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Yamareco

記録ID: 2008716
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

蒸っし蒸しの雁戸山

2019年09月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:59
距離
10.1km
登り
818m
下り
804m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:17
休憩
1:43
合計
7:00
7:00
19
7:19
7:21
66
8:27
8:44
28
9:12
9:20
16
9:36
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13
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10:23
3
10:26
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21
10:47
11:16
27
11:43
11:44
2
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11:54
12
12:06
12:07
9
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12:17
37
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49
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13:45
15
14:00
14:00
0
14:00
ゴール地点
天候 晴れのち曇り。麓は気温34度とかの猛暑。
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
笹谷峠を移動中。振り返ると仙台神室がたんこぶのような奇怪な形をしていた。
2019年09月07日 07:07撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/7 7:07
笹谷峠を移動中。振り返ると仙台神室がたんこぶのような奇怪な形をしていた。
昔の峠道や通信施設の道が入り組んでて、やや分かりづらい。この施設への道は登山道ではなかった。もっと左。
2019年09月07日 07:08撮影 by  iPhone 7, Apple
9/7 7:08
昔の峠道や通信施設の道が入り組んでて、やや分かりづらい。この施設への道は登山道ではなかった。もっと左。
タカネナデシコとノコンギクの道だった。
2019年09月07日 06:53撮影 by  iPhone 7, Apple
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タカネナデシコとノコンギクの道だった。
次に、1時間ほどこのようなブナの樹林帯を登った。岩場や泥濘が湿気のみで滑るので怖かった。
2019年09月07日 07:50撮影 by  iPhone 7, Apple
9/7 7:50
次に、1時間ほどこのようなブナの樹林帯を登った。岩場や泥濘が湿気のみで滑るので怖かった。
ジメジメした樹林帯の途中、特大のヤマドリタケ(の仲間)を見つけた。
2019年09月07日 07:45撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/7 7:45
ジメジメした樹林帯の途中、特大のヤマドリタケ(の仲間)を見つけた。
植物では今回もアキノキリンソウが目立っていた。
2019年09月07日 08:08撮影 by  iPhone 7, Apple
9/7 8:08
植物では今回もアキノキリンソウが目立っていた。
一時的に開けたところに出て、二口山塊の大東岳、奥に船形連峰が見えた。
2019年09月07日 08:21撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/7 8:21
一時的に開けたところに出て、二口山塊の大東岳、奥に船形連峰が見えた。
左端に大東岳を置いて、「この辺にあるのでは〜?」と目を凝らすと、小さなオボコンベの姿も発見できた。
2019年09月07日 08:22撮影 by  iPhone 7, Apple
4
9/7 8:22
左端に大東岳を置いて、「この辺にあるのでは〜?」と目を凝らすと、小さなオボコンベの姿も発見できた。
もうしばらくしてカケスガ峰に到着し、雁戸山の頂上が現れた。
2019年09月07日 08:29撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/7 8:29
もうしばらくしてカケスガ峰に到着し、雁戸山の頂上が現れた。
ここは眺望抜群の場所で、薄曇りではあるものの飯豊と朝日連峰から、、、
2019年09月07日 08:29撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/7 8:29
ここは眺望抜群の場所で、薄曇りではあるものの飯豊と朝日連峰から、、、
月山〜鳥海山(画像中央に薄く)までの、県内西側の2000m級の連なりが捉えられた。
2019年09月07日 08:29撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/7 8:29
月山〜鳥海山(画像中央に薄く)までの、県内西側の2000m級の連なりが捉えられた。
ここは東北電力の電波塔の跡地らしい。今はハクサンフウロのお花畑だった。
2019年09月07日 08:37撮影 by  iPhone 7, Apple
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ここは東北電力の電波塔の跡地らしい。今はハクサンフウロのお花畑だった。
しばらくお花畑が続く。これはウメバチソウ。
2019年09月07日 08:48撮影 by  iPhone 7, Apple
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しばらくお花畑が続く。これはウメバチソウ。
ミヤマトリカブト。
2019年09月07日 08:52撮影 by  iPhone 7, Apple
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ミヤマトリカブト。
人間の欲深さについて述べた碑文。「死ぬ思いをする。…別の山も征服したくなる」
2019年09月07日 08:50撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/7 8:50
人間の欲深さについて述べた碑文。「死ぬ思いをする。…別の山も征服したくなる」
次に前山(1393m)のトラバース道を往く。葉っぱの形からしてシラネニンジンかな?
2019年09月07日 09:02撮影 by  iPhone 7, Apple
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次に前山(1393m)のトラバース道を往く。葉っぱの形からしてシラネニンジンかな?
雁戸山手前のトンガリ(蟻の戸渡り)が見えてきた。
