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Yamareco

記録ID: 203032
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沢登り
尾瀬・奥利根

奥利根の森の沢へ、リハビリ探索。ヨブスマソウとランに見とれる

2012年06月30日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.9km
登り
543m
下り
564m

コースタイム

車止め 9時40分発。
沢遡行。上部で登山道を使って、別の沢へ。
沢を下降。車止めに14時50分着。
天候 晴れ。
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車止めから林道を使って沢へ入る。
今回入る沢は、滝も深い淵もなく、面白味がないから登山者は入らないところ。
リハビリでのんびり体調を試すには、かえって良い条件です。
2012年06月30日 09:52撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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6/30 9:52
今回入る沢は、滝も深い淵もなく、面白味がないから登山者は入らないところ。
リハビリでのんびり体調を試すには、かえって良い条件です。
今回の足固めには、渓流釣り用の古いシューズを使いました。薮を歩く場面を考えて、ひざ下には古いスパッツを着けました。
2012年06月30日 10:12撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
6/30 10:12
今回の足固めには、渓流釣り用の古いシューズを使いました。薮を歩く場面を考えて、ひざ下には古いスパッツを着けました。
ズダヤクシュ。
2012年06月30日 09:34撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/30 9:34
ズダヤクシュ。
同。先端は花。下部はもう種子をつけています。
2012年06月30日 10:20撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/30 10:20
同。先端は花。下部はもう種子をつけています。
今回は、このヨブスマソウの密度を調べるのが、目的の一つ。
この時期だと背丈は160センチくらいまで伸びていました。
先端部はやわらかそう。
2012年06月30日 09:40撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/30 9:40
今回は、このヨブスマソウの密度を調べるのが、目的の一つ。
この時期だと背丈は160センチくらいまで伸びていました。
先端部はやわらかそう。
シシウドのてっぺん。
2012年06月30日 09:51撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 9:51
シシウドのてっぺん。
沢に落ち込む斜面は、いろいろな植物を一目で観察できて、センサスするには効率がいいです。
オオバギボウシの葉が繁茂しています。
2012年06月30日 10:00撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 10:00
沢に落ち込む斜面は、いろいろな植物を一目で観察できて、センサスするには効率がいいです。
オオバギボウシの葉が繁茂しています。
オオバスノキ。
2012年06月30日 12:08撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/30 12:08
オオバスノキ。
トウゲブキもここまで育っていました。
マルバダケブキなどと同じ仲間です。
(分布域から、トウゲブキでなく、良く似たカイタカラコウの可能性)
2012年06月30日 10:49撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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6/30 10:49
トウゲブキもここまで育っていました。
マルバダケブキなどと同じ仲間です。
(分布域から、トウゲブキでなく、良く似たカイタカラコウの可能性)
同。花の蕾み。
2012年06月30日 10:39撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 10:39
同。花の蕾み。
オオバコウモリ。
若芽を味見したことがありますが、ヨブスマソウと似た味。
2012年06月30日 10:15撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 10:15
オオバコウモリ。
若芽を味見したことがありますが、ヨブスマソウと似た味。
葉の様子を、コンパクトデジカメで記録。
2012年06月30日 10:26撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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6/30 10:26
葉の様子を、コンパクトデジカメで記録。
トリカブトの蕾みです。
この沢はトリカブトがとっても多い。
夏には賑やかになりそうです。
2012年06月30日 10:19撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/30 10:19
トリカブトの蕾みです。
この沢はトリカブトがとっても多い。
夏には賑やかになりそうです。
タケシマランよりも、タコに近い花をつける、オオバタケシマラン。
タコシマランって、呼ばないで!
2012年06月30日 10:21撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/30 10:21
タケシマランよりも、タコに近い花をつける、オオバタケシマラン。
タコシマランって、呼ばないで!
ハクサンチドリが沢沿いに咲いていました。
沢沿いに、ときどき崖下の湿地や湿原があり、そこは観察の良いポイントになります。
2012年06月30日 10:27撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 10:27
ハクサンチドリが沢沿いに咲いていました。
沢沿いに、ときどき崖下の湿地や湿原があり、そこは観察の良いポイントになります。
モミジカラマツ。
2012年06月30日 10:31撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/30 10:31
モミジカラマツ。
だんだん奥へ上がってきたので、岸に湿地があると、動物の足跡が目立ちます。
ここは、鹿などの通り道で、泥には足跡だらけです。
2012年06月30日 13:39撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
6/30 13:39
だんだん奥へ上がってきたので、岸に湿地があると、動物の足跡が目立ちます。
ここは、鹿などの通り道で、泥には足跡だらけです。
マイヅルソウは無数。
2012年06月30日 10:34撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/30 10:34
マイヅルソウは無数。
タチギボウシ。
雪が消えて間もないため、花茎はまだ伸びてません。
2012年06月30日 10:43撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 10:43
タチギボウシ。
雪が消えて間もないため、花茎はまだ伸びてません。
上流へ向かうに連れて、水量が次第に減ってきました。
2012年06月30日 10:45撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
6/30 10:45
上流へ向かうに連れて、水量が次第に減ってきました。
立派に伸びた、ヨブスマソウ。
2012年06月30日 10:48撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 10:48
