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Yamareco

記録ID: 1996506
全員に公開
ハイキング
近畿

山門水源の森〜東ヶ谷山

2019年08月30日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:31
距離
6.9km
登り
476m
下り
458m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:19
休憩
0:12
合計
2:31
15:07
15:13
41
16:25
16:31
23
17:30
17:30
2
17:32
ゴール地点
天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山門水源の森の駐車場に
管理棟の前の湿地にて
2019年08月30日 15:11撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
8/30 15:11
管理棟の前の湿地にて
まさに白い鳥が飛び交うがごとく
2019年08月30日 15:12撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/30 15:12
まさに白い鳥が飛び交うがごとく
池には羊草
2019年08月30日 15:10撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/30 15:10
池には羊草
薄紫色の耳掻き草
2019年08月30日 15:10撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 15:10
薄紫色の耳掻き草
黄色
2019年08月30日 15:14撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 15:14
黄色
豪雨の後で増水した沢
2019年08月30日 15:18撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 15:18
豪雨の後で増水した沢
沢沿の左岸に道があります
2019年08月30日 15:20撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/30 15:20
沢沿の左岸に道があります
湿原に
2019年08月30日 15:24撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 15:24
湿原に
湿原・・・カメラに水滴がついていたらしい
2019年08月30日 15:25撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/30 15:25
湿原・・・カメラに水滴がついていたらしい
湿原の奥
2019年08月30日 15:28撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 15:28
湿原の奥
檜の樹林の合間から東ヶ谷山を垣間見る
2019年08月30日 15:33撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 15:33
檜の樹林の合間から東ヶ谷山を垣間見る
左手の送電線が走るのは三方ヶ岳、右手に行市山
2019年08月30日 15:39撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 15:39
左手の送電線が走るのは三方ヶ岳、右手に行市山
行市山のあたりには雲がかかって・・・
2019年08月30日 15:53撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 15:53
行市山のあたりには雲がかかって・・・
余呉トレイルとの間の山毛欅林の鞍部
2019年08月30日 15:56撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/30 15:56
余呉トレイルとの間の山毛欅林の鞍部
トレイルに出るとイワヒメワラビの間に薄い踏み跡
2019年08月30日 15:58撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 15:58
トレイルに出るとイワヒメワラビの間に薄い踏み跡
立ち枯れの木が目立つ尾根を進むと
2019年08月30日 15:59撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 15:59
立ち枯れの木が目立つ尾根を進むと
いきなり好展望の広地に
北西に敦賀湾と西方ヶ岳を望んで
2019年08月30日 16:00撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/30 16:00
いきなり好展望の広地に
北西に敦賀湾と西方ヶ岳を望んで
東の余呉トレイルの山々
2019年08月30日 16:02撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 16:02
東の余呉トレイルの山々
南に琵琶湖を望む
左手に小さく余呉湖
2019年08月30日 16:02撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/30 16:02
南に琵琶湖を望む
左手に小さく余呉湖
緩やかな円弧を描く自然林の尾根
2019年08月30日 16:05撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 16:05
緩やかな円弧を描く自然林の尾根
東ヶ谷山山頂の三角点
2019年08月30日 16:25撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/30 16:25
東ヶ谷山山頂の三角点
山名標
2019年08月30日 16:25撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/30 16:25
山名標
東の余呉の山々
2019年08月30日 16:27撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 16:27
東の余呉の山々
南に琵琶湖
2019年08月30日 16:27撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/30 16:27
南に琵琶湖
手前の送電線の山は三方ヶ岳
その奥の雲を被るのは柳ヶ瀬山か
2019年08月30日 16:28撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/30 16:28
手前の送電線の山は三方ヶ岳
その奥の雲を被るのは柳ヶ瀬山か
山毛欅の尾根を戻る
2019年08月30日 16:35撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 16:35
山毛欅の尾根を戻る
イワヒメワラビが繁茂する鞍部に帰ってきた
2019年08月30日 16:50撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 16:50
イワヒメワラビが繁茂する鞍部に帰ってきた
山門水源の森の展望地より行市山から南に伸びる尾根を望む
風景が雨に霞む
2019年08月30日 16:57撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 16:57
山門水源の森の展望地より行市山から南に伸びる尾根を望む
風景が雨に霞む
アカガシの森へ
2019年08月30日 17:10撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 17:10
アカガシの森へ
下山すると東の空が晴れる
2019年08月30日 17:40撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 17:40
下山すると東の空が晴れる
下山後、東ヶ谷山から南に伸びる稜線を振り返る
2019年08月30日 17:41撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 17:41
下山後、東ヶ谷山から南に伸びる稜線を振り返る
西の空が晴れて
正面は大谷山のあたり
2019年08月30日 18:08撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/30 18:08
西の空が晴れて
正面は大谷山のあたり
高島から望む夕暮れの空
2019年08月30日 18:24撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/30 18:24
高島から望む夕暮れの空

感想

活発な秋雨前線が本州を横切るようにかかり、線状降水帯のために関西の北の方は豪雨となっている。琵琶湖を挟んで対岸にある高島市と長浜市には大雨洪水警報が発令されている。雨雲が通り過ぎたタイミングを見計らって米原の山室湿原を訪れていたのだが、雨雲レーダーと睨めっこした挙句、湖北のあたりの雨雲も過ぎ去ったようであり、はしばらくは雨を免れると予想する。

