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Yamareco

記録ID: 1934636
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

鶏冠山〜破風山〜雁坂嶺(道の駅みとみより周回)

2019年07月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
11:09
距離
20.8km
登り
1,973m
下り
1,965m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:18
休憩
0:50
合計
11:08
5:42
4
5:46
5:47
11
6:11
6:11
9
6:20
6:20
11
6:31
6:49
86
8:15
8:15
62
9:17
9:17
17
10:03
10:04
44
10:48
10:48
65
11:53
12:06
10
12:16
12:16
5
12:21
12:21
35
12:56
12:56
32
13:28
13:28
22
13:50
13:50
44
14:34
14:35
21
14:56
14:57
31
15:28
15:29
24
15:53
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15
16:08
16:08
21
16:43
16:43
7
16:50
ゴール地点
天候 曇りときどき小雨
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅みとみに停めさせていただきました。
紅葉時期ではない&天候も微妙だったので駐車場はガラガラでした。
コース状況/
危険箇所等
■道の駅みとみ〜西沢渓谷(二俣吊橋)
舗装路〜一般的な観光道路です。途中の「ねとりインフォメーション」にはトイレもあります。

■西沢渓谷〜鶏冠山
渡渉を経て急峻な尾根を登り、岩稜帯を登ります。
【渡渉】
鶏冠谷出合に橋はなく、徒渉が必要です。
「飛び石で何とかなるだろう」と行ってみたのですが、前日までの雨で水量が増えており無理でした。(もう少し上流へ行けば飛び石できそうな箇所もあり、それを手伝うように左岸にワイヤーもあったのですが、ワイヤー下部の足場が増水でNGでした)。靴を脱いで素足で渡渉しましたが深さは膝くらいまであり、ズボンが濡れました。また川底(石)は苔で滑りやすかったです。数日晴天続きで水量が減っているときを除き、渡渉の準備をされていった方がよいと思われます。
【岩峰】
第一岩峰および第二岩峰にはクサリが付けられています。これらにも頼りながら、三点支持および確実なホールド、ボディーバランスは必須です。ちなみにこれら二峰には巻き道はありませんので必ずこれらを越えていくことになります。
第三岩峰は大きな一枚岩、そこから続く岩稜がクサリなしです。ここには巻き道があり、私はそちらを使いました。

■鶏冠山〜木賊山
道は荒れています。覆いかぶさるシャクナゲ、頻繁に現れる倒木跨ぎ(潜り)で思いのほか時間もかかります。さらに山肌をトラバースする道が時に急登で時にだらだらと長く続きます。