立派に伸びた、ヨブスマソウ。
ちょっと花弁の形が典型的ではありませんが、ノビネチドリのようです。
2012年06月30日 10:53撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 10:53
ちょっと花弁の形が典型的ではありませんが、ノビネチドリのようです。
同。先端部をアップ。
2012年06月30日 10:56撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/30 10:56
同。先端部をアップ。
オオバミゾホオズキは、盛りでした。
2012年06月30日 11:21撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 11:21
オオバミゾホオズキは、盛りでした。
この先で、沢はぐんと細まり、根曲がり竹の藪に入っていきます。作業道を使って、隣の沢へ下ります。
2012年06月30日 11:23撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
6/30 11:23
この先で、沢はぐんと細まり、根曲がり竹の藪に入っていきます。作業道を使って、隣の沢へ下ります。
オオウバユリ。葉に斑点がはいったもの(病気)が目につきました。
2012年06月30日 12:39撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
6/30 12:39
オオウバユリ。葉に斑点がはいったもの(病気)が目につきました。
低木の花や実も、沢からは楽しめます。
オオカメノキの実。
2012年06月30日 11:25撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 11:25
低木の花や実も、沢からは楽しめます。
オオカメノキの実。
タニウツギは、まだ蕾も目立ちました。
2012年06月30日 11:30撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 11:30
タニウツギは、まだ蕾も目立ちました。
タニウツギ。
2012年06月30日 11:37撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/30 11:37
タニウツギ。
山腹をトラバース。
これは樹木の花の終わり。木は桜の木肌でしたので、ウワミゾザクラの花の終わりの姿かもしれません。
2012年06月30日 11:53撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 11:53
山腹をトラバース。
これは樹木の花の終わり。木は桜の木肌でしたので、ウワミゾザクラの花の終わりの姿かもしれません。
次の沢を下降すると、また湿地でランに会いました。
これもノビネチドリの特徴がありますが、花弁がやや尖ってる。
2012年06月30日 12:05撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 12:05
次の沢を下降すると、また湿地でランに会いました。
これもノビネチドリの特徴がありますが、花弁がやや尖ってる。
これも同じく、ちょっと謎。類種の可能性。
2012年06月30日 12:43撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 12:43
これも同じく、ちょっと謎。類種の可能性。
ウドの若芽の先。
2012年06月30日 12:38撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 12:38
ウドの若芽の先。
カヤツリグサの仲間。
2012年06月30日 12:40撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 12:40
カヤツリグサの仲間。
コシアブラはまだ芽が若い。
2012年06月30日 12:46撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 12:46
コシアブラはまだ芽が若い。
1輪しか咲いていませんが、花の姿からサンリンソウの一輪咲きと思います。
2012年06月30日 13:17撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/30 13:17
1輪しか咲いていませんが、花の姿からサンリンソウの一輪咲きと思います。
ミヤマキンポウゲ。
2012年06月30日 13:33撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 13:33
ミヤマキンポウゲ。
実生で育ってきたオオカメノキ。
まん中に、小さく、双葉(芽)が見えます。
2012年06月30日 13:46撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 13:46
実生で育ってきたオオカメノキ。
まん中に、小さく、双葉(芽)が見えます。
シャク。
2012年06月30日 14:08撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 14:08
シャク。
コブタケの仲間。
2012年06月30日 13:49撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 13:49
コブタケの仲間。
ツリバナ。
2012年06月30日 14:06撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/30 14:06
ツリバナ。
ミヤマツボスミレと思います。
2012年06月30日 13:52撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/30 13:52
ミヤマツボスミレと思います。
同。
2012年06月30日 13:53撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 13:53
同。
ラショウモンカズラも、あちこちに群落がありました。
2012年06月30日 14:00撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
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6/30 14:00
ラショウモンカズラも、あちこちに群落がありました。
入山地点に帰ってきました。
花が薄緑色の、ヒロハユキザサ。
2012年06月30日 14:05撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
6/30 14:05
入山地点に帰ってきました。
花が薄緑色の、ヒロハユキザサ。

感想

 首と右腕の故障から4カ月。
 だいぶ楽にはなってきたので、久しぶりにフィールドをまとまった時間、歩いてみました。
 現地は、奥利根の何度も入ってきたブナの森です。
 沢を上がって、上部の山腹を踏み跡でつないで、別の沢から入山地点に下降するプラン。
 この山は、以前から、山野草ねらいの人も、作業道を使って入ってくる場所なので、山名を明らかにすることができません。すみません。

 水や湿地を行動する時間が大半なので、足固めは渓流釣りのタフな靴にしました。
 ヤブコギのために、古いロングスパッツもつけました。
 最低限の装備。昼ごはんと、熊スプレーと、カメラ機材だけをもって行動。

 終始、花と、いろいろな山菜などに包まれるコースでした。

 登山口まで降りてくるまでは、途中、ちょっと背筋に違和感があったくらいでした。
 帰路の車の運転では、シートベルトが右肩に当たるのが、痛い。
 軽いザックだったのに、右肩には、気づかないうちに、やはり負担になっていたようです。
 シートベルトがあたる型の位置にクッションを当てて、運転してきました。

 一晩寝たら、違和感は消えました。
 夏山本番は目の前ですが、しばらくは、まだリハビリ型の行動を、すすめていこうと思います。

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