ウルトラトレイルマウントフジ
コースタイム
ゴール5/20 03:30
天候 | 18日19日晴れ、20日午後一時雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
156kmのレースなので危険は全くなし。 エイドは充実、スタッフは親切。 関門タイムは緩い。 正に至れり尽くせりの大会でした。 |
感想
UTMFの個人日記
5/18(金)6:40起床。
自家用車で会場へ。
会場へ廻るが既に第一駐車場は満車。
第二駐車場はトイレ無し。
ここで身支度を行い、シャトルバスで会場へ。
慌ただしいので事前に全て装備(服,テーピングなども)して臨んだほうが
良かった。
13時過ぎに現地入り。受付でドロップバック、参加賞など受け取り
荷物検査へ進む。
トレイに装備品を全て出し、チェック。
特に封印などは無く、厳密な感じはしない。
装備品をサロモンザックへ戻し、ドロップバックも最終チェック。
ドロップバックにはストック、予備ヘッドライトも入れた。
防寒としてシリウスも。
袋は大きいので十分な余裕がある。
水はハイドレにヴァームウォーター1Lのみ。
胸ポケットに空ボトルを刺した。
バックと荷物は会場奥のトラックへ預ける。
更衣室、トイレやゴミ捨て場、水場はその途中にあり。
スタートまでをくつろぐ。
持参したジェルとスーパーヴァームを30分前に飲む。
スタート
程なくゆるい斜面の林道へ
事前にKTMで下見して正解。
先が分かるのは精神的に楽。
マイペースで割とゆっくり進む。
脱水に注意し、しっかり給水。
舗装路を下る。ここは膝を労り慎重に。抜かれまくる。
ローカルな山道から林道を下り、舗装路へ。
チームメイトと一緒に1CTへ。
AS1 02:12:04 17:12:04 175位
水はそれなりに飲んでいたのでボトルへ半分程度水補給。
補給うどんを取り、我慢していたトイレへ。
しかし2個しかなく、5分以上程度待った。
工業団地内は地元観客の声援が飛ぶ。
寂しい林道を経て、杓子山登山道へ。
ここはストック禁止区間だが、結構みなさん使ってます。
まったく把握していない様子。
マイペースで苦しくないペースで進む。
杓子下りから暗くなり、ハンドライトを持ったが、ヘッドにしておけば
良かった。
結構険しい下りを経て、二十曲峠へ。
AS2 04:46:14 2:34:10 19:46:14 120位
飛ばした感じはなかったが、順位がアップしていた。
エイドにそばは無かった?(ぱん食べたかな)。
水はボトルへ補給。
石割山を越えて道志街道へ。いつものローソンが見える。
そして山中湖へ。
AS3 05:40:19 0:54:05 20:40:19 96位
ゆっくりペースの割に順位は上がっている。
皆慎重なんだろう。
まりも汁を食べる。
ここまでノースリーブ+アームカバー+ランパン。
流石に寒く、ロンTを着用。
この日はランパンでも寒くなかった。
このあたりのロードから痛めている足首の痛みが酷くなる。
いやだけど薬を飲み、かなりスローで山道へ。
やや片目がかすんでいる。見えずらい。
木の根に足を取られ大転倒。右ひざを打ち付けた。
派手な階段を渡って須走り着。
AS4 08:33:23 2:53:04 23:33:23 107位
予想の8時間よりやや遅い。前半が思いのほかハードだったから?。
足首痛もそれなりなんでこんなもんか?
水、パン、押し込み、階段の上のなめこ汁、甘酒戴く。
太郎坊へ向かうロードは足首痛のため忍の歩き。
電池消耗抑えるため消灯した。
程なく演習場内へ。
バイクでぶっ放したら楽しそうな火山灰地帯を抜け、急斜面を登りきると太郎坊。
最後は受けを狙ってしっかり走り登った。
AS5 10:23:42 1:50:19 01:23:42 107位 61km
水補給。そばやパンを食べる。カップめんはお腹いっぱいでNG。。
下りは辛抱。足首も膝もきてます。
ここから溶岩地帯へ。
左目はかすみまくってほぼ見えない。
目薬差しながら片目で進む。
溶岩帯でこけて痛い思いをする。
更にペースを落とす。
水ヶ塚着
AS6 11:29:48 1:06:06 02:29:48 110 位
目は悪くなる一方。
水餃子食べ、カツサンドとアンパンはデポ。
(重いので歩きながら半分ずつ食べた)
演習場内をうねうね走り回り、こどもの国へ
AS7 13:15:36 1:45:48 04:15:36 103位 76km
よろよろ進んでいた割には順位UPしていたようだ。
ルートをロストした人を交わしたのかも??。
バッグ品からハンドメイドスペシャルストック、一部の食料を補給。
ハンドライトの電池を交換。
エアーサロンパスを足首と膝へにかけまくる。効いたかは??
