甲武信ヶ岳〜雁坂峠縦走
- GPS
- 31:09
- 距離
- 35.8km
- 登り
- 3,379m
- 下り
- 3,277m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 8:01
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 9:34
天候 | 1日目 曇り 2日目 晴〜高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ツェルト泊しに甲武信ヶ岳に行ってきました。
テントとツェルトはどう違うか?寒さはどうか?軽量化した装備の使い心地は?翌日はどうなるか?などのチェックをしました。
甲武信小屋のテント場は整地されており、当日は気温差の少ない暖かい日だったので、
結露も少なく今回は条件が良すぎて練習にならなかったかもしれません(笑)。
しかしこの経験を上手くいった〜と慢心せず、様々な状況を想定して準備していこうと思います。
【人との出会い色々】
・私のツェルトの隣には、夕方遅くついトレイルシェルターで高鼾をかき、日没時に周りを散歩、1時に出発していったカモシカ山行と思われるツワモノがいました。
・ブランド登山用品、盗って!と言わんばかりに周囲に荷物を散らかした真新しいMS○テントが。
それに対して、盗まれてはいけないと、某キャラクターの絵が大きく描かれた、大事に使い込まれていたテントもありました。
・オトナの2人組私達と同じペースで甲武信ヶ岳〜雁坂峠23キロの縦走に、小学1年性を含む親子グループがいて、驚きました。
・雁坂小屋のご主人は、すごくいい人。。7月に行われた雨の分水嶺トレイル大会で、ずぶ濡れで遅れて到着する選手達のために、真夜中までカレーなどを提供してあげたそうです。
【ツェルトについて】
今回は練習で一泊なのでうまくいきました。が、トレッキングポールや軽量ペグで固定したツェルトは、強風時は心許ないと感じました。
それから、結露は少なかったとはいえ、寝返りをうってるあいだに、壁に触れてシュラフが濡れました。
シュラフはモンベルダウン#3 。今回、足元をミニタオル1枚分くらいの範囲を濡らしました。
ダウンは濡れるとなかなか乾きませんね。保温力も下がるし、もし広範に濡れてしまったら、2泊目でとても寝られないな、と実感しました。
やはりシュラフカバー、自分は持っていこうと思いました。今回の事で、乾きやすい化繊のシュラフや撥水ダウンの意味もやっと理解できました。
で、自分なりの結論は、テントがわりにツェルトを使うのは
・森林限界を超えない場所
・軽量化必須な長距離縦走で、
・避難小屋や小屋素泊まりが出来るところ
・小屋がない時はびしょ濡れで下山出来るエスケープルートがあるところ
という感じでしょうか。
荒天対策と、快適性対策の、自分の許容範囲を考えるいいきっかけになりました。
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