また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 2009050
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南アルプス深南部縦走〜光岳から池口岳の原生自然環境保全地域を歩く〜

2019年09月06日(金) 〜 2019年09月08日(日)
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
22:56
距離
38.7km
登り
3,229m
下り
3,757m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:58
休憩
0:42
合計
9:40
7:01
7:01
29
7:30
7:31
52
8:23
8:26
72
9:38
9:43
124
11:47
12:04
30
12:34
12:35
27
13:02
13:04
63
14:07
14:20
46
15:06
15:06
61
2日目
山行
7:01
休憩
0:58
合計
7:59
7:22
16
7:38
7:46
7
7:53
7:56
67
9:03
9:05
54
9:59
10:21
47
11:08
11:08
30
11:38
11:41
13
11:54
11:54
34
12:28
12:29
68
13:37
13:46
29
14:15
14:25
56
15:21
宿泊地
3日目
山行
4:56
休憩
0:01
合計
4:57
6:03
86
宿泊地
11:00
ゴール地点
天候 9月6日(金)晴 7日(土)快晴 8日(日)快晴
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行き
6日0:15の京王八王子発の毎日あるぺん号で沼平入り ¥11,000
帰り
8日かぐらの湯(12:47)→平岡駅のバス(乗り合いワゴン) ¥600
飯田線 平岡(13:39)→飯田(14:44)¥670
高速バス 飯田(16:20)→横浜(21:00)\4,850
コース状況/
危険箇所等
【沼平〜茶臼岳】
沼平から30分ほどで左手に畑薙大吊橋。高所恐怖症の人はこれを渡るのも一苦労か。
ヤレヤレ峠まではさほどヤレヤレせず到着。登った標高を削るように徒渉点まで下る。
3か所の徒渉があるが仮設の木橋がある。3か所目の徒渉から茶臼岳までは本格的な登りの開始。危険個所はないがとにかく登る。

【茶臼岳〜光岳】
気持ちの良い稜線歩きと深南部らしいシラビソ等の枯木や倒木のトレイル。光小屋手前のガレ登りは堪える。

【光岳〜池口岳北峰】
ここからバリエーションルートだが、正直拍子抜けするぐらい踏み跡とテープはある。最初の窪地は少々わかりにくいが、尾根沿いを突破可能。池口の登り返し手前のやせ尾根が一番の難所か。

【池口岳北峰〜鶏冠山北峰】
池口の北峰から南峰から踏み跡はかなり薄くなる。池口南峰まで行かず、崩壊地を巻くように鶏冠山方面へ。テープや踏み跡はあるが、ルートファイティング必須。笹の平は膝丈ほどなので藪漕ぎというほどでもない。