汁物を取り、トイレでゆっくり用足し。顔も洗う。
出るときは4:50になっていた。
長い林道をゆっくりと走る。
足首が調子悪く終盤から歩きが入る。
明るくなり目は徐々に回復してきた。
北山へ。(W1)
水補給とトイレをゆっくりと。
日も昇り暖かくなっていたので寝ている人もいる。
既に走れない自分はさっさと出発。
林道になるのかと思いきや、鉄塔巡視のアップダウンをちょこまか
と永遠繰り返す、非常に飽きるイヤーなルート・・・。
後で聞いた話では鉄塔は27あったそうな。。
痛みもありほとんど走れない。
短い登りで頑張り、平たん路はストックで押しの早歩き。
下りはヨロヨロ。
ようやく鉄塔エリアが終わり、市街地へ出てから
怪しげな国道裏の雑木林を抜け、やっと西富士中学へ。
AS8 18:14:56 4:59:20 09:14:56 132位 102km
順位は大きく落とした。
人は少なめ。天子山塊越えのため水はハイドレ、ボトルへ満タン。
気温も上がるためトータル2リットル以上もった。
焼き菓子なども持ってゆけと勧められ、食料もOK。
出発時に装備チェックが入る。
しかし、問診のみだった。全部出してチェックしていることもあったらしい。
ザックの大きさで判断しているのかもしれない。
荷物も重たく足首は数歩で痛みだす。裏路地も全く走れない。
天気も良いのでのんびり散歩気分で進んだ。
そして天子山塊突入。
試走しているので覚えているが、やはり厳しいことに変わりない。
同じようなペースの集団でゆっくり進んだ。
ストックに助けられた。
熊森山の給水は十分だったので受け取らず。
途中、STYトップの走りを見た。流石に軽やか。
地蔵峠で寒さ対策で服を着込む。足もレッグウォーマー装着。
毛無山付近は激しくガスっておりときより雨も降った。
毛無を超え、竜が岳の登りで日が落ち、ライト装備。
山頂分岐でロストしている者も多くいたようだった。
下りはさほどテクニカルではないので、何とか走って下山。
しかし下山後芝生は全く走れない。
本栖湖到着
AS9 29:15:32 11:00:36 20:15:32 147位 129km
ボランティアスタッフの友人と再会、更に職場の後輩が予告なしに
現れてビックリ!でも嬉しかった。
カレーとわっぱ飯をがつがつとたいらげた。
友人二人に激励を受けながら元気に再出発!
樹海も試走路だったので不安は無い。
それにしても足首が痛む、後々大丈夫か不安になる。
さほど疲れは無かったが、この辺で木々が動物の顔に見える。
驚くこと無く淡々と歩みを進めた。
鳴沢氷穴
AS10 32:21:10 3:05:38 23:21:10 136位 142km
水とエナジードリンクをのみ、再びトイレ。
ゆっくりと最後の山道へ進む。
足は残っていないが、気持ちは萎えていない。
上りはマイペースで、下りは一歩ずつ転ばないように。
最後の下山で疲労が極限に。
急激に頭や手足がしびれ出す。身体を真っ直ぐに出来ない。
これは危険だなと思い、斜面にねっ転がり目をつぶること数十秒。
寒いから眠ることは出来ないが、しっかり回復することが分かった。
これを2〜3回繰り返した。
大会中の横に成った時間は合計1〜2分だろうか。
貴重な良い経験をさせてもらった。
湖岸路にでてからもほとんど歩いた。
ゴールまで数キロで防寒を脱ぎ、ストックを持ちヨロヨロ走る。
Finish 36:34:12 4:13:02 03:34:12 163 位 156km
目標だった笑顔のゴール(だったと思うが)ができた。
出迎えた鏑木さんへ「楽しい大会をありがとうございます!」と挨拶。
<個人的感想>あくまで個人の感想です
長くしんどい大会ではあるが、非常に達成感もあり、またエイドや体制の充実が感じられた。
一方、関門タイムはゆるく、エイドが多いので競技としての「旨み」は低い。
試走や単なる縦走のほうがはるかに危険で難しい。
とは言え、素晴らしい富士のロケーションを満喫出来存分に楽しめたことは間違いない。
大会関係者とボランティアスタッフの方々へ深く感謝したい。
記録読ませていただきました。
この記録を読んでしまうと、自分の記録がまるでピクニックの様ですね。
ギリギリの中での体力との押し問答、お疲れさまでした。
素晴らしい記録です。
ainuさん
人それぞれの楽しみ方がありますから。
私は追い込まれるのが好みなようです(変態かっ!)
予想の30h位?とは大きくかけ離れたタイムです。
お恥ずかしい・・・
天子越えはきつかったですねえ。
来年開催されたら、また参加したいと思っています。
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