引率富士山・富士宮口・無念一人リタイヤ
- GPS
- 08:29
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,748m
- 下り
- 1,728m
コースタイム
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 8:23
天候 | 曇りのち霧雨のち雨のち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新6合の2軒以外の山小屋は閉まっています。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
感想
総勢9名で富士山富士宮口を登ってきました。
きっかけは近所の飲食店。
在宅介護をしていた時、よく息抜き・ストレス解消でお店に足を運んでいた。
山の話、富士山の話をしているうちに、店主ご夫妻が「私たちでも富士山に登れるかな」という話になり、当然「ご案内しますよ」という話になったのが去年の富士山シーズンが終わってから。
今年の富士山シーズンが始まって具体的な計画を作り出したら、参加予定者が増えていった。
結局、ご夫妻と息子さん、お店の常連さん、ご夫妻のお知り合い、お店のバイト2名、元バイト1名の8名。(バイト一人は当日キャンセルになったので最終は7名)
正直、参加者のレベルがわからないので、1,2名は登り切れない人が出るかなと感じたので、私の会社のメンバーで過去4回一緒に富士山に登っているY氏にサポートを頼んだ。
お店の営業日との兼ね合いあるので、日程はピンポイントでマイカー規制が解除された後の9月16日とし、条件が悪ければ今年は諦めるということにした。
前の週から天気予報は二転三転。
お店に集合した2時には雨が降り出したが、御殿場・静岡方面は雨雲がなかったので予定通り出発。
5合目では駿河湾方面はきれいに見え、上空には雲はあるが時折月が顔をだす薄い雲だった。
計画では5時15分スタートだったが、私の予備のライト含めて人数分あったので、5時にスタートして超ゆっくり新6合まで登ることにした。そこで登り方や呼吸など少し話をして、ライトが不要になったので正式スタート。
10分で50〜60mの登高ペース。
30分から40分ごとに休憩を挟んで標高3000mまで。止まるたびにメンバーに状態を聞くが問題ないとのこと。でも、奥さんの息が少し上がりかけていた。
ここまではガスと霧雨状態だったが、少し雨脚が強くなってきたので、3200mのところで装備のチェック。寒さを感じる人は中に着込んでもらったり、レインウエアをしっかり着けてもらったり、私もここでレインの下を履いた。
ここに到着した時の奥さんの息の上がり方がその前より強かったので、ここから先は2班に分けてY氏に問題ない感じの4人とともに先行してもらった。
ご夫妻と息子さんと私で再スタート。かなりペースを落として登っていたが、しばらくすると店長の動きが止まった。具合を伺うと吐き気がするという。そして顔が真っ白。
店長自身ももう無理と判断して降りることに。一人で大丈夫というが当初の計画通り、リタイヤ者は安定する所まで付き添って下ろすことにして、奥さんと息子さんには進んでもらった。
ゆっくりと3000mまで降りてもらい、吐き気は残っているが呼吸は問題なく、頭痛とかもないというので、ルートを指示して私は登り返すことに。
登り返していると、雲を抜けたのか雲が流されたのか、晴れてきた。
レインウエアを脱いで、メンバーを追いかけるが、いつもよりかなり装備が多く、重いのでペースが上がらない。
9合5尺のところでY氏から全員山頂に着いたと連絡があったので、あと15分ぐらいだけど、余裕がある人には剣が峰まで登ってもらえばと伝えて、私はブル道で剣が峰下に直接回り込むことにした。
剣が峰まで登ったが誰もいない。富士宮口頂上まで戻るとみんな休んでいた。
私が剣が峰まで行っている間に一息付けたようでみんなで剣が峰へ。1日に2回剣が峰に立ったのは初めてだ。
1名は登り切れなかったが、ほかのメンバーは大きなトラブルもなく剣が峰まで登ってもらえたのは引率者としての役割は果たせたかなとほっとした瞬間だった。
途中は雨風で厳しい富士山。山頂直下からは快晴無風の素晴らしい富士山を体験してもらえた。
あとは降りるだけ。
一人膝に不安があるというのでブル道を使って降りることにした。
日程を閉山後の16日にしたのは5合目まで自分たちの車で上がってこられるので、リタイヤした場合はそこで休んでいてもらえるのと、下山にブル道という選択肢を確保したかったから。
膝に不安のある方は傾斜の強いところでは痛みが出たようだが、動けなくなることもなく全員無事に下山できた。
総行程8時間30分。結構重い荷物を背負っていたので翌日腰が痛くなった。
なんというタイミング。
ブル道を使って降りたので、登ってくる人と交わることはほとんどない。
山口山荘に脇を通っていると、登山道に子供を背負った背の高い人が。
なんとkohi-さんご家族。富士宮口に来るのは聞いていたが、このタイミングですれ違うとは。
そして下山して、靴下脱いで砂を流していると見おぼえあるTシャツを着た人がレストハウス方面に歩いていた。Kohi-弟さんでした。
声をかけたが届かず、裸足なので追いかけることもできず。でも、これもすごいタイミングだな。
富士山の記録
登頂115回目(吉田口23、須走口49、富士宮口30、御殿場口23)
あのあと、トイレ行って戻ったらガスで何にも見えなくなり見失いました。
私も標高3000メートルでリタイヤしておりてきました。
現在は通風で断酒してます。
horu君、こんにちは。
兄さんから、先に降りたと聞いていたのですが、目と鼻の先を通るとは
思いもよらずでした。
ヨッシーが会ったよと言ったので、靴履いてからトイレ方面に行ったのですが
ほんとガスガスだったね。
痛風発症ですか。改善させて忘年会には是非参加してくださいね。
断酒=減量と思いましょう。
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