芦沢山・砥沢山・サカリ山
- GPS
- 05:18
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,149m
- 下り
- 1,082m
コースタイム
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:15
天候 | 曇り一瞬日が差した |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
拝島7:31発ホリデー快速おくたま1号奥多摩8:21着 奥多摩駅8:35発西東京バス9:29丹波着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
のっけから尾根筋に辿り着くまでは直登。ズルズル滑ってなかなか登れない。 その後も、マイナールートだけあって、踏み跡はまばら。ピンクテープもあったりなかったり。山レコマップダウンロードとGPSは必須。 |
その他周辺情報 | のめこい湯900円 うまや食堂は、本日お休みだった。残念。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ(軍手)
防寒着
雨具(カッパ)
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
サングラス
タオル
ツェルト
トレッキングポール
箸
短パン
熊避け鉄砲
カメラ
携帯バッテリー
サブバッグ
水
着替え
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感想
今回は、マイナールートに挑戦。
マイナールートでは前回、1日の最後にマイナールートを歩く計画にして、下り切ったところでヘトヘトになりました。今回は、朝一の元気なうちにマイナールートを歩き、後半整備してある登山道を降りるという計画。
山レコで、人が歩いた形跡のある黄色いドットを辿り、ルート決め。水平移動と垂直移動を計算に入れて、途中の山頂や休憩予定場所での予定時刻を算出。水平距離4km/h標高差100m/15min。標高差は、山頂から山頂でなく、降り切った鞍部からの標高差で。当然ですか。山レコの水平垂直のグラフでマウスポインタ持っていくと、降り切った場所の標高がわかるので便利。水平移動と垂直移動の時間計算は、下記のページにあった記述を参考にしました。
http://www.shinshu-tabi.com/trekking/kiso3-2.html
山頂や分岐場所での休憩時間も考慮に入れて、16時には食堂うまやでビール飲む計画。山レコマップもダウンロードして準備万端。下山連絡機能もOn。
念の為バックアップとしてiPhoneは2台用意。携帯バッテリーも満充電。いつも通り、地理院地図形式で地図もプリントアウト。
さて当日。のっけから奥秋キャンプ場に迷い込んでしまい、私有地だと注意を受けることに。すみません。あっちの山に登りたいと言うと、芦沢山ですかと。向かう山名がサラリと出たのは、時々登る人もいるのだなと。
登り口教えてもらって歩いていくと、一向に左手に登るような道が出てこない。延々と山の周りをぐるりと歩きそうな雰囲気。山レコマップで現在地を見ながら登り始める地点と方向を見定める。意を決して、一見なだらかに見える場所から登り始める。なだらかに見えたのは、岩や礫が転がり落ちてできただけの坂道で、足を乗せると簡単に礫が転がり落ちて登りにくい。と、目線の先に動くものあり。蛇。立ち止まって、蛇が逃げていくのを待つ。
そこからが大変。ほとんど直登だし、滑りやすいし、掴まるものあまりないし。それでも何とかジグザクに登っていると、山レコが「予定ルートから外れました。山レコマップを開いて...」と警告。わかっちゃいるんだけど、予定ルートに乗るには、谷筋を向こうに行かなきゃなんない。木につかまり、岩を掴んで這いながらよじ登り。あと少しで尾根に出る、というところでもっと急な場所にでる。土は滑りやすいし、一度水平に移動してみたけど諦めて谷筋に近いところを何とか。
登り切ると、基準点らしきものが。疲れていると、判断力が鈍る。右に行かなければならないところ、左に行こうとする。いや、どんどん下って登りはないだろう、と気づいてゆっくり山レコマップと印刷してきた地図で確認。やっぱり右だ。
