栂池から白馬岳へ〜のんびり2days trip〜

2019年08月18日(日) 〜 2019年08月19日(月)

• GPS: 11:35
• 距離: 15.9km
• 登り: 1,297m
• 下り: 1,886m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 0:19
• 合計: 8:09

8:21 栂池ヒュッテ
8:22 8:22 栂池山荘
9:24 9:25 天狗原/白馬岳神社
9:38 9:38 風吹大池方面分岐
10:50 10:55 乗鞍岳
11:27 11:28 白馬大池山荘
13:02 13:03 船越ノ頭
14:05 14:05 小蓮華山
15:02 15:02 三国境
15:50 16:00 白馬岳
16:17 16:18 白馬山荘
16:30 白馬岳頂上宿舎

2日目

• 山行: 3:25
• 休憩: 0:27
• 合計: 3:52

7:39 白馬岳頂上宿舎
8:16 8:16 避難小屋
8:34 8:40 岩室跡
10:26 10:44 白馬尻小屋
10:45 10:46 白馬尻荘
11:28 11:30 猿倉荘
11:31 ゴール地点

天候

18日 晴れのち曇り　19日 晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き：八方第5駐車場に車を止めて乗り合いタクシーで栂池ロープウェイ乗り場へ
【駐車場】無料
【タクシー】　八方→栂池 500円（4人乗り合い）
帰り：猿倉からバスで八方第5駐車場へ
【バス】930円
※乗り合いタクシーの運転手には気をつけてください。業務の兼ね合いもあると思いますがしつこすぎます。

コース状況／危険箇所等

【栂池自然園→白馬大池】
天狗原までは標高を稼ぐように登り。一番の汗だくポイント。
天狗原で一休みして、乗鞍岳への登りは斜度が上がるガレ場。途中小さな雪道あり。ロープが張らていますが、混雑時は滑落等注意。
乗鞍岳からは白馬大池は見えている分すぐに着くように思うが、岩場なので慎重な歩きを。

【白馬大池→小蓮華山】
雷鳥坂は景色を楽しみながら登りましょう。小蓮華への最後の登りの鞍部で一呼吸入れて。

【小蓮華山→白馬岳】
気持ちいい稜線歩き。長時間の歩行で疲れているかもしれないけど、ここは一番の楽しみどころ！

【白馬岳→大雪渓→猿倉】
岩場の下り、下りが難しいと言われる典型的なパターン。転倒に十分注意。
8月19日の時点で小雪渓はほぼなし。大雪渓の下りは6本爪がおススメ。
大雪渓終了から白馬尻までの道は細く、細かい砂礫地になるので意外とやっかい。しかも長い。

その他周辺情報

温泉は八方の湯へ（大人800円）
お昼は目の前の八方温泉ラーメン
たぶんど定番(笑)

