユリざんまい。

7/14 11:22

何回見ても、きれい

7/14 11:22

7/14 11:39

？

7/14 11:45

分岐を、今度は、小朝日岳に向かおう。

7/14 11:47

7/14 11:54

かなりの急登でした。

7/14 11:59

ここにも、ヒメサユリ。

7/14 11:59

今日は、大朝日岳＝ヒメサユリ・ディ。

7/14 12:04

7/14 12:04

ササユリの半分くらいの大きさ。

7/14 12:04

7/14 12:09

7/14 12:10

ホワイトなハクサンシャクナゲ。

7/14 12:11

7/14 12:12

ミヤマホツツジ。

7/14 12:17

7/14 12:17

7/14 12:18

7/14 12:19

ハクサンチドリ。

7/14 12:19

7/14 12:21

小朝日岳山頂。
引き続き展望無し。

7/14 12:21

でも、この花が見れただけでも満足。

7/14 12:22

7/14 12:22

7/14 12:31

2時間ほど前にみた風景。

7/14 12:31

巻道との分岐まできた。

7/14 12:48

7/14 12:52

7/14 13:13

7/14 13:23

再びブナの大木を見ながら進む。

7/14 13:25

7/14 13:38

7/14 13:48

7/14 13:55

一服清水まで降りてきた。もう少し。

7/14 13:58

ふと、何かと目があった。

7/14 13:58

自然芸術。
「ウサギの住むブナの木」と名付けよう。

7/14 14:09

7/14 14:09

7/14 14:23

7/14 14:29

合体の木。

7/14 14:40

こんな木も。
「元気が出る木」

7/14 14:45

7/14 14:56

古寺鉱泉に到着。

7/14 14:57

7/14 15:00

お疲れ。
今日は、感動的なヒメサユリとブナの登山でした。。。

撮影機器：

EOS M2 CANON

感想

kaitoron

東北遠征第一弾です。
雨・暑さ対策の伊吹山トレの効果なのか、伊吹山トレ同様に、大朝日岳も曇り時々小雨の天気でした。
山々の展望なくしても、初めて会うヒメサユリが登山道の左右に咲き乱れ、十二分に感動的な山歩きを楽しむことができました。

古寺山からは、写真撮影でのろのろ登山です。
ヒメサユリ以外にも、ハクサンシャクナゲ、ヒナウスユキソウ、オノエラン、なども見ることができました。

コメント

harehareyama

圧巻のヒメサユリ
kaitronさん、初めまして、こんにちは。
ヒヒメサユリが延々と続いて、本当に素晴らしいですね。またブナの力強さ、冬の豪雪を感じさせます。
素晴らしい山行、有り難うございました。

kaitoron

Re: 圧巻のヒメサユリ
harehareyamaさん
ありがとうございます。
最初はブナの包容力、そして、古寺山からは可憐なヒメサユリにずっと癒されながらの登山でした。東北のこの地域にしか咲かない、ヒメサユリを見たいみたいとずっと思ってました。今回、ヒメサユリが咲き乱れる圧巻の景色を見て、大満足です。
天気が良い日だったら、さらに、何時間かかっていたかわかりません。

harehareyamaさんの利尻・礼文の旅、懐かしく拝見させて頂きました。
利尻山の山容、礼文島の花、エゾバフンウニのウニ丼、いいですね。