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Yamareco

記録ID: 2017335
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

芦沢山・砥沢山・サカリ山

2019年09月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:18
距離
11.0km
登り
1,149m
下り
1,082m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:15
休憩
0:00
合計
5:15
9:40
110
グリーンロード入り口
11:30
11:30
65
芦沢山
12:35
12:35
40
砥沢山
13:15
13:15
20
サカリ山
13:35
13:35
45
追分
14:20
14:20
25
藤タワ
14:45
14:45
10
林道起点
14:55
食堂うまや
天候 曇り一瞬日が差した
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
八王子6:59発八高線拝島7:12着
拝島7:31発ホリデー快速おくたま1号奥多摩8:21着
奥多摩駅8:35発西東京バス9:29丹波着
コース状況/
危険箇所等
のっけから尾根筋に辿り着くまでは直登。ズルズル滑ってなかなか登れない。
その後も、マイナールートだけあって、踏み跡はまばら。ピンクテープもあったりなかったり。山レコマップダウンロードとGPSは必須。
その他周辺情報 のめこい湯900円
うまや食堂は、本日お休みだった。残念。
奥秋キャンプ場に迷い込み、ここからじゃないですよと教えてもらった。
で、ここが登り口。けれども、ここは「グリーンロード」という遊歩道の入り口であって、芦沢山に続く道ではなかった模様。
奥秋キャンプ場に迷い込み、ここからじゃないですよと教えてもらった。
で、ここが登り口。けれども、ここは「グリーンロード」という遊歩道の入り口であって、芦沢山に続く道ではなかった模様。
ゲンノショウコ。登り口の傍に咲いていました。
2
ゲンノショウコ。登り口の傍に咲いていました。
ちょっと尾根に登る道を探したんだけど見つからず。ここを登ってみました。尾根に辿り着くまでが大変。
過去に歩いた人のオレンジ色の跡を確認したら、もっと手前から直登してました。
ちょっと尾根に登る道を探したんだけど見つからず。ここを登ってみました。尾根に辿り着くまでが大変。
過去に歩いた人のオレンジ色の跡を確認したら、もっと手前から直登してました。
今回は、キノコの山でした。色んな種類のキノコが生えていて。
今回は、キノコの山でした。色んな種類のキノコが生えていて。
ナギナタタケ、でしょうか。キソウメンタケ?
ナギナタタケ、でしょうか。キソウメンタケ?
この間教えてもらったミヤマママコナでしょうか。
今回山で唯一沢山咲いていました。
ただ、写真に撮ろうとすると藪蚊が沢山寄ってきて往生しました。
2
この間教えてもらったミヤマママコナでしょうか。
今回山で唯一沢山咲いていました。
ただ、写真に撮ろうとすると藪蚊が沢山寄ってきて往生しました。
軍手の上から血を吸おうとする藪蚊を払いながらやっと撮ったのがこれ。しっかり脹脛を何箇所かやられました。
2
軍手の上から血を吸おうとする藪蚊を払いながらやっと撮ったのがこれ。しっかり脹脛を何箇所かやられました。
不明。タマゴテングダケのようにも見える。
不明。タマゴテングダケのようにも見える。
ホウキダケ?シロソウメンタケ?
ホウキダケ?シロソウメンタケ?
ムラサキナギナタタケ?
ムラサキナギナタタケ?
これもナギナタタケ?オレンジのもありました。
これもナギナタタケ?オレンジのもありました。
芦沢山到着。「山頂」とだけ書いた標識が地面に落ちてました。側に立っている柱から落ちたものと。元は山名も書いてあったのだろうか。
芦沢山到着。「山頂」とだけ書いた標識が地面に落ちてました。側に立っている柱から落ちたものと。元は山名も書いてあったのだろうか。
途中の標識も倒れたまま。
途中の標識も倒れたまま。
木の根が分かれたところに、金属でできた幣束が祀ってありました。水の神様でしょうか。
木の根が分かれたところに、金属でできた幣束が祀ってありました。水の神様でしょうか。
砥沢山山頂
紫色のや。
オレンジ色の。
サカリ山。
追分に到着。ここまで来ると、人心地。今日初めて出会ったハイカーもいて。
追分に到着。ここまで来ると、人心地。今日初めて出会ったハイカーもいて。
トチの実
藤タワ。「越タワを経て丹波」はまだ歩いたことない。今日はこの道を。
藤タワ。「越タワを経て丹波」はまだ歩いたことない。今日はこの道を。
結局舗装した林道を下り、丹波山村と小菅村を繋ぐ県道に出ることに。
結局舗装した林道を下り、丹波山村と小菅村を繋ぐ県道に出ることに。
ルドベキア タカオ?そんなオサレな名前の花が?林道の起点に?
ルドベキア タカオ?そんなオサレな名前の花が?林道の起点に?
園芸植物でしょうか。こちらは丹波の人里の道端に咲いていました。
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園芸植物でしょうか。こちらは丹波の人里の道端に咲いていました。
キバナコスモス?
キバナコスモス?