写真

8/18 6:17

八方第5駐車場から。めっちゃ晴れとる！！

8/18 8:19

7時半始発のロープウェイとゴンドラを乗り継いで栂池自然園からスタート。

8/18 8:56

さっきまで晴れてたのに。。

8/18 9:23

天狗原に到着。景色が開けました。

8/18 9:33

きれいになったらしい木道。

8/18 9:44

ここから乗鞍岳までガレ場の連続。

8/18 10:08

ウサギギクとハクサンフウロ。

8/18 10:10

結構登ってきました。

8/18 10:23

乗鞍岳手前のちょっとした雪道。

8/18 10:44

乗鞍岳山頂。日曜なので人多し。

8/18 10:58

乗鞍岳を越えると白馬大池登場。

8/18 11:18

白馬大池山荘のテン場も気持ちがよさそう。

8/18 11:54

サンショウウオ。ハクバサンショウウオかと思って興奮していたが、クロサンショウウオかな？

8/18 12:02

種になったチングルマ。

8/18 12:14

大池を過ぎて雷鳥坂。ライチョウには一羽もあわず。

8/18 12:44

雷鳥坂は眠くて寝ながら登った記憶が。。

さぁ、これからがフォトジェニック。

8/18 12:48

白馬の街並みが見えてきました。

8/18 12:55

個人的に好きなトウヤクリンドウ。

8/18 12:57

いい感じ♡

8/18 13:07

天空トレイル。

8/18 13:23

鞍部から小蓮華への二重稜線。

8/18 13:27

ニホンザルの群れ。こんなに高いところまで

8/18 13:31

アザミに似ているクロトウヒレン。

8/18 14:07

あまり特徴のない小蓮華山頂。

8/18 14:07

これから向かう白馬岳はガスの中。

8/18 14:34

小蓮華山を振り返ると青空が。

8/18 14:35

杓子岳も見えてきた。しかしまだガスの中

8/18 14:52

今回のハイライト的な稜線歩き。

8/18 14:58

三国境到着。朝日岳にも行ってみたい。

8/18 15:25

相方がへばっています！この登りが最後！

8/18 15:39

シソ科のイブキジャコウソウ

8/18 15:44

白馬岳の東斜面は断崖。

8/18 15:59

白馬岳山頂。

8/18 15:59

山頂から崖下をのぞき込めるかな！？

8/18 16:11

山小屋の王様（？）白馬山荘。

8/18 16:28

本日の目的地、白馬頂上宿舎。実はここで7年前働いていました。

8/18 17:58

高曇りの中、杓子岳と白馬鑓ヶ岳。明日の天気はどーなる？

8/18 17:54

日曜ですが30張り以上のテントが。真ん中の黄色いテントが私の相棒、ニーモのブレイズ。

8/19 5:42

2日目の朝。予想外の快晴！白馬岳がまぶしい。

8/19 5:43

この景色サイコー！

8/19 5:47

丸山に登ると剣岳も見えます。ぼんやりー

8/19 5:47

相棒と雲海。画になります。

8/19 6:53

終わりかけのコマクサ。ロープの際に撮りやすいのがありました。

8/19 6:56

清水尾根の起点、旭岳。このピークに行ったら迷います。

8/19 7:42

下山。お花畑です。

8/19 7:52

カンチコウゾリナやシロウマオウギなどが見ごろ。

8/19 7:58

あんま好きくないミソガワソウ。

8/19 8:13

ガレ場の下りにてこずりながら避難小屋到着。

8/19 8:21

避難小屋過ぎたあたりからミヤマキンポウゲがわんさか。

8/19 8:28

危険な雪渓をほど目を惹く。

8/19 8:32

杓子のガレ場かかる雲が幻想的。

8/19 8:46

山と高原地図にも出ている岩室跡。ただの通過点。

8/19 8:48

増水時は注意ですね。

8/19 8:57

雪渓の末端に大きな穴。

8/19 9:08

ここから雪渓に。一番多いときはもっと上にあるかな？

4本爪だと雪道慣れない人は怖いかも。

8/19 9:27

ガスに巻かれているけど、この画も乙。

8/19 10:29

白馬尻まで下りてきました。この景色だけでも圧巻。

8/19 10:43

さよなら大雪渓。

8/19 11:06

最後は30分ほど林道歩き。

8/19 11:31

猿倉でゴール。この後事件が。もうタクシーは使いません。

撮影機器：

α6000 ILCE-6000 SONY

iPhone 6s Apple

装備

MYアイテム

da-yoshi

重量：-kg

感想

da-yoshi

年に1度あるかないかの山仲間との北アルプス夏山縦走。今年は1泊2日で栂池から大池→小蓮華山→白馬岳を経由して頂上宿舎テント泊。翌日は大雪渓を下りて猿倉で完遂の2days tripでした。

8月19日(月)の天気があまり芳しくなく、本来は白馬三山を経て小蓮華→栂池の縦走を予定していましたが、短縮＆楽な行程に見直しました。

8月18日(日)はお盆最終日ですが、さすが白馬の山々なので大池までは登山者が多かったです。
大池を過ぎたあたりから平日の状況に。快晴とは行きませんが、小蓮華岳の気持ちのよい稜線歩きを楽しめました。

高山植物は終盤ではありますが、イワギギョウ、チシマギキョウ、ウサギギク、ミヤマアキノキリンソウ、トウヤクリンドウ、チングルマ、ハクサンフウロなどがよく見られました（後で追記）
今回ライチョウは見られませんでした。しかし、いまライチョウを脅かしているニホンザルが稜線近くに今年生まれの子ザルもいる群れがいました。
こんな標高の高いところでサルを見たのは初めてでした。

白馬岳山頂に着くころにはガスがかかり、雨も降ってきました。
相方のペースが上がらず、頂上宿舎に着いたのは16時過ぎ。よくないですね。。
そして、本降りの雨の中設営に入る始末に（設営終了ぐらいには雨が上がりました）。

翌日は天気が下り坂予報の中、起きてみると快晴＋雲海のご褒美が。
朝日に照らされる杓子岳と白馬鑓ヶ岳のフォトジェニックが拝めました。

天気は下り坂ですが、12時20分発の猿倉発のバスに乗るには余裕があるため、7時過ぎに出発。大雪渓を下るころには辺りはガスに包まれていました。
久しぶりの雪渓の下り。4本爪のアイゼンで下りましたが、思った以上に不安な4本爪でした。

下るだけなら相方も楽々と4時間を切って猿倉に到着。
50分ほど待っているとタクシーの乗り合いを勧めてくる運ちゃん2人。

一人の若いドライバーはしつこく勧めすぎて怒鳴られる。そして逆ギレしてなんとその人を殴りかかるという暴挙に出たようです。
あり得ません。白馬のタクシーは絶対に使いません。てかあの若い運ちゃん警察沙汰だろ。