時間からして2時間半ほどで歩けるコースはということで考えた挙句、山門水源の森を経て東ヶ谷山の山頂へと至る山行を思いつく。山門水源の森は以前、紅葉の季節に子供達を連れて散策したことがあったがしばらくご無沙汰しており、

米原からは木之本まで移動すると8号線を、途中で道を間違えたりしたので当初の予定より遅くなり、15時過ぎに歩き始めることになってしまう。入り口で協力金(¥200)を払って記帳をすると、この日は他には来訪者はいないようだ。

森の楽舎と呼ばれる管理棟の前には小さな湿地がある。付属湿地ということになっているが、ビオトープだろうか? 見頃を迎えた鷺草に加えて、黄色や紫色の色とりどりの耳掻き草が目を楽しませてくれる。小さな池では羊草も数多く咲いている。

沢コースを歩き始める。それまでの豪雨のせいでかなりの水量だ。沢を渡る箇所にはことごとく橋が架けられているので、沢を渡渉する心配がない。登るにつれて沢音が徐々に静かになると、沢の流れが緩やかになったのだろう。湿原が近くなったようだ。

すぐに湿原の縁に出る。湿原の中にも花々が見られることを期待したが残念ながら登山路からは見当たらない。

少しは風があることを期待したが全く風がそよぐ気配が感じられない。よくよく考えると周囲を山に囲まれた地形であり、それだけ空気が淀むのだろう。それほど気温は高くない筈ではあるが、雨上がりのムッとするような高い湿度のせいで、すぐに大粒の汗をかき始める。

尾根はヒノキの森と呼ばれる檜の樹林に差し掛かる。檜の樹々の間から辛うじて東ヶ谷山の山頂が望まれる。檜の樹林を抜けると自然林の尾根を登ってゆく。登るにつれ山毛欅の樹が目立つようになる。尾根上には掘割式の古道が通じているようだ。

水源の森の遊歩道の最高点に達するとここからが本日のメインである。なだらかな鞍部を越えるとすぐにイワヒメワラビが繁茂する東ヶ谷山から北に伸びる余呉トレイルの尾根に乗る。尾根上には明瞭な踏み跡とテープが付いている。それまでの蒸し暑さは全く感じなくなり、むしろ涼しさを感じる。所々に檜の植林地が自然林と交代する。

尾根を南下するとすぐに立ち枯れの木が目立つようになり、好展望の広場に出た。西側で山頂部に雲を被っているのは日曜日に登ったばかりの岩籠山であろう。そのすぐ右手には敦賀湾と西方ヶ岳を望むことができる。敦賀湾の上では様々な色合いの雲が美しいグラデーションを呈している。東に望む三方ヶ岳、行市山といった余呉トレイルの山々の山肌からは霧が立ち上ってゆく。

東ヶ谷山への急登に差し掛かるとすぐ左手の斜面から沢音が聞こえてくる。どうやらすぐ下の斜面から水が湧き出しているようだ。時間がないので水場を確認することは諦めるが、このトレイルを縦走する際には貴重な水場となるであろう。

急登を登りきると東ヶ谷山へはなだらかな稜線を辿ることになる。尾根上は再びブナの目立つ自然林が広がる。山頂が近づくと尾根の樹林はリョウブと思われる潅木に変わる。山頂からは潅木越しに琵琶湖の景色が広がる。

登り始めた時間が遅いせいか、既に17時に近い。下山の途を急ぐことにしよう。稜線は幾度か尾根を曲がらなければならないので、うっかりすると支尾根に迷い込みそうである。歩くうちに尾根には急に霧がかかり始める。山門水源の森へと続く鞍部手前の展望地は既に眺望は霧の中だ。

鞍部から水源の森へと戻る山毛欅の林に差し掛かると、急にあたりが暗くなったかと思うとまもなく大粒の雨が降り始めた。下りを急ぎたいところではあるが、家内が気分が悪くなったとのことで、ペースダウンである。

四季の森コースの遊歩道と合流すると立派なアカガシが多く見られる森へと入る。下りは尾根コースを辿り、森の楽舎にたどり着いた頃には皮肉なことに、しかしよくあることではあるが、急に雨は止むのだった。空が明るくなったと思うと、東の空には青空が広がってゆく。

子供達が夕食を待っているので、閉店間際のマキノ越追坂峠の道の駅で鯖寿司や食材を色々と買い込む。琵琶湖のほとりに出ると南の方角は空がかなり暗い。かなりの雨が降っているのだろう。赤坂山から寒風へと至る野坂山地南部の山の上では空の高いところで雲が黄金色に輝いていた。

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コメント

yamaneko0922さん、yamaizuさん、こんにちは。
 「山門水源の森」って雪深いところにあるんですね。県道286号線は、冬季に走ったような記憶が… 融雪水がガードレールから水平に出ていて車が綺麗になったような??

鷺草は見頃を過ぎたとありましたが、綺麗に咲いていますね。ほんとサギが羽ばたいているような感じです。

お土産に鯖寿司いいですね〜 焼鯖寿司も美味しいですよね。
2019/9/1 18:14
Re: yamaneko0922さん、yamaizuさん、こんにちは。
ののさん コメント有難うございます。
ここは冬季は走った記憶が私はありません。
鷺草は見頃そのものだったように思います。この日はレコに書いた通り、その前は山室湿原を訪ねていましたが、こちらも鷺草が見頃に思われました。余裕があればそのうちレコをアップしたいと思いますが、その前に出来れば磐梯山かな。
2019/9/1 20:52
プロフィール画像
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