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ(軍手) 防寒着 雨具(カッパ) ザック 昼ご飯 行動食 非常食 コンパス 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 サングラス タオル ツェルト トレッキングポール 短パン 熊避け鉄砲 カメラ 携帯バッテリー サブバッグ 着替え

感想

 今回は、マイナールートに挑戦。
 マイナールートでは前回、1日の最後にマイナールートを歩く計画にして、下り切ったところでヘトヘトになりました。今回は、朝一の元気なうちにマイナールートを歩き、後半整備してある登山道を降りるという計画。
 山レコで、人が歩いた形跡のある黄色いドットを辿り、ルート決め。水平移動と垂直移動を計算に入れて、途中の山頂や休憩予定場所での予定時刻を算出。水平距離4km/h標高差100m/15min。標高差は、山頂から山頂でなく、降り切った鞍部からの標高差で。当然ですか。山レコの水平垂直のグラフでマウスポインタ持っていくと、降り切った場所の標高がわかるので便利。水平移動と垂直移動の時間計算は、下記のページにあった記述を参考にしました。
 http://www.shinshu-tabi.com/trekking/kiso3-2.html
 山頂や分岐場所での休憩時間も考慮に入れて、16時には食堂うまやでビール飲む計画。山レコマップもダウンロードして準備万端。下山連絡機能もOn。
 念の為バックアップとしてiPhoneは2台用意。携帯バッテリーも満充電。いつも通り、地理院地図形式で地図もプリントアウト。