■木賊山〜雁坂峠
気持ちのいい尾根歩きです。「西破風山」「東破風山」「雁坂嶺」と3つのピークを、150m程度のアップダウンを繰り返して進んでいきます。

■雁坂峠〜道の駅みとみ
背の低い笹原をグングン下って高度を下げていきます。その後も林の中を九十九折で下ります。後半は舗装路に出て道の駅まで、このアスファルトの堅さが、長く歩いてきた足裏に結構堪えます。
行ってきます。
2019年07月20日 05:44撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
7/20 5:44
行ってきます。
ねとりインフォメーションに設置されていた案内図。何気なく「ふんふん・・・」と見ていたけれど、こうして見直すと鶏冠山(第三岩峰)から木賊山は遠いですね。
2019年07月20日 05:57撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
7/20 5:57
ねとりインフォメーションに設置されていた案内図。何気なく「ふんふん・・・」と見ていたけれど、こうして見直すと鶏冠山(第三岩峰)から木賊山は遠いですね。
西沢渓谷へ入る吊橋を渡ります。
2019年07月20日 06:08撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 6:08
西沢渓谷へ入る吊橋を渡ります。
吊橋の上から目指す鶏冠山を望みます。独特な山容はまさに「とさか」ですね!
2019年07月20日 06:08撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 6:08
吊橋の上から目指す鶏冠山を望みます。独特な山容はまさに「とさか」ですね!
鶏冠山へはこの看板の手前から入って行きます(小さいですが青い案内板もあります)。私はこれを見落とし、しばらく渓谷方面に進んでしまい、戻りました。
2019年07月20日 06:21撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 6:21
鶏冠山へはこの看板の手前から入って行きます(小さいですが青い案内板もあります)。私はこれを見落とし、しばらく渓谷方面に進んでしまい、戻りました。
河原に出ました。ところどころにはピンクテープも貼られています。
2019年07月20日 06:24撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 6:24
河原に出ました。ところどころにはピンクテープも貼られています。
鶏冠谷出合、徒渉ポイントです。ここは水量が多くて難しそうなので・・・
2019年07月20日 06:27撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 6:27
鶏冠谷出合、徒渉ポイントです。ここは水量が多くて難しそうなので・・・
少し上流にて、靴を脱いで渡渉しました。(水深は膝丈くらいでした)。
2019年07月20日 06:30撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 6:30
少し上流にて、靴を脱いで渡渉しました。(水深は膝丈くらいでした)。
鶏冠尾根スタートは水流のある岸壁、まるで何かのアトラクションのようです。
2019年07月20日 06:47撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 6:47
鶏冠尾根スタートは水流のある岸壁、まるで何かのアトラクションのようです。
斜度のある坂をぐんぐん登っていきます。尾根はダケカンバの緑がきれい。
2019年07月20日 06:55撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 6:55
斜度のある坂をぐんぐん登っていきます。尾根はダケカンバの緑がきれい。
岩が出てくるとアスレチックらしくなります。
2019年07月20日 07:36撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 7:36
岩が出てくるとアスレチックらしくなります。
大きな岩壁の下に出ました。ここは左に巻いていきます。
2019年07月20日 07:49撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 7:49
大きな岩壁の下に出ました。ここは左に巻いていきます。
2019年07月20日 07:55撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 7:55
チンネのコル
2019年07月20日 08:12撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 8:12
チンネのコル
なかなかワイルドだったりもします。
2019年07月20日 08:16撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 8:16
なかなかワイルドだったりもします。
この岩は左から巻いて登りました。
2019年07月20日 08:31撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 8:31
この岩は左から巻いて登りました。
第一岩峰。しっかりとしたクサリも降ろされています。
2019年07月20日 08:35撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 8:35
第一岩峰。しっかりとしたクサリも降ろされています。
岩場を登ってる途中に花を見つけると、ドキドキしながらカメラを取り出します(^^;)
2019年07月20日 08:39撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 8:39
岩場を登ってる途中に花を見つけると、ドキドキしながらカメラを取り出します(^^;)
登ってきたルートを見下ろすと、なかなかのスリル。
2019年07月20日 08:42撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 8:42
登ってきたルートを見下ろすと、なかなかのスリル。
雲海の上、意外にも眺望がありました。ここでコーヒータイムにします。
2019年07月20日 08:53撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 8:53
雲海の上、意外にも眺望がありました。ここでコーヒータイムにします。
このあと縦走する予定の破風山、雁坂嶺
2019年07月20日 08:36撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 8:36
このあと縦走する予定の破風山、雁坂嶺
飛龍山、三頭山
2019年07月20日 08:36撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 8:36
飛龍山、三頭山
大菩薩嶺と連なる峰々
2019年07月20日 08:36撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 8:36
大菩薩嶺と連なる峰々
南アルプスだと思うのですが・・・見えている部分の同定できず。
2019年07月20日 08:36撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 8:36
南アルプスだと思うのですが・・・見えている部分の同定できず。
5月に登った乾徳山と黒金山
2019年07月20日 08:42撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 8:42
5月に登った乾徳山と黒金山
国師ヶ岳はどっしり、存在感ありますね。
2019年07月20日 08:42撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 8:42
国師ヶ岳はどっしり、存在感ありますね。
西沢渓谷を見下ろすと、朝渡った吊橋が見えました。
2019年07月20日 08:54撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 8:54
西沢渓谷を見下ろすと、朝渡った吊橋が見えました。
これから進む先、第三岩峰に先行されるお二方が取り付いています。
2019年07月20日 08:54撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 8:54
これから進む先、第三岩峰に先行されるお二方が取り付いています。
第二岩峰。クサリの垂れた右側からで取り付きにやや苦労しましたが、左側からだとクサリなしでも登れたようです。
2019年07月20日 09:03撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 9:03
第二岩峰。クサリの垂れた右側からで取り付きにやや苦労しましたが、左側からだとクサリなしでも登れたようです。
第二岩峰登頂、第一岩峰を振り返って。
2019年07月20日 09:06撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 9:06
第二岩峰登頂、第一岩峰を振り返って。
そして進む先には、第三岩峰です(この時点でたぶんムリだと思ってる)。
2019年07月20日 09:18撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 9:18
そして進む先には、第三岩峰です(この時点でたぶんムリだと思ってる)。
その下に立ち、やはり自分では無理だと思いました。先行されたお二方は登っていかれましたし、過去レコを読むと登られている方もいっぱいいらっしゃいます。すごいです!
2019年07月20日 09:23撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 9:23
その下に立ち、やはり自分では無理だと思いました。先行されたお二方は登っていかれましたし、過去レコを読むと登られている方もいっぱいいらっしゃいます。すごいです!
という訳で巻き道から・・・
2019年07月20日 09:39撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 9:39
という訳で巻き道から・・・
第三岩峰に立ちました。山頂のような標識がありますが、「鶏冠山山頂」はもう少し進んだ先にあります(と、後に知りました)。