そこからの尾根筋も、結構険しいところでした。芦沢山くらいまでは、ピンクテープもないし。踏み跡も殆どない。キノコを見つけては写真に撮り、休憩。最初は撮る気にもならないくらいに息が切れる。
と、ミヤマママコナらしき花が群生。撮っていると、藪蚊が沢山寄ってくる。払いながら何とか写真に収めたが、軍手の上から血を吸おうとする。慌てて虫除けスプレーを軍手の上から、腕にも足にも掛ける。しっかり脹脛をやられました。家に帰ってから痒い。
その後も奇妙なキノコを沢山見かけました。写真に撮ったのは一部。比較的うまく撮れて載せているのもまたその一部。
芦沢山の山頂では、「山頂」とだけ書いた標識が地面に落ちていました。「芦沢山」が左にあったかのように見える。後で帰って過去の山レコの記録を見ると、「芦沢山頂」とあった標識の真ん中が割れていたことが写真でわかりました。
その先の鞍部に生えている大きな木の根元に青色の幣束が。水の神様を祀ったものでしょうか。
砥沢山山頂には、消えかかりの木の山頂札が掛かっていました。こういうの、何だか嬉しい。
この後、降りるべき尾根筋を探すのに山レコマップが役立ち。ちょっと降りかけて山レコマップを見ると、予定ルートより右を降りそうになっている。そのまま水平に左へ移動すると、予定ルート近くになる。で、辺りを見回すと、降りるべき尾根がわかる。GPSがなければ、地図と実際の地形やコンパスで判断せねばならず、技量も要るし、判断にも時間を要しただろう。
次のピークを目指していると、紫色のキノコ発見。一体なんていうキノコなんだろう。で、これも藪漕ぎに近い感じでサカリ山だと思って辿り着いたらそこはサカリ山の一つ北のピークだった。そこから下る方向も、山レコマップが役立った。行きかけて、別のルートであることに気づいて本来のルートになるよう引き返す。
下って再び登り。オレンジ色の傘がついたキノコを発見。
一度見たことのある「サカリ山」山頂札を見つけた時は「やったー」と声が。
ここから追分までの道は、一度往復したことがあり、見たことのある景色で安心感を覚える。ピンクテープや白・黄色のビニール紐が目印になり。
追分まで降りると、中高年のハイカーのグループに出会う。
そこから藤タワまでの登山道は、歩きやすいのなんの。苔むした石が転がっているところは滑りやすい。けれども、歩いてきたマイナールートに比べれば。ルート作成に当たって、考えて作ったことに自画自賛。
藤タワからの道は、以前高尾天平を通る道を行き、途中藤タワからの別の道が合流してきたことから、高尾天平を通らない道を行こうと計画もしてきたし、その道を選んだつもり。けれども、その道は随分荒れ放題で、結局右下に見える舗装林道に降りることになってしまった。それでも山レコマップのルート通り。で、舗装林道が右に大きくカーブして下に降りるその先で、予定ルートは真っ直ぐに伸びる。けれども、実際には、そこに歩けるような場所はなく。やむなくそのまま舗装林道を下ることにした。
しかし、確かに、オレンジ色のドットがあるルートを選んだはず。一体その人は、どうやって歩いて行ったのだろう。前回高尾天平からのくだり道で、右から合流してきた山道は、どういうルートなんだろう。
舗装林道が県道に合流するところで、キク科みたいな花を発見。
ひたすら下って、食堂うまやの生ビールを楽しみに降りてきたら、今日は臨時休業。
コメント
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KazTakaさん、こんばんは。
紫色のキノコは、ムラサキシメジ(食用)ではないでしょうか?図鑑で見たことがあります。
写真24の花は、ハナトラノオですね。うちの庭にも咲いています。とても綺麗に撮れていますね。
難しい山行お疲れ様でした。それではまた😊
fgacktyさん
いつもありがとうございます。
ムラサキシメジ。いやぁ、色が色なんで、食用とは思いもよらず。
ハナトラノオ!それですそれ。半野生化するとか。バージニア州から随分と来たもんだ。
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