2019年09月07日 09:13撮影 by  iPhone 7, Apple
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雁戸山手前のトンガリ(蟻の戸渡り)が見えてきた。
蟻の戸渡りとオヤマボクチ。クマバチがモゾモゾと活動中。
2019年09月07日 09:15撮影 by  iPhone 7, Apple
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蟻の戸渡りとオヤマボクチ。クマバチがモゾモゾと活動中。
山の様子が一変して急峻な崖が現れた。奥に蔵王熊野岳。
2019年09月07日 09:16撮影 by  iPhone 7, Apple
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山の様子が一変して急峻な崖が現れた。奥に蔵王熊野岳。
このような岩のアスレチック道と化した。
2019年09月07日 09:21撮影 by  iPhone 7, Apple
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このような岩のアスレチック道と化した。
これが蟻の戸渡りか〜と納得する。
2019年09月07日 09:23撮影 by  iPhone 7, Apple
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これが蟻の戸渡りか〜と納得する。
イワインチンも現れて険しさを際立たせる。
2019年09月07日 09:27撮影 by  iPhone 7, Apple
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イワインチンも現れて険しさを際立たせる。
蟻の戸渡りと雁戸山の山頂。
2019年09月07日 09:32撮影 by  iPhone 7, Apple
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蟻の戸渡りと雁戸山の山頂。
リンドウもチラホラ見え始めた。
2019年09月07日 09:38撮影 by  iPhone 7, Apple
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リンドウもチラホラ見え始めた。
最後の登りを通過して、、、
2019年09月07日 09:40撮影 by  iPhone 7, Apple
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最後の登りを通過して、、、
3時間弱で山頂(1484m)に到達した。
2019年09月07日 09:49撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/7 9:49
3時間弱で山頂(1484m)に到達した。
雁戸山は双耳峰で、南雁戸山(1486m)から蔵王熊野岳へと縦走路が続いている。
2019年09月07日 09:49撮影 by  iPhone 7, Apple
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雁戸山は双耳峰で、南雁戸山(1486m)から蔵王熊野岳へと縦走路が続いている。
朝日連峰と月山。手前に山形市街地。画像中央のトンガリは千歳山。笹谷峠の入り口。
2019年09月07日 09:55撮影 by  iPhone 7, Apple
9/7 9:55
朝日連峰と月山。手前に山形市街地。画像中央のトンガリは千歳山。笹谷峠の入り口。
カケスガ峰〜蟻の戸渡りを振り返る。太平洋側の雲が発達して、奥羽山脈が長大なダムになっていた。フェーン現象の境目。
2019年09月07日 09:51撮影 by  iPhone 7, Apple
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カケスガ峰〜蟻の戸渡りを振り返る。太平洋側の雲が発達して、奥羽山脈が長大なダムになっていた。フェーン現象の境目。
まだ登り足りなかったので、南雁戸山も目指すことにした。ガスの中を最低鞍部まで100mくらい下った。
2019年09月07日 10:40撮影 by  iPhone 7, Apple
9/7 10:40
まだ登り足りなかったので、南雁戸山も目指すことにした。ガスの中を最低鞍部まで100mくらい下った。
こちらにも似たような岩峰および岩と根っこのアスレチックが控えていた。
2019年09月07日 10:41撮影 by  iPhone 7, Apple
9/7 10:41
こちらにも似たような岩峰および岩と根っこのアスレチックが控えていた。
こちらも2、3回騙しピークがあったと思う。
2019年09月07日 10:51撮影 by  iPhone 7, Apple
9/7 10:51
こちらも2、3回騙しピークがあったと思う。
南雁戸山(1486m)にも到達した。15分ほど粘ったけど、視界が悪いままだったので帰った。
2019年09月07日 10:55撮影 by  iPhone 7, Apple
9/7 10:55
南雁戸山(1486m)にも到達した。15分ほど粘ったけど、視界が悪いままだったので帰った。
雲の中のアスレチック。慎重に下りれば怖くない。
2019年09月07日 11:10撮影 by  iPhone 7, Apple
9/7 11:10
雲の中のアスレチック。慎重に下りれば怖くない。
雲が流れて南雁戸山が最もよく見えた瞬間。本当に双子のような山だった。
2019年09月07日 11:13撮影 by  iPhone 7, Apple
9/7 11:13
雲が流れて南雁戸山が最もよく見えた瞬間。本当に双子のような山だった。
なかなかの高度感で一瞬「ウッ(´・ω・`)」と怯むけど、慎重に下りれば大丈夫。
2019年09月07日 11:18撮影 by  iPhone 7, Apple
9/7 11:18
なかなかの高度感で一瞬「ウッ(´・ω・`)」と怯むけど、慎重に下りれば大丈夫。
北雁戸山の傍には笹雁新道という、宮城県側から登るルートがあった。
2019年09月07日 11:44撮影 by  iPhone 7, Apple
9/7 11:44
北雁戸山の傍には笹雁新道という、宮城県側から登るルートがあった。
イワインチンのどアップ。
2019年09月07日 12:04撮影 by  iPhone 7, Apple
9/7 12:04
イワインチンのどアップ。
蟻の戸渡りから見た北雁戸山の姿。
2019年09月07日 12:08撮影 by  iPhone 7, Apple
9/7 12:08
蟻の戸渡りから見た北雁戸山の姿。
カケスガ峰手前の草原から、雲のかかり具合によって蟻の戸渡りの形がよく見えた瞬間。
2019年09月07日 12:40撮影 by  iPhone 7, Apple
9/7 12:40
カケスガ峰手前の草原から、雲のかかり具合によって蟻の戸渡りの形がよく見えた瞬間。
その後、地味な樹林帯を抜けて無事に帰ってきた。
2019年09月07日 13:50撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/7 13:50
その後、地味な樹林帯を抜けて無事に帰ってきた。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 計画書 ヘッドランプ 保険証 携帯 タオル ツェルト ストック

