両神山 - やはりハードな八丁峠コース

2011年11月24日(木) [日帰り]

• GPS: 07:31
• 距離: 4.9km
• 登り: 498m
• 下り: 498m

コースタイム

07:30 八丁トンネル駐車場出発
08:51 八丁峠
09:13 行蔵峠
09:26 西岳
10:26 東岳
11:15 両神山頂
13:37 西岳
14:35 八丁峠
15:10 駐車場到着

天候

晴れ（風強し）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八丁トンネル前の駐車場

コース状況／危険箇所等

登山コースは、細かいピークが多くクサリ場の連続で、多少の体力が必要ですが、慎重に行けば問題ありません。ただ、岩場の上り下りで両足親指にマメができました。
なお、利用した駐車場を含む林道は、冬季閉鎖します（12月中旬から4月頃まで）。車で行く場合は事前に確認を。

写真

11/24 9:00

とにかくクサリ場の連続です。

2時間弱で、やっと行蔵峠。

約2時間で、ついに西岳。
ここまでも相当きつい。まだ工程の1/4ほどなのに、本気で撤退を考えた。

降りたら登るんだよ。何回呟いたことか。

おぉ、あれが東岳か。ヒェー。

通ってきた西岳。おぉコワ。

約3時間で東岳。
後ろに二子山が見える。

あの峰々を制覇して来たんだ。
いや、もう一度制覇しなければ。

11/24 11:12

約4時間で、ついに両神山頂（剣ヶ峰）到着。
雪をかぶった富士山も見えてました。

主要な山を示す案内板があった。
携帯で写真を撮ろうとしたら、1枚撮っただけでバッテリー切れになってしまった。後でわかったけど、どうも気温のせいらしい。

11/24 11:15

日向大谷口からの登山者が何組か来ていた。
昼食するには狭いので、早々と引き返す。

11/24 12:02

靴見える？落ちたら、まず命はない。

11/24 12:03

帰路の全容。
尾根筋には違いないが、衝立みたいだ。

11/24 13:37

西岳の手前に龍頭神社奥宮という風を避けられる祠があったので、そこでカップヌードル（カレー味）とおにぎり（梅）を食べた。

向こうのピークがさっきの西岳。距離は近いんだけどね。

何個目かのピーク。険しいクサリ場は残りわずか。だといいな。

11/24 14:04

途中で見つけた。方向的にあれはもしや筑波山？

11/24 14:35

八丁峠の展望所。だいぶお疲れのようで。

11/24 15:04

クサリ場は、登り用下り用だけじゃなく、横用ってのもあるのね。

さすが上級者向け。体力的にも予想以上に厳しい登山だった。
久しぶりに腕足共に筋肉痛に見舞われ、この辺が自分の限界ギリギリなのかなぁ。でも満足。

撮影機器：

COOLPIX S8000 ニコン

感想

kinoe

実は2009年に駐車場がある林道入り口まで来た経緯がある。それは12月の下旬のことで、いざ来てみたら通行止めになっていて断念させられたのでした。
そして今日、リベンジの日を迎えた。風は強いが天気は問題ない。
体調も万全で、張り切って4:30に自宅を出発し、7時頃にまだ誰もいない駐車場に入った。では行くか。
長丁場なのは覚悟しているので、ペースを守って歩く。
すぐさまクサリ場のお出ましだが、これも予定通りだ。八丁峠を越えたあたりから登り下りの繰り返しになり、ストックはむしろ邪魔なのでザックにしまった。
何個目かのクサリ場を前にして、「まだ先は長いし大丈夫かなぁ。戻るなら今だ。」と真剣に考える。
思えば、クサリ場と言っても、念のためについているようなものしか今までの自分には経験がない。ここのは、完全に命を預けるための信頼と勇気と覚悟が必要なクサリだ。うーーん。悩んだ末、クサリを信じることにした。クサリを離さない自信はある。
あとは、体力と相談しながら慎重に確実に、ひとつひとつクリアしていくだけだ。
ただ精神的には冷静さを取り戻し、徐々に景色を楽しむ余裕も出てきたように思う。
こんな感じで、何とか目的（リベンジ）を達成できたが、それなりに危険を伴うコースであることは間違いないので、万が一に備えて、もしかしたら一人ではなく複数で挑むのが正しい挑み方なのかもしれない。
でもやっぱり、最高に充実した登山（縦走）だったなぁ。