幌尻岳 北海道の百名山を制覇しました！

2019年08月14日(水) [日帰り]

• GPS: 06:26
• 距離: 25.4km
• 登り: 1,622m
• 下り: 1,622m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:04
• 合計: 6:26

5:00 第2ゲート
5:17 5:17 奥幌尻橋 登山口
5:51 5:52 北海道電力取水施設
6:54 6:56 幌尻山荘
7:35 7:35 命の水
8:20 8:20 大岩
8:21 8:21 振内・新冠コース分岐
8:31 8:31 幌尻岳
8:36 8:36 振内・新冠コース分岐
8:38 8:38 大岩
9:15 9:16 命の水
9:43 9:43 幌尻山荘
10:45 10:45 北海道電力取水施設
11:15 11:15 奥幌尻橋 登山口
11:27 第2ゲート

天候

晴れのちにガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車 船

本州から自家用車を積んで新日本海フェリーで苫小牧東港へ入港。道内は車移動。とよぬか山荘に前泊するも、沢の増水でシャトルバスが出ず登山を断念。予定を変更し、雌阿寒、斜里、羅臼、利尻と回り、再びとよぬかに戻って最終日の登頂を狙いました。
幌尻岳の登山ルートはとよぬか山荘からシャトルバスで入る額平川コース、北側からアプローチするチロロ林道、南側の新冠コース(陽希コース)の三つ。最も一般的なのは額平コースですが、沢が増水するとバスが出ない。チロロ林道は渡渉が少なめで雨に強いがルートが長い。新冠コースは渡渉が石飛で一回だけだがイドンナップ山荘から登山口の新冠ぽろしり山荘まで林道歩き19キロ。ですが去年と今年は土砂崩れのため町道入口ゲート付近から車が入れず30キロ以上歩きが延びて、合計約50キロの林道歩き。しばらく天気悪かったので新冠コースを考えましたが(自信はあるんだけどな)、とよぬか山荘に確認したところ確実にバスが出そうとのことで額平川コースにしました。
シャトルバス利用者、宿泊者はとよぬか山荘に駐車できますが、車内泊は禁止だそうです。
シャトルバスは往復4000円です。山荘は素泊まり3000円で二食付き5000円です。シャトルバスは予約制ですが、登山者の都合に合わせて融通をきかせてくれます。

コース状況／危険箇所等

山と高原地図には、シャトルバス発着場の第２ゲートから幌尻山荘まで7.5キロとありますが、GPSではシャトルバス発着場が地図よりもっと西にあるようで、幌尻山荘までの距離も10キロ以上ありそうでした。
この日の渡渉は股下くらい(足が長ければ膝上くらい…)。水量は少なくはなかったです。
熊います。自分は山頂付近のカールで見ましたが、他の登山者の方は渡渉の辺りで見たそうです。

その他周辺情報

一番近いのはびらとり温泉ゆから。自分はちょっと遠いですが新冠温泉レ・コードの湯に行きました。とてもきれいな施設でまったりできました。

写真

8/9 18:41

北海道入りした時に撮ったとよぬか山荘。この時は沢の増水で登れませんでした。

8/9 18:42

廃校になった小学校を山荘にしたそうな。

8/9 19:14

中はこんな感じできれい。

8/9 19:15

ベッドも快適。お風呂もコインランドリーもあります。

8/14 5:01

シャトルバス発着場です。

8/14 5:01

シャトルバスに乗り遅れたらここでビバークだそうです。でも快適に休めそう。

8/14 5:03

登山開始。最初は林道を歩きます。

8/14 5:29

崖崩れ。

8/14 5:30

幌尻山荘は右。

8/14 5:37

デカイ落石。

8/14 5:47

土砂崩れが道を塞いでいます。

8/14 5:48

デカイ岩です。

8/14 5:48

斜面の崩落。

8/14 5:50

水が流れています。

8/14 5:51

北海道電力、取水施設に着きました。

8/14 5:51

ここから登山道に入ります。

8/14 5:51

登山道はこちら。

8/14 5:54

いきなり鎖場。

8/14 5:54

ここは岩から水が滲み出てできる水溜りで、珍しく生物がいるそうな。

8/14 5:54

ほんとにいた。なんとかサンショウウオ。

8/14 6:13

渡渉開始地点に着きました。沢靴に履き替えます。ドンキで買った沢靴600円。

8/14 6:14

水はちべたい。

8/14 6:50

幌尻山荘に到着するです。

8/14 7:34

命の水は左。

8/14 7:34

晴れそうだぞう〜

8/14 7:40

戸蔦別かな？

8/14 7:40

いい天気です。

8/14 7:49

カールが美しい。

8/14 7:49

美しい尾根。

8/14 7:50

急登を登ります。

8/14 7:54

命の水の先の急登を登れば稜線あるきになります。

8/14 7:55

高山植物。

8/14 7:55

きれいですね。

8/14 8:21

分岐点です。

8/14 8:25

ケルン？

8/14 8:26

幌尻岳に登頂しました！これで北海道の百名山を制覇！

8/14 8:26

石碑と三角点。

8/14 8:26

美しい稜線。

8/14 8:26

素晴らしい展望です。

8/14 8:26

カール。

8/14 8:26

ほんとに素晴らしいカール。

8/14 8:27

撮ってもらいました。

8/14 8:28

山頂の標のうらに説明書きがあります。

8/14 8:30

奥深い山です。

8/14 8:47

ガスが立ち込めてきました。そろそろ下山します。

8/14 8:52

写真撮れませんでしたが、ここに熊がいました。

8/14 9:15

命の水を飲んで帰りました。

8/14 9:51

幌尻山荘を過ぎ、渡渉ポイントまで来ました。沢靴ではなく、トレランシューズで渡渉を試してみます。

8/14 10:00

意外なことに結構安定している。草鞋よりは歩きやすい。

8/14 10:00

どんどん渡渉します。

8/14 10:21

この橋を渡れば林道までもうすぐ。

8/14 10:24

水がきれい。

8/14 10:45

橋を渡って林道に出ます。

8/14 10:48

落石ポイントまで戻りました。

8/14 11:27

そしてシャトルバス乗り場に到着です。

8/14 11:38

プレハブとシャトルバス。

8/14 11:43

シャトルバスでは冷えた飲み物買えます。セイコーマート限定のガラナ。うまし。

8/14 13:06

とよぬか山荘に戻りました。お疲れでした。

撮影機器：

PENTAX K-70 ボディ ペンタックス

iPhone 7 Apple

感想

いたちゃん

百名山最難関と言われるだけあって、登るのに苦労しました。天候不良で過去に三度断念。今回が四度目でした。台風でフェリー欠航になるかも知れず、乗船を一日早めました。幌尻山荘に泊まるつもりが、フェリーを早めたことで日帰りが必須となりました。
思ったより早く降りれたので、シャトルバスを最終便から12時発の便に変更しました。無事にフェリー乗れましたが、台風の影響で敦賀に入港出来ず、若狭湾で一晩過ごしました、というか今若狭湾にいるんですけど。
それにしても北海道は百名山やってる人が多い。ここはやはり最後まで残るらしく、話した人はみんな90座以上登っている人ばかりでした。山荘では百名山あるあるの話で盛り上がりました。