【鶏冠山〜和田宿(犬切尾根)】
犬切尾根をシャクナゲルートを下らずに和田宿へ。ほとんどレコードのない犬切尾根だがシカ柵やテープがある。ただ何度か支尾根に入り込んで主尾根を外す。こまめな地形確認が必要。激下り、最後は植林地を突き抜けるように小池集落の林道に合流。
その他周辺情報 遠山温泉かぐらの湯 620円
6時25分、予定より30分ほど遅れて沼平スタート。
2019年09月06日 06:24撮影 by  ILCE-6000, SONY
9/6 6:24
6時25分、予定より30分ほど遅れて沼平スタート。
最初の難関?茶臼岳の入口、畑薙大吊橋。これは高所恐怖症の人は無理というほどの高さと揺れ。
2019年09月06日 06:58撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
9/6 6:58
最初の難関?茶臼岳の入口、畑薙大吊橋。これは高所恐怖症の人は無理というほどの高さと揺れ。
下を見ること厳禁!
2019年09月06日 07:00撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/6 7:00
下を見ること厳禁!
たぶん誰もが「そこまでヤレヤレしたない」と突っ込みたくなるヤレヤレ峠。
2019年09月06日 07:28撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/6 7:28
たぶん誰もが「そこまでヤレヤレしたない」と突っ込みたくなるヤレヤレ峠。
ヤレヤレ峠を下って最初の徒渉点。自然の驚異を感じさせる。
2019年09月06日 07:42撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/6 7:42
ヤレヤレ峠を下って最初の徒渉点。自然の驚異を感じさせる。
2号橋は健在。揺れも健在。
2019年09月06日 07:48撮影 by  ILCE-6000, SONY
9/6 7:48
2号橋は健在。揺れも健在。
3号橋も崩壊。
2019年09月06日 07:53撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/6 7:53
3号橋も崩壊。
3号橋を過ぎたあたりから急登の始まり。
2019年09月06日 08:07撮影 by  ILCE-6000, SONY
9/6 8:07
3号橋を過ぎたあたりから急登の始まり。
4号橋。
2019年09月06日 08:16撮影 by  ILCE-6000, SONY
9/6 8:16
4号橋。
無人のウッソコ沢小屋。
2019年09月06日 08:22撮影 by  ILCE-6000, SONY
9/6 8:22
無人のウッソコ沢小屋。
中は比較的きれい。誰か泊ってた?
2019年09月06日 08:23撮影 by  ILCE-6000, SONY
9/6 8:23
中は比較的きれい。誰か泊ってた?
ウソッコ沢の素晴らしいゴルジュ。
2019年09月06日 08:26撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/6 8:26
ウソッコ沢の素晴らしいゴルジュ。
ヤレヤレ処ではない登りを経て横窪沢小屋。
2019年09月06日 09:42撮影 by  ILCE-6000, SONY
9/6 9:42
ヤレヤレ処ではない登りを経て横窪沢小屋。
こちらの小屋の中もきれい。横はテン場もある。
2019年09月06日 09:39撮影 by  ILCE-6000, SONY
9/6 9:39
こちらの小屋の中もきれい。横はテン場もある。
途中にお地蔵さん。
2019年09月06日 10:10撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/6 10:10
途中にお地蔵さん。
5時間かかってようやく茶臼小屋。ただまだ12時前なので休憩だけ。
2019年09月06日 11:44撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
9/6 11:44
5時間かかってようやく茶臼小屋。ただまだ12時前なので休憩だけ。
ようやく視界が開けてきた!上千枚山かな?
2019年09月06日 11:43撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/6 11:43
ようやく視界が開けてきた!上千枚山かな?
茶臼山へ。稜線に乗っかり上河内岳や聖岳が見えてくる。
2019年09月06日 12:17撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
9/6 12:17
茶臼山へ。稜線に乗っかり上河内岳や聖岳が見えてくる。
三百名山。ありきたり過ぎる「茶臼岳」という名前。
2019年09月06日 12:33撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/6 12:33
三百名山。ありきたり過ぎる「茶臼岳」という名前。
仁田池。
2019年09月06日 12:45撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
9/6 12:45
仁田池。
仁田池を過ぎると木道が。高山湿地。
2019年09月06日 12:51撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/6 12:51
仁田池を過ぎると木道が。高山湿地。
仁田岳と易老岳の分岐、希望峰。名前がよくない。
2019年09月06日 13:02撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/6 13:02
仁田岳と易老岳の分岐、希望峰。名前がよくない。
崩壊地萌え。残念ながら聖は雲の中。
2019年09月06日 13:15撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/6 13:15
崩壊地萌え。残念ながら聖は雲の中。
今日の目的地光岳とイザルヶ岳が見えてきた。
2019年09月06日 13:26撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/6 13:26
今日の目的地光岳とイザルヶ岳が見えてきた。
深南部っぽい風景になってきた。
2019年09月06日 13:40撮影 by  ILCE-6000, SONY
9/6 13:40
深南部っぽい風景になってきた。
仁田岳。
2019年09月06日 13:42撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/6 13:42
仁田岳。
2019年09月06日 14:05撮影 by  ILCE-6000, SONY
