信仰と慰霊の御嶽山

2019年08月18日(日) [日帰り]

• GPS: 08:15
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,534m
• 下り: 1,534m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:47
• 休憩: 1:37
• 合計: 9:24

6:14 黒沢口六合目・中の湯
6:30 6:35 日野小屋跡
6:49 6:49 飯森小屋(八海山支店)
6:59 6:59 黒沢口七合目・行場山荘
7:54 8:00 黒沢口八合目・女人堂
8:43 8:49 石室山荘
8:58 8:59 覚明堂休泊所
9:02 9:03 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
9:07 9:12 黒沢十字路
9:28 9:30 御嶽頂上避難シェルター(御嶽頂上山荘跡)
9:31 9:32 御嶽山
9:38 9:38 御嶽頂上避難シェルター(御嶽頂上山荘跡)
9:41 9:42 御嶽山
9:46 9:46 御嶽頂上避難シェルター(御嶽頂上山荘跡)
9:56 9:56 黒沢十字路
10:04 10:05 二ノ池山荘
10:09 10:09 二の池ヒュッテ
10:19 10:19 賽ノ河原
10:28 10:36 白竜教会避難小屋
10:38 10:38 三ノ池乗越分岐
10:45 10:51 摩利支天乗越展望台
11:01 11:35 摩利支天山
11:45 11:47 摩利支天乗越展望台
11:48 11:49 摩利支天乗越
11:54 11:54 白竜教会避難小屋
11:59 11:59 賽ノ河原
12:13 12:13 二ノ池山荘
12:23 12:23 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
12:27 12:32 覚明堂休泊所
12:39 12:40 石室山荘
13:11 13:17 黒沢口八合目・女人堂
13:55 13:56 黒沢口七合目・行場山荘
14:03 14:03 飯森小屋(八海山支店)
14:12 14:15 日野小屋跡
14:27 14:27 黒沢口六合目・中の湯
14:43 14:43 三笠山登り口（五合目半）
14:43 14:43 千本松見晴山荘（廃業）
14:44 14:44 御嶽三社大神
14:45 14:45 八海山小屋（五合目）
14:52 14:52 正小屋（小屋無し）
14:54 14:55 油木美林遊歩道駐車場
14:56 14:56 松尾滝（旧四合目）
15:01 15:01 田中旅館（御嶽山四合目）
15:06 15:06 中の湯本館（閉館）
15:08 15:08 開山堂
15:08 15:08 水場
15:12 15:12 商店
15:13 15:13 登山口バス停
15:14 15:14 御嶽神社里宮
15:14 15:14 六車
15:15 15:15 若宮入口
15:15 15:15 山陽館
15:15 15:15 御嶽神社 一合目里宮
15:15 15:15 千秋閣
15:16 15:16 黒沢館
15:38 ゴール地点

天候

晴れ（ガスの中）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

黒沢・中の湯、6合目駐車場から。
6時に着いたときはほぼ満杯。あと、5〜6台位でした。

コース状況／危険箇所等

9合目付近の大きな岩の急登以外、とても優しく登りやすい山でした。

写真

8/18 6:14

六合目登山道に入ったら、直ぐ祠が

8/18 7:00

この後も、祠が有る度にお参りをして登りました。
もともとはそんな気は無かったのに・・・理由は後程

8/18 7:11

感動しました。
登山道を登りやすく成るように木の階段を整備してくれている人の脇を上らせて貰いました。「有難うございます」
この方、下りの時も懸命に整備してくれていました。

8/18 7:50

平安時代からの霊場だった、御岳山は
明治の初めまで、この先は女人禁制だったらしいです。

8/18 7:52

神道なのか、仏教なのか・・・・
日本人のキャパシティーの広さが今の国を作って暮れている
と感じながら

8/18 8:08

象徴に出会いました。
何を目指すか？
「明るい未来」です

8/18 8:25

午前8時半近くになると、
登りは混んでいるけど、小屋泊まりの人とも
すれ違う様になりました。

8/18 9:00

9合目付近。
唯一、この辺が大きな岩続く急登です。

8/18 9:17

9合目を上ったら見えた山頂・・と思ったら、
ホントの山頂はこの向こうでした

8/18 10:28

8/18 10:28

第三の池・・・とても綺麗なブルー

8/18 10:47

噴火の痕跡。
こんな姿を見るたびに、この山を守り復興させてくれた
人に感謝しました

8/18 11:03

折り返し点。群馬と三重から来た若者と一緒に
美味しくカップラーメンを食べました。

8/18 12:23

ガスが多い周りを見渡し、近くに居た人と
「あっちが穂高、その向こうが白山」などの談義

8/18 14:58

優しい山でしいた。
でも山麓の集落の信仰心は、半端ではないと思いました。
下山後の集落の墓標です。
墓標には「〇〇霊神」と、全て神と祀ってありました。

8/18 15:04

三大霊山と言われる、白山、立山、富士山。
それとは違った濃い思いを感じながら、
他のルートからも登ってみたいと思いました。

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

感想

あぶ

御岳山、噴火をしてから多くの人にとって否応なしに遠い存在になりました。
50人以上の命を奪った山だったことも「登れない」と
遠さを感じさせたのかもしれません。

でも実際に登ってみると、とても優しく登れる山でした。
麓から登ったのでは無いけど、核心部が登りやすいので
参拝登山の方が多いのも納得です。

山の歴史は室町時代から・・・
当時の方々が少しでも高みら自分の想いを天空に届けたいと思ったら
3000メートル超えの御岳山から祈る気持ちが分かる様な気がしました。
とても、優しい山だったので、信仰が重なったのも納得です。

前回の噴火は「奢らず自然に敬意を払いなさい」と言ったのかもしれません。

噴火で怪我、亡くなられた人は、たまたまその時にそこに居合わせたのかも
感じさせる位、信仰に包まれた山だと感じました。

御岳山、また別のルートから登ってみたいと思いました。