2019年07月20日 09:40撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 9:40
第三岩峰に立ちました。山頂のような標識がありますが、「鶏冠山山頂」はもう少し進んだ先にあります(と、後に知りました)。
足元に鮮やかな・・・これはアカバナシモツケ?
2019年07月20日 09:42撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 9:42
足元に鮮やかな・・・これはアカバナシモツケ?
しばらく進んで・・・こちらが山頂。
2019年07月20日 10:01撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 10:01
しばらく進んで・・・こちらが山頂。
鶏冠山から木賊山への道(鶏冠尾根)はなかなかに苦労します。このようなヤセ尾根だったり・・・
2019年07月20日 10:24撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 10:24
鶏冠山から木賊山への道(鶏冠尾根)はなかなかに苦労します。このようなヤセ尾根だったり・・・
シャクナゲはすっかり諦めていたのですが、まだ咲いていてくれました!
2019年07月20日 10:30撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 10:30
シャクナゲはすっかり諦めていたのですが、まだ咲いていてくれました!
荒れた足元だったり・・・
2019年07月20日 10:38撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 10:38
荒れた足元だったり・・・
覆い茂ったシャクナゲをかき分け、倒木を跨いだり潜ったりしていきます。蜘蛛の巣が顔に張り付く度に、テンションがどんどん下がっていきます。
2019年07月20日 11:16撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 11:16
覆い茂ったシャクナゲをかき分け、倒木を跨いだり潜ったりしていきます。蜘蛛の巣が顔に張り付く度に、テンションがどんどん下がっていきます。
そしてまったく面白みのない林のトラバース。ときに急登、ときにだらだら迂回・・・
2019年07月20日 11:21撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 11:21
そしてまったく面白みのない林のトラバース。ときに急登、ときにだらだら迂回・・・
木賊山に着いた頃にはテンションはダダ下がり、「徳ちゃん新道で下ろっかなぁ・・・」などと考えていました。甲武信ヶ岳に登る気も起こらず、とりあえずベンチでカップラーメンをすすっていると・・・
2019年07月20日 11:51撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 11:51
木賊山に着いた頃にはテンションはダダ下がり、「徳ちゃん新道で下ろっかなぁ・・・」などと考えていました。甲武信ヶ岳に登る気も起こらず、とりあえずベンチでカップラーメンをすすっていると・・・
目の前に彼が立っていました。
2019年07月20日 11:58撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 11:58
目の前に彼が立っていました。
「森の主」のような立派な雄鹿に励まされ、少し元気が出ました。甲武信ヶ岳には寄らず、破風山方面へ進むことにします。
2019年07月20日 12:11撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 12:11
「森の主」のような立派な雄鹿に励まされ、少し元気が出ました。甲武信ヶ岳には寄らず、破風山方面へ進むことにします。
気持ちのいい林を進み・・・
2019年07月20日 12:12撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 12:12
気持ちのいい林を進み・・・
破風山へ向かいます。
2019年07月20日 12:31撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 12:31
破風山へ向かいます。
2019年07月20日 12:42撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 12:42
破風山避難小屋(この時だけガスがかかりました)
2019年07月20日 12:53撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 12:53
破風山避難小屋(この時だけガスがかかりました)
中はこんな感じ
2019年07月20日 12:54撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 12:54
中はこんな感じ
コルから破風山へ、200mくらい高度を上げていきます。
2019年07月20日 13:00撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 13:00
コルから破風山へ、200mくらい高度を上げていきます。
すると雲海の上に、これまで見えていなかった富士山!
2019年07月20日 13:22撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 13:22
すると雲海の上に、これまで見えていなかった富士山!
アップで。
2019年07月20日 13:20撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 13:20
アップで。
北の方には、両神山から連なる尾根。独特な、すごい山容ですね。
2019年07月20日 13:19撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4
7/20 13:19
北の方には、両神山から連なる尾根。独特な、すごい山容ですね。
西破風山登頂
2019年07月20日 13:26撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 13:26
西破風山登頂
まだこれから開く株もあるんだね!
2019年07月20日 13:32撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 13:32
まだこれから開く株もあるんだね!
降りてきた木賊山、そして登ってきた破風山
2019年07月20日 13:46撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 13:46
降りてきた木賊山、そして登ってきた破風山
東破風山登頂
2019年07月20日 13:48撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 13:48
東破風山登頂
最後のピーク、雁坂嶺へ向かいます。
2019年07月20日 13:51撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 13:51
最後のピーク、雁坂嶺へ向かいます。
ガスは低いところで溜まってくれています。尾根はこのまま歩けそう。
2019年07月20日 14:02撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 14:02
ガスは低いところで溜まってくれています。尾根はこのまま歩けそう。
北八ヶ岳みたいな縞枯れ風景ですね!前回は逆回りだったので気付かなかった・・・。
2019年07月20日 14:05撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
7/20 14:05
北八ヶ岳みたいな縞枯れ風景ですね!前回は逆回りだったので気付かなかった・・・。
そんな立ち枯れの中を進んで・・・
2019年07月20日 14:09撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 14:09
そんな立ち枯れの中を進んで・・・
本日最後のピーク、雁坂嶺
2019年07月20日 14:28撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 14:28
本日最後のピーク、雁坂嶺
雁坂峠へと、なだらかな坂を下っていきます。
2019年07月20日 14:45撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 14:45
雁坂峠へと、なだらかな坂を下っていきます。
峠の手前でウスユキソウ発見。
2019年07月20日 14:54撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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峠の手前でウスユキソウ発見。
雁坂峠。雨が落ちてきたので休憩入れずに進みます。
2019年07月20日 14:55撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 14:55
雁坂峠。雨が落ちてきたので休憩入れずに進みます。
この坂をぐんぐん下って高度を下げます。
2019年07月20日 14:55撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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7/20 14:55
この坂をぐんぐん下って高度を下げます。
林の中も九十九折を繰り返して・・・
2019年07月20日 15:21撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
7/20 15:21
林の中も九十九折を繰り返して・・・
舗装路に出ました。(でも実はここからが結構長い・・・笑)
2019年07月20日 16:04撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
3
7/20 16:04
舗装路に出ました。(でも実はここからが結構長い・・・笑)
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

