秋の気配の空沼岳
- GPS
- 06:21
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 959m
- 下り
- 961m
コースタイム
- 山行
- 4:52
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:22
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
万計沼までは所々泥濘がありますが、概ね避けながら歩くことは可能です。渡渉も橋が設置されており気を付けて渡れば大丈夫です。 万計沼から山頂までは泥濘がひどく、避けにくい箇所もしばしば。札幌岳への分岐を過ぎると視界が開けるところがあり断崖絶壁です。山頂も同じで、写真撮影の際などご注意ください。 |
その他周辺情報 | 登山後はいつもの小金湯温泉「まつの湯」さん。650円でシャンプー、ボディソープ付き。350円のソフトクリームが復活!色々な味、コーンで楽しめますよ〜(嬉)。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ(薄)
Tシャツ
ズボン
靴下
キネシオロジーテープ
グローブ
予備グローブ
雨具(上下)
日よけ帽子orヘルメット
タオル
登山靴(夏)
ゲイター(薄)
ストック
ザック
昼ご飯
ガス
コンロ
コッヘル
行動食(チョコ・塩キャラメル・柿ピー等)
ハイドレーションキット+飲料(3ℓ)
地形図
筆記用具
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
JRO登録証
携帯
高度計付腕時計
カメラ(SDカード)
熊鈴
熊スプレー
ビニール袋数枚
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
携帯トイレ
虫刺され薬
ツェルト
細引き
エマージェンシーシート
ファーストエイドキット
着替え
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感想
【お山紹介】
今回は空沼岳。札幌の南側にあるお山で、標高は1,251m。北海道百名山のようですね。
登山道は今回の常盤からのルートと、札幌岳からの縦走ルートがあります。ただし札幌岳からのルートはほぼ廃道のようです。お気を付けください。
札幌からとても近く、駐車スペースも比較的多いことから、とても混んでいますね。下りではたくさんの人とすれ違いました。万計沼には山荘もあり、宿泊も可能です。ちょっと泥濘が辛いですが、沼あり森あり景色あり(山頂付近)で、素晴らしいお山です。
【地質】
産総研の地質図Naviによれば、第四紀後期更新世の安山岩、玄武岩質安山岩溶岩、火砕岩とあります。比較的新しい時代の火山ですね。今は全く活動はありませんのでご安心を。
また巨大地すべりで真簾沼、ヒョウタン沼が形成されたようですね。北海道地質百選に選ばれています。
↓地質図Navi
https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php#15,42.86584,141.25572
↓北海道地質百選
http://www.geosites-hokkaido.org/geosites/site0643.html
【移動】
車の場合、真駒内から国道453号に入り、そのまま南下します。芸術の森を過ぎると支笏湖へ向かうT字路になるので、そこを右折。1〜2分ほど走り、旧真駒内スキー場方面へさらに右折。しばらく道なりに走ると採石場に入ります。看板の通りに進めば白いガードレールの小さな橋を通ります。あとは空きスペースに駐めてください。
下鉄南北線の真駒内駅からのバスもあるようです。基本的には空沼二股までの運行ですが、夏季は鉱山の中にある「空沼登山口」まで行ってくれるようです。詳しくは以下(☆印が空沼登山口行き)を確認ください。
↓中央バス2019夏ダイヤ
https://www.chuo-bus.co.jp/city_route/course/common/images/pdf/sapporo_G.pdf
【山行】
土曜日からのニペソツを狙っていましたが、仕事で疲れ果て体調がイマイチすぐれないため、急遽近場に変更。天くら、GPVとにらめっこしながら、行ったことのない空沼岳を選択。行ってきました。
家を出ると天気が良く、これは久しぶりの青空山行かな、と思いきや、道中雲のかかる空沼岳に少しがっかり。到着後、まぁ晴れてくるだろうと期待し、準備を整え出発です。
駐車場所が少し手前であり、しばし車道を歩く。道路の損壊箇所あたりからキツリフネソウさんがおはよう。カニコウモリ、トリカブト、と意外にもお花が残っており、いきなりパシャパシャモード。このままだと進まないな(笑)。
しばし歩いて登山口の渡渉ポイントに到着。橋がかかっているが、水量が少なく、石伝いに渡る。
登山口にとりつき、そこからはだらだらと登っていく展開。ときおり泥濘があるものの、回避は可能で順調に進む。急登はほぼないが、登りが続いており、標高はどんどん上がっていく。沢を見ると勢いよく流れており、標高が上がっていくのも頷ける。
気を付けて見ていると、あちこちに小さな沼を見かける。これも地すべりらしいね。ときおりレリーズモードに入る。
万計沼までは日差しが強く風がほとんどない。気温は19℃前後だが汗がしたたり落ちる。少しでも風が吹かないかな。
そうこうしているうちに万計沼の目印である滝が出現。登山道は急崖になっており足元注意で進むとすぐに水面が見えてきて、万計沼到着〜。いやぁ、きれいだなぁ。レリーズモード全開に。
空沼小屋を経由し、万計山荘へ移動。ここでしばしの休憩タイム。山荘に泊りの人がいるらしく中が賑やか。少し汗が引いたところで再出発。
ここからは泥濘との闘い。とにかく酷くて避けられないところもあり、仕方なくズボズボ進むところも。
ちょっとした急登を登ると湖が見えてきた。真簾沼だね。青空に映える沼がこれまた綺麗だね〜。再びレリーズモードに。でも、どうして沼の周りは岩石だらけなのかな?
少しガレた急登を登り切ると標高1,100mの比較的緩い斜面に出る。白樺の葉が黄色くなりかけ、秋の気配に。もう9月だもんね。来月には白いものが見られるかな。
最後の急登に入り山頂の尾根に出ると風が強い。雲の流れもすごい。山頂で長居はできないかな。そうこうしているうちに林を抜け青空が見えて、祝、空沼岳登頂〜!。
思ったよりも雲が高く、360度の景色が広がる。少し寒いが望遠レンズ装着しレリーズモードに。いい眺めだね。
月寒アンパンでエネチャージしていると、後ろに座っていた登山者から「うわっ」と声が聞こえる。何かと思ったらシマリスさん登場〜。めんこいね〜。でも人なれしすぎ。そっちのおばちゃん、餌やっちゃダメよ〜。
流石に風が強く寒いので、標識にサヨナラを言い、万計山荘に戻ってお昼ご飯。カップそばの賞味期限が4か月前と知り愕然。正直風味がなくまずい(涙)。まあ自業自得やね。
しばし湖畔でまったりし、汗も乾いてきたので下山を開始。また来るよ。
下山の道中、すれ違う人がすっげー多い。人気過ぎるよこのお山。みんな笑顔で譲り合っていい人ばっかり。やっぱこうでなきゃね。
緩い斜面を下るため、疲れることなく淡々と下山。最後の渡渉を渡って無事の下山となりました。お疲れさまでした〜。
空沼岳、なんでかこれまで登る気がしなかったんですよね。。。もったいないことしてたな。ホントいいお山でした。
さてと、道内紅葉が始まりましたね〜。大雪山系が呼んでいる気がするのは私だけでしょうか。タイミングを見て行きたいな。さてさて、次回は何処に〜。
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