夏本番_北日高エサオマン〜幌尻岳
W_Matsui
taanabe
- GPS
- 152:00
- 距離
- 57.1km
- 登り
- 3,119m
- 下り
- 3,361m
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- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:30
- 山行
- 2:15
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 2:30
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:00
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:15
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:00
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:40
| 天候 | 晴れor曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年09月の天気図 |
| アクセス |
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感想
とても星が綺麗な夜でしたが寒くて起きると雲が出てきていたので外にいるのは寒損と思い中に入りました。Lにはとても寂しい思いをさせていたようなのでこの場で謝ります。ごめんなさい。
��戶蔦別川橋P―エサオマン林道分岐ー・826C1
同期に送ってもらう。ありがとう。下調べに反して車で戸蔦別川橋まで行けた。1-2時間くらいは巻けただろうか。今日は時間が許す限り行けるところまで行くことにする。林道を歩 いて分岐からは笹の中の踏み跡をたどる。地図上で林道マークがついてるところは歩ける。沢は序盤はずっと 河原歩き。・826二股らへんで14時くらいだったのでその辺の河原でC1とする。どうやらsLの体調が悪いようだ。幸先が悪い。葛根湯をあげて、明日には元気になって 欲しいと願って沈。スカッパの放射冷却の影響でクソ寒いが星がとても綺麗だった。
��C1―c1060C2 起床するがsLは食欲がないとのこと。カップ麺を残していた。思ったより重症かもしれない。再び葛根湯を 飲んで昼までを目処に休んでから様子を見ることにする。二度寝をかます。昼頃にsLが動けるようになったので今日は山スキー沢出合を目安に動くことにする。単なる河原歩き。晴れているので目の前にエサオマンや稜線などが一望できて一同歓喜。山スキー沢まではすぐについてしまったのでテン場 を探しながらもう少し進む。右岸の藪の中にいい感じの場所があったのでそこで泊まることにする。sLにパブロンをあげて沈。
��C2―SJP―エサオマンpeak―エサオマン北カールC3
今日は気合の1日である。パブロン飲んで出発。c1280のFまでは何もな河原歩きc1280Fは特に何も難しくない。そのあとのひたすら続く急なナメが高度感あり緊張した。ただひ たすらナメでコンタを稼いで行く。そしてナメが終わり灌木帯へ突入する。足元がガレの灌木帯を抜けると突然視界 がひらけてカールが姿を現わす。北東カールでは電波が入った。下調べ通りSJPの東の ガレたルンゼを詰めて行く。かなり上の方まで水が枯れない。ルンゼ上部は巨大な浮石がたくさんあり一人ずつ行くことにする。全員集合し、ルンゼを詰め切れなくなったところで右岸にトラバースし、灌木帯へ突入する。藪を漕いで稜線へ。もっといいルートがありそうなものだが。SJPに着く頃にはガスが出てきて展望はあまりない。せっせとエサオマンへ向かう。踏み跡はしっかりしている。途中で泊まれそうなところが何箇所かあった。エサオマン直下は一部不明瞭 だが問題ない。エサオマンpeakはこじんまりしている。北カール までの踏み跡は全く見えない。大体の角度を見ながらブッシュ帯を降って行く。途中でL が不注意で岩を踏み抜き、大きめの岩を落とした。それからガレ場 を降りるのが怖くなったので脇の草原を降る。快適だった。北カールは北東カールより小さいものの、草原の 綺麗なカールだった。カールは声が響くので色々叫んで熊対策をする。風も弱く、暖かい最高のテン場だった。沈とする。
��C3―エサオマン入り沢出合C4
今日も気合の1日である。午後から天気が怪しい予報だったので急ぎ足で下ることにする。下調べ通りの沢。倒木が本当に多い。チムニーのFはなんてこともない。札医のFは右岸abした。左岸を20-30m トラバースして木でabすれば濡れずに降りられるだろう。c960二股後からは倒木少なく綺麗なナメと函の沢。 高巻きと言うよりはテラス状を歩いたりへつったりして通過する。濡れずに行けるが真夏なら飛び込んだ方が 楽しそう。出合は台風の影響が強く残っている。広めの出合でテン場、焚き火跡あり。次の日は午後から荒れる予報だったので休養も兼ねた停滞日にする予定だったが、天気図的に何とか行けそうだったので最低でもc1250のテン場、天気が持つなら七つ沼カールを目指すことにする。粘り強くラジオで天気予報を聞こうとするが中々放送されなかった。