昨年秋に西沢渓谷を訪れた際、吊橋の上から見えた「鶏冠山」。まさに鶏のトサカを思わせるその山容に、いつか登ってみたいと思っていました。他のユーザーさんのレコを参照に、どうせなら雁坂峠までの周回でロングにしようと道の駅みとみへ出かけました。

渡渉してコーススタート、なかなかの急籐をグングン登っていきます。ミズナラやダケカンバが目立った林はやがてシャクナゲに、先月はさぞかしきれいだたろうなぁと想像します。
やがて斜面は岩場となり、第一岩峰、第二岩峰、第三岩峰と三つのピークを越えていきます。クサリの付いた第一、第二岩峰は登ることができましたが、第三岩峰はその下に立った時点で既に自信がなく、巻き道を取りました。

と、ここまでは良かったのですが・・・
ここから木賊山まで進む道がよくありませんでした。荒れた道、倒木を乗り越え、覆い被るシャクナゲをかき分けて進むうちに顔には蜘蛛の巣が張り付き、気分は滅入っていきます。退屈な林のトラバースをだらだら進む頃にはすっかりテンションは下がってしまいました。
「このまま徳ちゃん新道で下ろっかなぁ・・・」などと考えながら、とりあえず木賊山のベンチでカップラーメンをすすっていると、目の前にニホンジカが現れました。これまで見たことがないほど立派な角を生やした雄鹿はしばらくこちらを見つめると、やがて森の中へ入っていきました。

「森の主」に元気をもらい、進むことにしました。当初予定では甲武信ヶ岳も踏むつもりでしたが、ピークにこだわらずここからは気持ちよく周回しようと切り替えます。昨年は逆回り(雁坂峠→甲武信ヶ岳)で歩いた尾根を記憶を辿りながら歩いていきます。曇りときどき小雨の天気でしたが雲海は低く留まってくれて富士山もきれいに望むことができました。

峠から降りて舗装路をヘロヘロ進んでいると脇の土手で大きな鳴き声がしてシカの親子(メスと小鹿)が白いお尻を見せて跳ねていきました。
終始シカに励まされた周回でした。

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コメント

おつかれさまです!
yoisaさん
周回ロングコースおつかれさまでした。

関東の山はまったく無知ですので、
周回ルート好きの私は、大変興味深くレコ拝見しました。
鶏冠山の岩稜帯は単独ロープ無しでは危険度大のようですね。
でも楽しそう・・・。
立派な角を持つ森の主との出会いも素敵でした!
2019/7/22 12:42
Re: おつかれさまです!
xyzJINさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
実はこの日はxyzJINさんが先月歩かれた「天女山〜権現岳〜赤岳〜真教寺尾根」の周回を狙っていたのですが、地元の天気予報が思わしくなく奥秩父まで出かけました。
途中テンションがすっかり下がってしまい、ショートカットで下ろうかなどとも考えたのですが、「森の主」に励まされてその後の尾根を縦走しました。

ピストンでなく周回できると山の面白さも倍増ですよね。
なかなかすっきりしない空が続いていますが、梅雨が明けたらいっぱい歩きたいですね!!
2019/7/22 13:29
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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