中央アルプス！空木岳・赤梛岳・南駒ヶ岳周回！

2019年09月15日(日) 〜 2019年09月16日(月)

• GPS: 32:48
• 距離: 33.4km
• 登り: 2,937m
• 下り: 2,930m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:45
• 休憩: 1:34
• 合計: 12:19

5:54 スタート地点
6:04 6:06 ゲート
6:40 6:42 伊奈川ダム上駐車場
8:10 8:19 金沢土場
8:37 8:37 水場
8:41 8:54 うさぎ平
10:03 10:07 北沢 吊り橋
11:30 12:03 仙人の泉
13:00 13:10 空木岳 八合目
13:29 13:29 見晴台
14:26 14:37 木曽義仲の力水
14:52 15:02 木曽殿山荘
18:03 18:03 空木岳
18:13 駒峰ヒュッテ

2日目

• 山行: 8:23
• 休憩: 0:58
• 合計: 9:21

5:21 駒峰ヒュッテ
5:31 5:48 空木岳
7:17 7:23 赤梛岳
8:20 8:46 南駒ヶ岳
10:19 10:26 北沢尾根三角点
12:59 13:00 南駒ヶ岳登山口（四合目）
13:22 13:23 福栃平(南駒-越百分岐)
13:57 13:57 今朝沢橋分岐（二合目）
14:29 14:29 ゲート
14:42 ゴール地点

天候

☁時々☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

伊奈川ダム駐車場は崩落のため通行不可。
路肩に停めさせていただきましたが、朝6時前でも先客は多く、かなり下の方からのスタートとなりました。

コース状況／危険箇所等

★伊奈川ダム〜うさぎ平
ひたすら長い〜〜〜い林道歩きです！
地味に体力を奪う…、前半は体力は温存したいところ…自転車で途中まで登ってデポされてる方もいます（賢い！）。