感想

土曜日曜とこちらは絶好の登山日和でしたが、私は土曜だけしか空いておらず。。。
月山に行くつもりで山形市を北上中、雁戸山がよく見えたので笹谷峠に行き先を変更しました。

たぶんフェーン現象の境目に立ってたんだと思います。笹薮は濡れていたし、最初の樹林帯の湿度が物凄く高かったです。

その分カケスガ峰での開放感は最高でした。
飯豊〜鳥海山の遠いダイナミックな存在感と、オボコンベの小さく確かな存在感が両方楽しめました。

その後の岩稜帯もこの山独特のもので、私の浅い経験にはちょうど良いスリル感でした。足場がしっかりしているので、ゆっくりと慎重に登り下りすれば怖くありません。

北雁戸山から見えた鳥海山は約107kmの距離で、私の遠望記録を僅かに更新しました(今までは月山から見た磐梯山で105kmほど)。
こういうのも追っかけていきたいです。

南北の山頂の鞍部は高度差100mほどでした。もう一度同じようなアスレチックを楽しみました。

帰りの山形市内は蒸し暑いというより日差しが突き刺すような暑さで、空気は乾いていました。やっぱりフェーン現象を上から下まで丸ごと体験したのだと思います。


笹谷峠はいつ行っても車が停まっています。二口山塊も含めての、この山域の人気の理由がまた一つ理解できました。
広葉樹が中心だったので秋の眺めも見事なハズ。季節や登山道を変えて、また訪れたいです。

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