御殿山（岐阜県美濃加茂市）559mお手軽だけど静かな山
NanjaMonja
その他1人 - GPS
- 01:46
- 距離
- 1.4km
- 登り
- 212m
- 下り
- 199m
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6：56 すずみ壇
7：08 《御殿山 山頂》 7：41
8：01 平木山との峠
8：16 猿の岩
8：27 登山口
【登り…30分 下り…45分】
| 天候 | 快晴 【気温 18℃】 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
白山神社の鳥居が登山口。 この前の路肩に3台程度駐車できる。 《御殿山キャンプ場》美濃加茂市観光協会HP http://www.city.minokamo.gifu.jp/kankou/kankou/gotenzan.html http://www.city.minokamo.gifu.jp/kankou/kankou/map/map.pdf |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■ 危険箇所なし。登りのルートは道標も整備されています。 ■ 登山ポストはありません。 ■ トイレはありません。 ■ 熊注意の警告はありませんが、出ても不思議ではないです。 ■ ヒルの心配はないようです。 ★登りルート…白山神社の参道になっていますので、よく整備されており、歩きやすいです。 ★下りルート…道ははっきりしていますが、通る人が少ないため、荒れ気味です。 ★近くの宮洞保安林管理道路という林道から登るルートがあります。（ひさし岩経由） 本来こちらが登山道だったようですが、かなり荒れて廃道に近いようです。 ★「奥山自然遊歩道」というのがあって、御殿山も一部経由しています。 面白そうですが、情報が少なくて良くわかりません。 いつものことですが、「可児からの山歩き」さんの記録を参考にさせてもらいました。 http://www.geocities.jp/kanikarano/9yamaaruki/151gotenzan.htm |
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感想
なんとなく思いつきで、ほとんど知られて無いだろう、御殿山へ行ってきました。
・どこにある？：美濃加茂市の一番奥です。
・標高は？： たったの559m。
・難易度は？：初級者コース。登山口から山頂まで500m、30分。
・景観は： まあまあよさそう。だけど近くの納古山にはかないません。
アプローチに時間がかかる割りに、たいしたことのない山です。
でも、GW以来、体調不良気味の妻のリハビリ？にはお手ごろかなってところです。
ちなみに、山頂の説明板によれば、こんないわれのある山です。
〜〜〜〜御殿山白山神社〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
加賀の白山本宮白山比眼�彗膺世諒�身をお迎えし、祀ってある祠である。
遠い昔、加賀の白山からお姫様が白雲にのり、二匹の大蛇をお供に飛来され、
このやかたを造り、住んでおられたところと伝えられています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
美濃加茂の市街地を抜け、これでもかって言うくらい山の中に入って行き、最後は林道を登って、
ちょっと不安になりかけた頃、白山神社の鳥居のある登山口につきました。
登山道は、山頂の白山神社の参道でもあるので、よく手入れされて快適です。
途中、「十一面」「すずみだん」の案内があるポイントを通りますが、文字がかすれて読めないのを何とか解読しました。
【十一面】
ここは奥山自然歩道と御殿山白山神社の参道との分岐点にある。
この付近は昔、すばらしい松並木がつづき、山法師達がこの地に護摩壇を作り、護摩をたき修行をしたところといわれ、
十一面観世音菩薩が祀ってあったと伝えられ、そのいわれを偲ばせる石標が建っている。
【すずみだん】
御殿山の頂上から、お姫様が夏の暑い夜、扇を片手にに涼しい風を求め、下りて来られたところだといわれている。
予算をつけて看板いっぱい立てたけど、その後は放置かよ…
立てたのは美濃加茂市？ ちゃんとメンテしてよね〜。
などと、ぶつぶつ言ってるうちに稜線へ出ました。
左は「山頂まで0.1km」とある。
右は稜線伝いで平木山へのルートのはずだが、倒れそうな道標はここも読めません…
山頂のすぐ奥に「展望岩」があります。
時期がよければ、かなりの展望がありそうです。
白山神社があるくらいだから、白山見えるかな？と期待して雲が取れるのを期待して
休憩してましたが、この日はダメのようです。あきらめて下山です。
さて、先程の分岐を稜線沿いに歩きます。踏み跡ははっきりしてますが、通る人が少なくて荒れ気味で、
前日の雨で濡れた枝と、くもの巣がうっとおしい。
ピークをひとつ越えるとお地蔵さんのいる峠へ出ました。
このお地蔵さん「享和元年」と彫ってあります。家へ帰ってから調べたら西暦1801年でした。
江戸時代後半、伊能忠敬が活躍してた頃です。
ここからは、峠道だったらしい古道？を下ります。
僕は、こういう古くからの道は大好きなんですが、残念、こっちも荒れてました。
「猿の岩」という地点まで来ました。
ここには「奥山自然遊歩道」という看板もあります。
ホントは最初の登山道へ戻る予定が、この看板に惑わされて林道のほうへ行ってしまいました。
といっても、林道歩きは数分で、登山口に戻りました。
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とってももったいなくて残念な山ですね。
最近の登山ブームからは取り残されたような山でした。
僕らが通ってきた周回ルートも、ちゃんと手入れすればいいハイキングコースなのになぁ。
峠道なんて、このまま廃道になってしまうのでしょうか…
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