9/6 14:05
The南アルプス
2019年09月06日 14:38撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/6 14:38
The南アルプス
2019年09月06日 15:01撮影 by  ILCE-6000, SONY
9/6 15:01
光岳手前のガレ登り。これは堪える。
2019年09月06日 15:11撮影 by  ILCE-6000, SONY
9/6 15:11
光岳手前のガレ登り。これは堪える。
静高平。小屋では水はくれないので、ここで水を調達しなくてはならない。
2019年09月06日 15:41撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/6 15:41
静高平。小屋では水はくれないので、ここで水を調達しなくてはならない。
光小屋到着。
2019年09月06日 15:58撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/6 15:58
光小屋到着。
夕方になって晴れてきた。寸又峡方面。
2019年09月06日 16:04撮影 by  ILCE-6000, SONY
9/6 16:04
夕方になって晴れてきた。寸又峡方面。
聖や上河内の全容も出てきた!
2019年09月06日 18:01撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/6 18:01
聖や上河内の全容も出てきた!
富士山までも。夕景に染まって赤富士に。
2019年09月06日 18:02撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/6 18:02
富士山までも。夕景に染まって赤富士に。
苦労してここまで来たご褒美。
2019年09月06日 18:05撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/6 18:05
苦労してここまで来たご褒美。
夜は星空。さすがの暗さ。
2019年09月06日 21:10撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/6 21:10
夜は星空。さすがの暗さ。
2日目の朝。台風の接近もなんのそのの快晴。
2019年09月07日 05:12撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/7 5:12
2日目の朝。台風の接近もなんのそのの快晴。
秋空の高山帯。
2019年09月07日 05:16撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/7 5:16
秋空の高山帯。
5時19分日の出です。
2019年09月07日 05:18撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/7 5:18
5時19分日の出です。
モルゲンとはいかず。光小屋が朝日に照らされています。
2019年09月07日 05:26撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/7 5:26
モルゲンとはいかず。光小屋が朝日に照らされています。
中央アルプスや御嶽までもくっきり。
2019年09月07日 05:26撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/7 5:26
中央アルプスや御嶽までもくっきり。
信濃俣や大根沢方面。光と影のコントラストが素晴らしい。
2019年09月07日 05:41撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/7 5:41
信濃俣や大根沢方面。光と影のコントラストが素晴らしい。
光小屋のテン場。小屋近くは10張りほどいましたが、小屋から一つ下がったところは私ともう一方でした。
2019年09月07日 05:43撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/7 5:43
光小屋のテン場。小屋近くは10張りほどいましたが、小屋から一つ下がったところは私ともう一方でした。
今日もよい山行になりそう。
2019年09月07日 07:26撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/7 7:26
今日もよい山行になりそう。
特に魅力がない光岳山頂。
2019年09月07日 07:37撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/7 7:37
特に魅力がない光岳山頂。
ここが憧れの大井川源流、原生自然環境保全地域。
2019年09月07日 07:39撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/7 7:39
ここが憧れの大井川源流、原生自然環境保全地域。
双耳峰の池口岳。右下に光岩が。
2019年09月07日 07:39撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/7 7:39
双耳峰の池口岳。右下に光岩が。
テカリ岩到着。眼下は深い深い森。
2019年09月07日 07:53撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/7 7:53
テカリ岩到着。眼下は深い深い森。
加加森山へ。激下りが待っている。
2019年09月07日 08:12撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/7 8:12
加加森山へ。激下りが待っている。
いままで見えていなかった大沢山や赤石岳が見えました。
2019年09月07日 08:14撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
9/7 8:14
いままで見えていなかった大沢山や赤石岳が見えました。
バリエーションルートですが踏み跡はしっかりし過ぎなほど。人は結構入っているんでしょう。
2019年09月07日 08:17撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/7 8:17
バリエーションルートですが踏み跡はしっかりし過ぎなほど。人は結構入っているんでしょう。
2019年09月07日 09:05撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/7 9:05
憧れの加加森山に到着。山頂は特に展望なし。
