2019年初秋の斜里岳
- GPS
- 07:57
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,028m
- 下り
- 1,005m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
渡渉が多いので、増水時注意。 旧道は滝も多いので、スリップ注意。 |
写真
感想
百名山の道東編2座目。朝方は雨、10時ごろから晴れてくる予報だったので、出発を遅らせて、清岳荘を6:25発。駐車場には40台停められるそうだが、まだ数台しかない。登山口から入ってすぐに林道へと下る。30分ほど歩いて一の沢川へ。いきなりの渡渉。昨日から今朝まで雨だったので、水量は多い。その後下二股まで13回も渡渉があり、ピンクテープを対岸に見るたびに呆然とした。見た目には岩の間隔が歩幅で届きそうにない箇所も多く、今日は無理なのではと何度か弱気になる。それでも、ダブルストックでバランスをとりながら、なんとか跳ね渡る。下二股からの旧道も渡渉と滝の連続。滝は基本的にその脇を登るのだが、足を滑らせたらやばい急斜面だし、耳をつんざく轟音のために気を抜けない。途中で若者4人組に抜かれ、他にも入山者がいたのだと妙に安心した。上二股からは滑る心配もなく、安心して稜線へ。まだガスが濃く、頂上は見えない。小ピークを二つほど越えると、ついに頂上だ。頂上の右手(東側)はザレ落ちている。10時に到着した時には、7-8人くらいの先着者がいた。四方は雲で真っ白だが、時々、青空と近くの山が見える。頂上からの絶景が見たくて40分粘ったが、その間にはあまり変化なく、諦めて下山開始。上二股に降りていくころから晴れ間が広がり、遠くの山並みが見えてきた。帰りの新道は尾根道なので期待大だ。熊見峠に着くまでにはすっかり青空になり、斜里岳山頂もきれいに拝めた。オホーツク海や屈斜路湖、摩周湖もよく見える。この景色が望めるかどうかで登った山の印象は断然違う。下二股からは来た道だ。渡渉の連続だが、「このポイントは渡れた」という絶対の自信があるので、楽な気持ちで進めた。無事に終わった後では、変化に富み、いい山だったと思える。下山後に清里の町から望んだ斜里岳は美しかった。
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