��C4―七つ沼カールC5
そして今日も気合の1日である。Lの個スペのトド肉大和煮を食べた。できるだけ早くテン場に辿り着きたいのでMの荷物を予め分けておく。Depaしてしばらくはただの河原歩き。沢型が深い沢は大体わかる。ネットの記 録にあったc950のテン場はよくわからなかった。c1040二股までは河原が続くが両岸は切り立っていて巨岩がゴロゴロしている。c1040二股後に本格的に巨岩帯が始まる。ほとんど直登できるが直登できないものは巻道があるので問題ない。しばらく巨岩帯が続き、c1140へ。下調べ通り両股からFとして落ちてきている。左股へいく。 左岸を巻いた。二股を越えると巨岩帯も落ち着き、歩きやすくなる。c1160Fは右岸から巻いたが特筆してこれをFと認定するほどではない。あとは平坦な河原をひた歩きc1250へ。後半は沢も狭く、bush被ってきていた。c1250着が10時半くらいで、天気も持ちそうなので七つ沼へGO! c1250界隈はどこでも泊まれそうだった。七つ沼へ向かうがc1300-c1500の傾斜が強いセクションはしんどかった。上部はガレている。「どうせこのあと灌木帯超えてパッと開けてカールだろ」 みたいなノリで行くとガレの行き着いた先は枯れた沼だった。しかもハイマツに覆われている。正直現在地もよくわからない。戶蔦別が見えるのでそっちの方へ藪を漕いで行く。途中でいくつか枯れた沼を横断。沼には 熊狐鹿などの足跡があった。ハイマツを漕いでいると人間がいた。北大のワンゲルだった。その後、稜線への踏み跡がわかる位置でテントを張った。晴れてきて戶蔦別や幌尻の肩が一望できる。 たまり水を汲んだあと、カールでは電波が入らなかったので稜線へLとMで電波アタックをしに行くことにする。浮石の少ないがれた道。ほぼ空身で15分ほどでついた。疲れが溜まっていることもあり、めちゃくちゃしんどい。電波が入ったので現状報告と天気予報をとってしばらくポヤポヤ。明日はスカッパ予報なので、幌尻At.後、稜線で一泊して星を見て、 戶蔦別を回収後に下山開始ということにした。なんだかんだで連日気合の行動日だったので、明日はゆっくり起きてガスがとれたらDepaすることとなった。
��C5―幌尻peak―戶蔦別peak―幌尻山荘―四の沢手前C6
4時半起床。ちょっと明るい。ゆっくり準備して7時ごろにガスが消えスカッパに。めっちゃ気持ちいーー。水を入れてザックも重たいのでゆっくり登る。昨日見つけたテン場に沢装備とテントなど要らないモノだけdepo して幌尻At.へ。人と何度かすれ違ったがとてもいい匂いがする。peakについた時点で今日中に下山開始したい欲が湧いてきたの で今日中に下山開始する方向で考える。時間は結構ギリギリだができないことはなさそうだったので頑張ることにした。やはり今日も気合の1日である。ダッシュで来た道を戻り荷物を 回収して戶蔦別へ。幌尻の上りと比べるとすぐに終わった。早々にpeakをdepaし六の沢コースを降りる。ここからが今日の核心部。めっちゃ急な斜面を900mくらいほぼ直下降で下ろして行く。しんどいけど足が勝手に動くのでめっちゃ早い。6の沢出合で泊まることも考えたが、時間にまだ余裕があるので山荘から先の泊まれそうなところを探しながら降ろすことにした。沢歩きというより渡渉のある夏道って感じ。4の沢手前で15時半。パーティの疲労や4の沢から先に泊まれそうなところがなさそうということを考えて4の沢手前の河原で泊まった。薪は豊 富。増水×。夜もスカッパなのでLは外で寝ることにし た。薪を集めて寝る準備を整え、一人で夜空を独占しているとMも出て来た。星を数え、天の川を見ている うちに寝てしまったが、放射冷却の影響で寒くて起きる。薪をくべて寝るを繰り返すと気づくとMはテントへ戻っていた。さみしい。
��C6―とよぬか山荘下山
今日は気合の1日である。河原歩きと林道22km歩きの日である。30分ほどで取水施設に着く。序盤はスタスタ歩き、快調に第二ゲートまで。第二ゲートで大休止を取 ってからペースダウン。最初は2時間に一回の休憩が1時間に一回、30分に一回とみんなのHPの上限が減って行くのがわかる。そしてみんな色々な部位の痛みと戦っている。歌う元気もない。真っ直ぐ歩くのもしんどい。 ゾンビになりながらも下調べ的に第一ゲートのところに着くが、そこに第一ゲートはなく、へたり込む。発狂しそう。Mの一人が元気そうに「ちょっとこの先見てくる」といって見に行った。すぐ引き返してくるが、迎えを頼んだOBと一緒に歩いて戻ってくるのが見えた。一同歓喜。そこから15分くらい歩いて第一ゲートまで。極かった。しかし、バスを使う人間に勝てた気がして嬉しかった。本当にお疲れ様でした。
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