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Yamareco

記録ID: 198832
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ハイキング
丹沢

マスキ嵐沢〜権現山〜南東尾根〜大滝橋

2012年06月14日(木) [日帰り]
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体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:10
距離
6.4km
登り
801m
下り
821m
歩くペース
ゆっくり
2.93.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

08:15 駐車スペース
08:50 マスキ嵐沢入渓点
09:00 出発
09:30 F3
10:45 F7
11:10 登山道
11:35 権現山
12:30 三角点
13:20 大滝キャンプ場
13:25 駐車場スペース

天候
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
この沢はあっという間に終わってしまう手間いらずの沢なので、カテゴリーはハイキングにしました。

沢を除いては一応バリですが、
慣れた方にはこれと云って目ぼしいものは無く、
可もなく不可もないと云った処でしょうか。
車は大滝橋から入ったすぐの林道脇にとめた。出合までは大滝沢沿いに一般登山道を行った。
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車は大滝橋から入ったすぐの林道脇にとめた。出合までは大滝沢沿いに一般登山道を行った。
ここから遡行開始。身支度を整えて出発。
ここから遡行開始。身支度を整えて出発。
久しぶりに感じる足元の心地良い冷たさだが、余韻に浸る余裕はない。油断は禁物。
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久しぶりに感じる足元の心地良い冷たさだが、余韻に浸る余裕はない。油断は禁物。
適度な緊張感を抱きながらも、快適なナメ床歩きが続く。
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適度な緊張感を抱きながらも、快適なナメ床歩きが続く。
この沢のハイライト、F3(2段15m)に到着。このつたない写真ではショボイ滝に見えるが、現場で見る限りではもう少しカッコいい。
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この沢のハイライト、F3(2段15m)に到着。このつたない写真ではショボイ滝に見えるが、現場で見る限りではもう少しカッコいい。
上段は水流左にルートを取るも、上部はツルツルだ。ここは股関節に刺激を与えず濡れ覚悟で右へ移動する。
上段は水流左にルートを取るも、上部はツルツルだ。ここは股関節に刺激を与えず濡れ覚悟で右へ移動する。
上から撮ってもやっぱりショボイ。F3の名誉のため言うがもう少しは傾斜があるぞ。
上から撮ってもやっぱりショボイ。F3の名誉のため言うがもう少しは傾斜があるぞ。
前方ばかり気にしていると分からないが、振り返って見ると意外とゴルジュっぽい雰囲気がある。
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前方ばかり気にしていると分からないが、振り返って見ると意外とゴルジュっぽい雰囲気がある。
どこの滝だったかは覚えていない。
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どこの滝だったかは覚えていない。
テンションだけで突き進むが、沢は静観の態度。
テンションだけで突き進むが、沢は静観の態度。
マスキ嵐沢には顕著な二俣が二ヶ所ある。これは最初の二俣。本流は左。二つ目は右に行く。
マスキ嵐沢には顕著な二俣が二ヶ所ある。これは最初の二俣。本流は左。二つ目は右に行く。
F6は涸滝。すぐ手前が二俣になっていて、初めて来たときはこれを逆の左へ行ってしまったが、この後、スズメバチの攻撃に会い、幸か不幸か本線に戻るという苦い経験がある。奴らの生活行動がもっとも活発になる9月のことだった。
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F6は涸滝。すぐ手前が二俣になっていて、初めて来たときはこれを逆の左へ行ってしまったが、この後、スズメバチの攻撃に会い、幸か不幸か本線に戻るという苦い経験がある。奴らの生活行動がもっとも活発になる9月のことだった。
F6に取り付いたところにいたアカガエルの赤ちゃん(たぶん)。
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F6に取り付いたところにいたアカガエルの赤ちゃん(たぶん)。
最後の滝(涸滝10m)。特別難しい岩ではない。
最後の滝(涸滝10m)。特別難しい岩ではない。
シロカネソウ。今、丹沢の花たちは一息ついている頃なのか種類が少ない。
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シロカネソウ。今、丹沢の花たちは一息ついている頃なのか種類が少ない。
ザレの向こうに尾根が見えてきた。あとひと登りで遡行終了だ。着いたら装備を片付けて靴も履き替えよう。
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ザレの向こうに尾根が見えてきた。あとひと登りで遡行終了だ。着いたら装備を片付けて靴も履き替えよう。
権現山へ続くこの尾根道も、昔は一応登山道だったんだがねぇ・・・。
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権現山へ続くこの尾根道も、昔は一応登山道だったんだがねぇ・・・。
木々にさえぎられた尾根にも一瞬だが、畦ヶ丸を望める処がある。きつい上りなのでここで一息つく。
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木々にさえぎられた尾根にも一瞬だが、畦ヶ丸を望める処がある。きつい上りなのでここで一息つく。
誰もいない静かな権現山に到着。何年も放置されたままの土管達だけが迎えてくれる。
誰もいない静かな権現山に到着。何年も放置されたままの土管達だけが迎えてくれる。
屋根裏の明かり窓ほどの展望地からは、対峙するかのようにもう一つの権現山、世附権現山が見える。
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屋根裏の明かり窓ほどの展望地からは、対峙するかのようにもう一つの権現山、世附権現山が見える。
慣れない人はこの岩に惑わされないよう自分の進む方角を絶えず確かめていた方がいい。岩を避けているうちに頭のジャイロが壊れるからだ。
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慣れない人はこの岩に惑わされないよう自分の進む方角を絶えず確かめていた方がいい。岩を避けているうちに頭のジャイロが壊れるからだ。
南東尾根で唯一展望の利く場所。檜からの稜線。
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南東尾根で唯一展望の利く場所。檜からの稜線。
天然記念物である箒杉との尾根分岐にある三等三角点(735m)。尾根上の点の記は珍しい。ここから南へ下るのは初めて。
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天然記念物である箒杉との尾根分岐にある三等三角点(735m)。尾根上の点の記は珍しい。ここから南へ下るのは初めて。
三角点からは
急なザレ場も何のその
杉林を抜け・・・
三角点からは
急なザレ場も何のその
杉林を抜け・・・
林道も
かまわず通過して・・・
林道も
かまわず通過して・・・
再び杉林突入。
嬉し恥ずかしの
プチ藪オマケつき。
再び杉林突入。
嬉し恥ずかしの
プチ藪オマケつき。
一気に県道の見える所まで下ってきた。大滝橋の
トンネルの上のようだ。
一気に県道の見える所まで下ってきた。大滝橋の
トンネルの上のようだ。
トンネル上はかなりの美尾根。手前のプラスチック容器は何だろう。覗くと底に浅く水が溜まっていた。その水を抜くためだろうか容器の下からダクトが伸びていた。
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トンネル上はかなりの美尾根。手前のプラスチック容器は何だろう。覗くと底に浅く水が溜まっていた。その水を抜くためだろうか容器の下からダクトが伸びていた。
大滝キャンプ場に下りた。
大滝キャンプ場に下りた。