★うさぎ平〜木曽殿山荘
小さなアップダウンが多いのが辛いです。水場は2箇所あります。

★木曽殿山荘〜空木岳
後半はやや険しい岩場、鎖場あり。
短足なので高低差のある岩場はしんどい（笑

★空木岳〜赤梛岳
基本的に巻きで通過可能な登山道ばかりですが、
部分的に危ないばしょもあるので気を抜かないこと。

★赤梛岳〜南駒ヶ岳
岩場をガッツリ登る部分あり。補助ロープなどはありません。
高度感もあるので注意です。ここは全集中でした。

★南駒ヶ岳〜北沢尾根
尾根に乗るまで鎖場がありますが、慎重に行けば問題なし。
その後のハイマツの猛烈なブッシュが長く、やばい。
心が折られます。

★北沢尾根〜福栃平まで
これまた、猛烈なクマザザブッシュで参りました。。。
急登（下り）なのが膝に堪えます。

その他周辺情報

道の駅に寄り道しまくり。

写真

9/15 5:58

かなり下ので駐車…！

9/15 6:06

10分ほど歩いてゲートへ！

9/15 6:10

すぐトンネルの中を通ります。

9/15 6:13

この頃はまだ自撮りする余裕があるが…

9/15 6:19

伊奈川ダム

9/15 6:23

アキノタムラソウ

9/15 6:32

崩落箇所がいくつかあります。

9/15 6:41

駐車場。
もちろん車はない。

9/15 6:43

ここで分岐
ほとんどの方は右手へ行かれた。

9/15 6:44

私は左へ！

9/15 6:46

長い長い林道歩きの始まり。
（ここまでも充分長い）

9/15 7:36

堰堤から水が溢れておりましたが、意外に深くてびっくりです。

9/15 7:47

陽が射してきた…
暑くなりそうです！

9/15 7:57

自転車がデポしてありました。
ここまでの距離を考えたら得策です！
羨ましい…！

9/15 8:08

避難小屋だそうです。かなり朽ちています。

9/15 8:13

合流地点

9/15 8:37

ダイモンジソウ

9/15 8:39

最初の水場です！
冷たくて美味い！！

9/15 8:44

やっと取付きへ。
車を停めた場所からここまで約2時間半もかかった。

9/15 9:05

ブッシュの予感。。。

9/15 9:28

完全に陽が昇りました。

9/15 9:33

しばらく歩きやすい登山道が続く

9/15 9:58

コケがキレイですねぇ

9/15 10:08

橋めちゃ揺れますね！

9/15 10:42

急登&ブッシュ

9/15 11:17

明瞭な尾根に出ました！

9/15 11:19

こんな尾根なら大歓迎ですが。。。後で地獄が待ってました。

9/15 11:22

水場まであと少しです！

9/15 11:27

何度か笹が深い場所あり。

9/15 11:33

だんだん花を愛でる気力がなくなってきた…あなたは誰です？

9/15 11:35

コケが綺麗な場所が多い

9/15 11:56

仙人の泉に到着！

9/15 11:57

ここでしばらく休憩します。

9/15 12:13

木漏れ日が美しい場所に出ましたが気温も上がりまくり。。

9/15 13:01

ひたすら登る！

9/15 13:03

荷物も重く、なかなかコースタイムどおりに行きません…

9/15 13:08

のんびり行きますよ、のんびり。。。

9/15 13:12

かわいい実を発見。

9/15 13:35

すごく良い香りのする樹液。

9/15 13:39

やっと山容が確認できるも…

9/15 13:40

景色を楽しむ余裕が無くなってきた。。。

9/15 14:23

長い…

9/15 14:29

サクライウズ（高山植物）？
金剛山でこの時期よく見るカワチブシ（トリカブト）とは違うようです。他にも似た種があり、見分けはかなり難しいとの事…これも間違っているかも＞＜