 さて当日。のっけから奥秋キャンプ場に迷い込んでしまい、私有地だと注意を受けることに。すみません。あっちの山に登りたいと言うと、芦沢山ですかと。向かう山名がサラリと出たのは、時々登る人もいるのだなと。
 登り口教えてもらって歩いていくと、一向に左手に登るような道が出てこない。延々と山の周りをぐるりと歩きそうな雰囲気。山レコマップで現在地を見ながら登り始める地点と方向を見定める。意を決して、一見なだらかに見える場所から登り始める。なだらかに見えたのは、岩や礫が転がり落ちてできただけの坂道で、足を乗せると簡単に礫が転がり落ちて登りにくい。と、目線の先に動くものあり。蛇。立ち止まって、蛇が逃げていくのを待つ。
 そこからが大変。ほとんど直登だし、滑りやすいし、掴まるものあまりないし。それでも何とかジグザクに登っていると、山レコが「予定ルートから外れました。山レコマップを開いて...」と警告。わかっちゃいるんだけど、予定ルートに乗るには、谷筋を向こうに行かなきゃなんない。木につかまり、岩を掴んで這いながらよじ登り。あと少しで尾根に出る、というところでもっと急な場所にでる。土は滑りやすいし、一度水平に移動してみたけど諦めて谷筋に近いところを何とか。
 登り切ると、基準点らしきものが。疲れていると、判断力が鈍る。右に行かなければならないところ、左に行こうとする。いや、どんどん下って登りはないだろう、と気づいてゆっくり山レコマップと印刷してきた地図で確認。やっぱり右だ。
 そこからの尾根筋も、結構険しいところでした。芦沢山くらいまでは、ピンクテープもないし。踏み跡も殆どない。キノコを見つけては写真に撮り、休憩。最初は撮る気にもならないくらいに息が切れる。
 と、ミヤマママコナらしき花が群生。撮っていると、藪蚊が沢山寄ってくる。払いながら何とか写真に収めたが、軍手の上から血を吸おうとする。慌てて虫除けスプレーを軍手の上から、腕にも足にも掛ける。しっかり脹脛をやられました。家に帰ってから痒い。
 その後も奇妙なキノコを沢山見かけました。写真に撮ったのは一部。比較的うまく撮れて載せているのもまたその一部。
 芦沢山の山頂では、「山頂」とだけ書いた標識が地面に落ちていました。「芦沢山」が左にあったかのように見える。後で帰って過去の山レコの記録を見ると、「芦沢山頂」とあった標識の真ん中が割れていたことが写真でわかりました。
 その先の鞍部に生えている大きな木の根元に青色の幣束が。水の神様を祀ったものでしょうか。
 砥沢山山頂には、消えかかりの木の山頂札が掛かっていました。こういうの、何だか嬉しい。
 この後、降りるべき尾根筋を探すのに山レコマップが役立ち。ちょっと降りかけて山レコマップを見ると、予定ルートより右を降りそうになっている。そのまま水平に左へ移動すると、予定ルート近くになる。で、辺りを見回すと、降りるべき尾根がわかる。GPSがなければ、地図と実際の地形やコンパスで判断せねばならず、技量も要るし、判断にも時間を要しただろう。
 次のピークを目指していると、紫色のキノコ発見。一体なんていうキノコなんだろう。で、これも藪漕ぎに近い感じでサカリ山だと思って辿り着いたらそこはサカリ山の一つ北のピークだった。そこから下る方向も、山レコマップが役立った。行きかけて、別のルートであることに気づいて本来のルートになるよう引き返す。
 下って再び登り。オレンジ色の傘がついたキノコを発見。
 一度見たことのある「サカリ山」山頂札を見つけた時は「やったー」と声が。
 ここから追分までの道は、一度往復したことがあり、見たことのある景色で安心感を覚える。ピンクテープや白・黄色のビニール紐が目印になり。
 追分まで降りると、中高年のハイカーのグループに出会う。
 そこから藤タワまでの登山道は、歩きやすいのなんの。苔むした石が転がっているところは滑りやすい。けれども、歩いてきたマイナールートに比べれば。ルート作成に当たって、考えて作ったことに自画自賛。
 藤タワからの道は、以前高尾天平を通る道を行き、途中藤タワからの別の道が合流してきたことから、高尾天平を通らない道を行こうと計画もしてきたし、その道を選んだつもり。けれども、その道は随分荒れ放題で、結局右下に見える舗装林道に降りることになってしまった。それでも山レコマップのルート通り。で、舗装林道が右に大きくカーブして下に降りるその先で、予定ルートは真っ直ぐに伸びる。けれども、実際には、そこに歩けるような場所はなく。やむなくそのまま舗装林道を下ることにした。
 しかし、確かに、オレンジ色のドットがあるルートを選んだはず。一体その人は、どうやって歩いて行ったのだろう。前回高尾天平からのくだり道で、右から合流してきた山道は、どういうルートなんだろう。
 舗装林道が県道に合流するところで、キク科みたいな花を発見。
 ひたすら下って、食堂うまやの生ビールを楽しみに降りてきたら、今日は臨時休業。

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コメント

ムラサキシメジ
KazTakaさん、こんばんは。

紫色のキノコは、ムラサキシメジ(食用)ではないでしょうか?図鑑で見たことがあります。

写真24の花は、ハナトラノオですね。うちの庭にも咲いています。とても綺麗に撮れていますね。

難しい山行お疲れ様でした。それではまた😊
2019/9/15 20:44
Re: ムラサキシメジ
fgacktyさん

いつもありがとうございます。
ムラサキシメジ。いやぁ、色が色なんで、食用とは思いもよらず。

ハナトラノオ!それですそれ。半野生化するとか。バージニア州から随分と来たもんだ。
2019/9/15 22:38
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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