2019年09月07日 10:02撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/7 10:02
憧れの加加森山に到着。山頂は特に展望なし。
倒木はあきらかに整備されています(笑)
2019年09月07日 10:20撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/7 10:20
倒木はあきらかに整備されています(笑)
美しい平坦草地。業界ではこれを「ホワイティ」といい、さらに等圧線が広がっているのを重ねると「ホワイティ×ホワイティ」という。
2019年09月07日 10:40撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/7 10:40
美しい平坦草地。業界ではこれを「ホワイティ」といい、さらに等圧線が広がっているのを重ねると「ホワイティ×ホワイティ」という。
大きな山容の加加森山、崩壊最高。
2019年09月07日 10:52撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/7 10:52
大きな山容の加加森山、崩壊最高。
対面にしらびそ高原への林道と赤い屋根が特徴的なハイランドしらびそが見える。
2019年09月07日 10:52撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/7 10:52
対面にしらびそ高原への林道と赤い屋根が特徴的なハイランドしらびそが見える。
池口岳の登り返し。この手前のやせ尾根が光〜池口の最難所。
2019年09月07日 11:17撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/7 11:17
池口岳の登り返し。この手前のやせ尾根が光〜池口の最難所。
ジャンクション到着。まだ12時前ザラ薙泊から鶏冠山行きに変更。
2019年09月07日 11:34撮影 by  ILCE-6000, SONY
9/7 11:34
ジャンクション到着。まだ12時前ザラ薙泊から鶏冠山行きに変更。
200名山池口岳北峰到着。
2019年09月07日 11:52撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/7 11:52
200名山池口岳北峰到着。
池口北峰と南峰のコルから光岳。このテカリ岩が見える稀少な場所。
2019年09月07日 12:18撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
9/7 12:18
池口北峰と南峰のコルから光岳。このテカリ岩が見える稀少な場所。
ピラミダルな池口岳北峰。
2019年09月07日 12:34撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
9/7 12:34
ピラミダルな池口岳北峰。
笹の平到着。目の前に鶏冠山の北と南峰。
2019年09月07日 13:19撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
9/7 13:19
笹の平到着。目の前に鶏冠山の北と南峰。
振り返れば池口岳の双耳峰。
2019年09月07日 13:22撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
9/7 13:22
振り返れば池口岳の双耳峰。
笹をかき分け、ルートを無視して鶏冠山北峰到着。まさかこの山まで落とせるとは。
2019年09月07日 14:18撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
9/7 14:18
笹をかき分け、ルートを無視して鶏冠山北峰到着。まさかこの山まで落とせるとは。
犬切尾根に入る。下りは支尾根に入り込み注意。登りには絶対使いたくないけど!
2019年09月08日 06:36撮影 by  ILCE-6000, SONY
9/8 6:36
犬切尾根に入る。下りは支尾根に入り込み注意。登りには絶対使いたくないけど!
2日目は1,900mあたりの平地でビバーグ。
1
2日目は1,900mあたりの平地でビバーグ。
3日目。樹林に囲まれて気づかなかったが、今日も快晴。
2019年09月08日 08:38撮影 by  ILCE-6000, SONY
9/8 8:38
3日目。樹林に囲まれて気づかなかったが、今日も快晴。
犬切尾根。シャクナゲルートは使わずそのまま尾根を下る。
2019年09月08日 07:31撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/8 7:31
犬切尾根。シャクナゲルートは使わずそのまま尾根を下る。
カエンタケ?と思ったらベニナギナタケかな?菌類難しい
2019年09月08日 07:47撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/8 7:47
カエンタケ?と思ったらベニナギナタケかな?菌類難しい
わけもわからず植林地をさまよって林道に。このあとも林道ショートカットのため尾根沿いを突き抜ける。
2019年09月08日 09:26撮影 by  ILCE-6000, SONY
9/8 9:26
わけもわからず植林地をさまよって林道に。このあとも林道ショートカットのため尾根沿いを突き抜ける。
小池集落到着。ようやく里に下りてきた。
2019年09月08日 10:30撮影 by  ILCE-6000, SONY
9/8 10:30
小池集落到着。ようやく里に下りてきた。
和田宿について肩の荷が下りる。
2019年09月08日 10:52撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
9/8 10:52
和田宿について肩の荷が下りる。
念願のかぐらの湯!ここに入るために苦労したと言っても過言ではない。
2019年09月08日 11:01撮影 by  ILCE-6000, SONY
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9/8 11:01
念願のかぐらの湯!ここに入るために苦労したと言っても過言ではない。
名物五平餅とそば。生ビール(小)とあわせて1,450円の至福の時。
2019年09月08日 12:08撮影 by  iPhone 6s, Apple
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9/8 12:08
名物五平餅とそば。生ビール(小)とあわせて1,450円の至福の時。
帰りは秘境駅満載の飯田線。平岡駅までは乗り合いバス乗車。
2019年09月08日 13:37撮影 by  ILCE-6000, SONY
9/8 13:37
帰りは秘境駅満載の飯田線。平岡駅までは乗り合いバス乗車。