9/15 14:37

ウメバチソウ（高山植物）
湿った場所を好むので水場でたくさん見つけることができました＾＾

9/15 14:37

木曽義仲の力水
最後の水場ですが、枯れている事もあるようです！

9/15 14:37

9/15 14:44

ヤマハハコ（高山植物）
たくさん咲いています。登山道脇で、ぎゅっと群生している姿は愛おしく思えます。

9/15 14:44

キソアザミ（高山植物）？
うなだれた形状が特徴です…が、それくらいしか違いがわからない…

9/15 14:50

ガスが出て来てる

9/15 14:54

木曽殿山荘。
本日のゴールはまだまだ先！

9/15 14:57

谷底からモクモク

9/15 14:57

先を行くパーティー
私はゆっくり参りまする。

9/15 15:07

イワツメクサ（高山植物）
いたるところに咲いている可愛いお花です。

9/15 15:08

調べたけど分からなかったナゾの花…

9/15 15:14

ヒメウスユキソウ（高山植物）？？
だいぶ枯れていました。

9/15 15:19

名称不明
枯れてしまった後かな？？

9/15 15:20

目まぐるしく変わる天候

9/15 15:26

ガスが出ても画になる景色です！

9/15 15:31

トウヤクリンドウ（高山植物）
ほとんど閉じておやすみモードでしたが、いくつかまだシャッターチャンスを待っていてくれました＾＾

9/15 16:05

駒ヶ岳方面の山容がダイナミックで素晴らしいですね〜

9/15 16:10

ずっと見てられます！

9/15 16:30

うっは〜〜〜

9/15 16:42

9/15 16:48

9/15 16:55

9/15 17:07

9/15 17:22

足が上がらなくなってきた…シャリバテ気味です。

9/15 17:28

この辺りから鎖場などが出てきます。疲労はピークですが全集中！

9/15 17:31

全てに鎖やホッチキスがあるとは限らないので注意です。

9/15 17:33

9/15 17:40

9/15 17:43

9/15 17:51

もう勘弁してくれ…

9/15 17:59

9/15 18:04

空木岳山頂！自撮りする余裕なし。すぐ寝たいです。

9/15 18:05

駒峰ヒュッテが見えてきました。

9/15 18:08

9/15 18:11

駒峰ヒュッテ…長かったです。

9/15 19:24

予想通り、かなりの混雑。
テントがあれば今回は特別に幕営できたらしい。

9/15 19:27

眠たいけど根性で悪あがきの夜景撮影。

9/15 19:29

月明かりがあったけど、うっすら天の川を確認。

9/15 19:36

おやすみなさい。。。

9/16 5:21

おはようございます。
あまり寝られませんでした。。。

9/16 5:24

行ってきま〜〜す

9/16 5:38

空木岳へ。

9/16 5:39

今日はここを歩くのだ…！

9/16 5:39

かなり明るくなってきました。

9/16 5:50

空木岳山頂！
前日は疲労困憊で撮らなかった記念写真です！

9/16 5:54

9/16 5:57

9/16 6:03

9/16 6:04

9/16 6:08

9/16 6:17

9/16 6:20

イワギキョウ（高山植物）
一帯が群生地でした＾＾

9/16 6:26

9/16 6:31

9/16 6:37

9/16 6:48

9/16 7:07

9/16 7:12

9/16 7:17

9/16 7:22

赤梛岳山頂！山頂貸し切りー！

9/16 7:26

9/16 7:29

9/16 7:34

9/16 7:46

9/16 7:53

9/16 8:15

9/16 8:20

9/16 8:26

9/16 8:28

南駒ヶ岳も山頂貸切！最高です！！

9/16 8:30

越百山方面を臨む。あの気持ち良さそうな稜線もいつか歩いてみたいものですねぇ。

9/16 8:33

9/16 8:33

9/16 8:41

9/16 8:45

9/16 8:49

北沢尾根へ。なかなか労力を要するらしいですが、険路や悪路と聞くと迷わず進んでしまう病気なようです！

9/16 8:58

名残惜しいですか帰らねば…

9/16 8:59

ハイマツ帯で踏み跡も一部分かりにくくなってる。

9/16 9:06

鎖場があります！全集中！！

9/16 9:20

9/16 9:28

9/16 9:32

9/16 9:40

9/16 9:55

まだまだゴールまで遠いですね〜〜

9/16 10:09

やっとハイマツ地獄位から抜け出したか？？

9/16 10:18

北沢尾根の三角点がある場所。

9/16 10:18

タッチ！

9/16 10:34

やっと歩きやすい道に出たかと思ったが…

9/16 10:49

笹が深いけどまだ全然まし。

9/16 10:49

後半は猛烈である…ブッシュ地獄には参った。。。

9/16 11:21

看板、ブッシュの繰り返しです！

9/16 11:54

だんだん人工物が出てきます。

9/16 12:02

ここまで来たらあとちょっと。

9/16 12:06

いきなりガレ場に出た！

9/16 12:09

お、渡渉ポイントか？！
（普通に林道に合流できる場所もあったみたい…）

9/16 12:11

あまりにもキレイで気持ちいので頭から川の水をかぶりました。

9/16 13:02

あとはひたすら林道歩き。

9/16 13:06

mizui800三等兵、無事に帰還でありまする！！！

9/16 13:24

越百方面の取付きはこっちです！

9/16 13:25

もう林道は勘弁してくれ…足がちぎれそう。

9/16 13:26

山小屋の車は通れるみたい。

9/16 13:48

川を眺めながら休憩。

9/16 13:58

戻ってきた！周回完了！

9/16 14:18

ダムまでも長い…

9/16 14:26

トンネル

9/16 14:31

車止めゲートまで戻ってきたけど、車はまだまだ先…

9/16 15:29

道の駅大桑、別名「木楽舎」に寄り道
時間が遅かったか、お目当の野菜はほとんど売り切れ！残念！

9/16 16:29

でもまだまだ道の駅はある。少し足を伸ばして道の駅「賤母」へ。さらにお野菜を買い足し！

9/16 16:30

ここで湧き水14Lを汲ませて頂きました。
美味しいお水を頂きありがとうございました。

撮影機器：

D800 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ 半袖インナー ハードシェル タイツ ズボン ハーフパンツ 靴下 グローブ 防寒着 シュラフ 靴 ザック 折りたたみチェア ガスバーナー アルコールストーブ 山ボトル（0.75L） 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図 コンパス ヘッドライト 予備電池 保険証 携帯 タオル カメラ 三脚

感想

mizui800

以前から気になっていた日本百名山、空木岳。
関西から中央アルプスはまだ近いといえど、滅多に行ける山域ではないので空木岳・赤梛岳・南駒ヶ岳を縦走しつつ周回という贅沢なコースを計画しました！

距離の長い伊奈川ダムからスタート、テント泊ではないものの、三脚やカメラがかさ張るので毎度のことながら荷物は今回も20kg越え。小刻みなアップダウンが地味に体力を奪う…約18kmも歩いて初日で疲労はピークに到達。
これ、ホンマに明日帰れるのだろうか…不安が残る。
景色に見とれる間も無くとにかく疲れた。

三脚じゃなくてポールを持ってくるんだった＞＜

小屋では消灯後も人の出入りがあったり、イビキでなかなか寝付けず疲れが残ったままこれから後半戦スタートとなりました。
僕はやっぱテント泊派です＾＾；

翌日、赤梛岳までは気持ちよく稜線を歩けましたが南駒ヶ岳の前後はかなり険しい登山道になっており、おまけに背丈ほどあるハイマツのブッシュで踏み跡をロストしやすく、いつの間にかあらぬ方向へ向かっていたりするので途中コンパスで何度も確認。とにかく猛烈でした。。。
北沢尾根は急登で障害物だらけで事故が多く、通行される方も少ないとか。
下山完了まで3人しか出会いませんでした。

中央アルプスといえば駒ヶ岳が有名すぎますが、南は人も少なく絶景を貸し切りできてしまう事も度々あり満足度はかなり高いと思いました。
林道がホントに長く、けっきょく二日間で33.3kmの歩行。
このしんどさはチャレンジ登山大会以来か？久々に疲労感を感じた山行きでした…