感想


尾籠な話だが、ウンコ座りができなくなった。
まったくできないわけではないが、1分間が関の山だろう。

当然、トイレは洋式に限定される。
仮に、和式用でも使おうものなら、
それが用足し中であろうが
痛みに耐えかねて立ち上がらなくてはならない。

想像しただけでも悲惨である。
歳はとりたくない。

肩の治療が始まって3ヵ月。
僕を担当する理学療法士のMさんに相談してみた。
Mさんは同時進行で診てくれると言ってくれたが、
整形外科医からの指示は飽くまで肩治療なので
限られた時間内ではやはり肩が中心になってしまう。

いずれにせよ、長期決戦は覚悟しなくてはならないだろう。
それでも完治すればいいが、肩だの腰だの股関節だのと
いわゆる年寄病にはそれも期待できない。
幸い今日、バロメーター代わりに遡行したマスキも完遡できたので、
とりあえずは体の状態をみながら山に関わりあっていきたいと思っている。

今年の正月以降、毎日どこかが壊れてる。
この年齢、多少の痛みは仕方ないのかもしれない。






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コメント

ミクニです。
knotさん、マスキ嵐沢に向かう登山者というか沢登りの方を何回か見かけたことがあります。ここはザイル、沢登り、岩登りのトレーニングが必要なところですよね? 私がお会いした皆さん、その様な装備でした。
それにしても、感想はマスキ嵐沢とは、全く関係ないのですね。でも、同感、同感。駅のトイレはまあ、殆ど洋式ですが。ウオッシュレットがないと、私は苦手です。

6/4 渋沢鉱山レコ拝見。あの辺り歩いたことありますが、渋沢鉱山があるとは、今度行ってきます。四十八瀬川沿いで、新松田に向かって左に入り、頭高山にぬける道ですね、道標見たことあります。
昨年は何回かに分けて、矢倉沢往還を足柄峠から咳止め地蔵まで
歩きましたから。
2012/6/16 12:18
マスキ嵐沢
Mikumiさん、こんばんは。knotです。

マスキ嵐沢はグレード的には初級クラスに位置付けられますが、
沢装備はそれなりに準備された方がいいと思います。
短い沢なのでピストンも面白いと思います。
一度だけやったことがありますが、さすがに下降は懸垂で降りました。
そうなると、ロープも、ってことになります。
今回も用意だけはしました。

渋沢鉱山ですが、夏場でしたら防虫対策の準備をお勧めします。
2012/6/16 17:38
カエルの足w
カエルの足が見事にはさまってて、笑えた。。。
お疲れまでした。

マスキ嵐は初心者向けでいい沢ですね。
今度行ったら今の私にはちょっと物足りない感が出そうです。

お体労りながら山での活躍の記録とknotさんの山と関係無い話しが好きですwww
2012/6/17 7:53
沖ビリ沢
こんにちは、raeさん。
コメントありがとうございます。

沖ビリ、樅ノ木、きれいな沢ですね。
特に、沖ビリは径路代わりにも使えますね。
世附周辺にまた新しいルートが交差しそう。


古道を知り、径路を知り・・・、
「昔はどうだったのだろうか?」

まさに温故知新の精神ですね。
これを忘れず、心の片隅にでもメモして
いつまでも山を楽しんでください。
2012/6/17 11:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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