装備

MYアイテム
da-yoshi
重量:-kg

感想

原生自然環境保全地域という「人の活動の影響を受けることなく原生の状態を維持している地域」に設定されている地域が日本には5か所あります。大井川源流部にあたる光岳から池口岳の南は本州唯一の原生自然環境保全地域であり、アクセスも困難でまさに秘境という雰囲気を醸し出します。
今回憧れの光岳→加加森山→池口岳を歩くために夏季休暇を使い、畑薙ダムから遠山郷へ抜ける縦走を決行しました。

畑薙から光岳は百名山ということもあり、比較的整備されたトレイルですが、光岳以西は人のあまり入らないバリエーションルートになります。単独で山に行く場合、もうその魅力にしか食いつかなくなっています。

周辺の聖岳や赤石岳に比べると地味百名山の光岳ですが、さすが百名山だけあって光小屋は賑わっていました。
そして、地味だと思っていましたが、小屋周辺からの景色は素晴らしく、聖岳・上河内岳、寸又峡方面に奥深さ、さらには富士山も見えます。
山頂は樹林に囲まれていますが、その先のテカリ岩からはお目当ての原生自然環境保全地域を見下ろす素晴らしい景色。好天にも恵まれて苦労して沼平から9時間かけて光岳に来た甲斐がありました。

テカリ岩から西はバリエーションルート。憧れのトレイルになります。
しかし、拍子抜けするぐらい踏み跡は明瞭で、テープも豊富。電波もある(笑)
すれ違ったのは1組でしたが、夏山シーズンに合わせてそれなりに整備されている印象でした。

細かいアップダウンを繰り返し、加加森山から池口岳へ。池口は5年前に一度登っていますが、北峰から南峰がこんなにも厳しいルートだったかと感じるぐらい踏み跡は薄く、急な下り。意外な難ルートでした。

さらに当初台風の影響で悪天が予想された3日目でしたが、思いのほか天気が好転の状況になっていたので、さらに温めていた、南アルプス深南部でもなかなか手の付けにくい鶏冠山を通って犬切尾根を下って遠山郷に出る、ほとんどレポートのないルートを選びました。

池口から鶏冠山は笹の平と呼ばれる深南部らしい藪道。ただ膝丈ほどのため、中ノ尾根や不動岳のように藪をかき分けて、というほどではなかったです。

鶏冠山北峰(南峰はめんどくさくてパス)を経由して犬切尾根を下り始めます。
2日目は適地を見つけて、1,900mあたりでフォーカストビバーグ。
夜は一人で怖いので、夜更けとともに就寝(笑)

3日目。とにかく温泉に入ることだけを目的にひたすら下る。
通常池口の集落から周回で鶏冠山に登る人が多いので、シャクナゲルートを使うと思いますが、今回のように遠山郷をゴールとするなら、尾根を下るのが理想的でした。

レポートはないけど、必ず使われているという予想通り、シカ柵や植林地がある地元の人たちには比較的使われている尾根だと思います。しかし、このルートが全行程を通して一番難しく、いつのまにか支尾根に何度か入り込んでいました。こまめなヤマレ…もとい地図の確認が必要ですね。
(ヤマレコを起動しているのに甘え、何度もGPSを頼りにしてしまった情けない自分)

ヘロヘロで和田宿について、お目当てのかぐらの湯。このために重い荷物を背負って40kmも山を歩いたといっても過言ではありません。

かぐらの湯は3回目ですが、何回来てもお風呂・雰囲気ともに最高。バスの関係で1時間弱しかいられなかったですが、また来たい温泉です。というかいつか遠山に住みたい。

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コメント

日曜までお天気持ちましたね
こんばんは。
出発の時に挨拶させてもらった者です。

お天気が良い方に転がり予定通りのルート歩けて良かったですね。
光以南は何度か歩いていますが年々入る人が増えてきてる気がします。
それでも静かな森が美しくて良い地域だと思います。
人が殆どいないのは池口以南の深南部とこの日自分達が歩いた東河内辺りでしょうかね。

長いルート楽しめて良かったですね
2019/9/9 23:43
あの時の!その節ははお声かけていただきありがとうございます。

思った以上に時間を短縮できていたのと天気がよかったので従来通りの行程で行けました。僕も元々浜松にいたので主要な深南部の山は歩いてます。雑誌等に紹介されているので年々入山してる人は多そうですね。

レポ読みました。さすがの狙い目ですね。次は青薙や青笹、笊の一帯の踏査も興味深いです。
2019/9/10 8:16
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