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記録ID: 2032383
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ハイキング
北陸

木ノ芽峠と鉢伏山

2019年09月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:01
距離
11.1km
登り
524m
下り
521m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:16
休憩
0:45
合計
3:01
天候 曇り一時雨
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
木ノ芽古道登山口の駐車スペースを利用
その他周辺情報 今庄365温泉やすらぎ(南条郡南越前町板取:550円)
木ノ芽峠トンネル南口そばの木ノ芽古道入口から歩き始めます。
2019年09月22日 11:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/22 11:01
木ノ芽峠トンネル南口そばの木ノ芽古道入口から歩き始めます。
標識に導かれて「弘法の爪描き地蔵さん」に立ち寄りますが、大岩のどこかに地蔵菩薩立像が彫られているはずですが、苔が密生し過ぎてどこにあるのか分かりません。
2019年09月22日 11:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/22 11:17
標識に導かれて「弘法の爪描き地蔵さん」に立ち寄りますが、大岩のどこかに地蔵菩薩立像が彫られているはずですが、苔が密生し過ぎてどこにあるのか分かりません。
足下にはゲンノショウコが、
2019年09月22日 11:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/22 11:19
足下にはゲンノショウコが、
紅白に咲き競います。
2019年09月22日 11:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/22 11:20
紅白に咲き競います。
木ノ芽峠越えを行き交う旅人が腰を掛けた休み石を過ぎ、
2019年09月22日 11:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/22 11:24
木ノ芽峠越えを行き交う旅人が腰を掛けた休み石を過ぎ、
トリカブトや、
2019年09月22日 11:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/22 11:26
トリカブトや、
ツリフネソウ、
2019年09月22日 11:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/22 11:27
ツリフネソウ、
カタバミを見かけながら沢沿いを離れて登っていくと、
2019年09月22日 11:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/22 11:31
カタバミを見かけながら沢沿いを離れて登っていくと、
木ノ芽川源流の弘法大師の手堀の湧水に達し、
2019年09月22日 11:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/22 11:36
木ノ芽川源流の弘法大師の手堀の湧水に達し、
苔生した石敷きの道を進むとほどなく、茅葺き屋根の茶屋が建つ木ノ芽峠に達します。紫式部や道元禅師が通過し、南北朝の動乱期には新田義貞が、戦国期には朝倉攻めの織田信長らが越えた歴史の舞台に立ち、感慨もひとしおです。
2019年09月22日 11:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/22 11:38
苔生した石敷きの道を進むとほどなく、茅葺き屋根の茶屋が建つ木ノ芽峠に達します。紫式部や道元禅師が通過し、南北朝の動乱期には新田義貞が、戦国期には朝倉攻めの織田信長らが越えた歴史の舞台に立ち、感慨もひとしおです。
1466年から代々峠の茶屋番兼関所役を勤めている前川家の風格ある佇まい。わんこに吠えられる覚悟をしていましたが、その気配はなく、代わってご当主がいらっしゃって、お話をお聞きしました。
2019年09月22日 11:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/22 11:41
1466年から代々峠の茶屋番兼関所役を勤めている前川家の風格ある佇まい。わんこに吠えられる覚悟をしていましたが、その気配はなく、代わってご当主がいらっしゃって、お話をお聞きしました。
道元禅師碑の奥には、ご先祖の墓所とともに平重盛公の墓所も。桓武平氏といっても嫡流の直系とは畏れ入りました。
2019年09月22日 11:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/22 11:40
道元禅師碑の奥には、ご先祖の墓所とともに平重盛公の墓所も。桓武平氏といっても嫡流の直系とは畏れ入りました。
お土産までいただいて木ノ芽峠を後にすると、ブナ林の中を進みほどなく今庄365スキー場のゲレンデの管理用通路に合流します。
2019年09月22日 12:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/22 12:11
お土産までいただいて木ノ芽峠を後にすると、ブナ林の中を進みほどなく今庄365スキー場のゲレンデの管理用通路に合流します。
登り詰めてリフト上端に導かれると、ケーブル越しに白山連峰を見つめます。さすがに稜線は雲の中のようです。
2019年09月22日 12:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/22 12:21
登り詰めてリフト上端に導かれると、ケーブル越しに白山連峰を見つめます。さすがに稜線は雲の中のようです。
さらにひと歩きで、鉢伏山の頂上に到着します。一帯は織田信長の越前侵攻の際に朝倉方の城将が守った鉢伏山城跡で、土塁に囲まれた大きな曲輪となっています。方向指示板によれば「モスクワ4,700km」とのこと。遠い・・・。
2019年09月22日 12:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
9/22 12:24
さらにひと歩きで、鉢伏山の頂上に到着します。一帯は織田信長の越前侵攻の際に朝倉方の城将が守った鉢伏山城跡で、土塁に囲まれた大きな曲輪となっています。方向指示板によれば「モスクワ4,700km」とのこと。遠い・・・。
敦賀湾を隔てて敦賀半島が横たわり、
2019年09月22日 12:25撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/22 12:25
敦賀湾を隔てて敦賀半島が横たわり、
敦賀半島先端の立石岬に目を凝らすと、白砂が印象的な水島が浮かぶ様子も見て取れます。
2019年09月22日 12:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
9/22 12:27
敦賀半島先端の立石岬に目を凝らすと、白砂が印象的な水島が浮かぶ様子も見て取れます。
嶺北と嶺南を分かつ山並みを眺めながら、来た道を引き返し、
2019年09月22日 12:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/22 12:35
嶺北と嶺南を分かつ山並みを眺めながら、来た道を引き返し、
木ノ芽峠から先は、旧北陸道の今庄側に進みます。
2019年09月22日 12:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/22 12:44
木ノ芽峠から先は、旧北陸道の今庄側に進みます。
「地蔵言わぬが己言うな」の言い伝えで知られる言奈地蔵を経て、
2019年09月22日 12:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/22 12:51
「地蔵言わぬが己言うな」の言い伝えで知られる言奈地蔵を経て、
ヤマジノホトトギスが点在する斜面を下って、林道栃ノ木山中線に合流します。
2019年09月22日 12:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/22 12:55
ヤマジノホトトギスが点在する斜面を下って、林道栃ノ木山中線に合流します。
その先は林道足谷線へ。オトコエシを見かけながら進み、
2019年09月22日 13:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/22 13:08
その先は林道足谷線へ。オトコエシを見かけながら進み、
今庄365スキー場のゲレンデの中を下ります。
2019年09月22日 13:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/22 13:13
今庄365スキー場のゲレンデの中を下ります。
国道365号から国道476号に進み、木ノ芽峠トンネルの北口へ。
2019年09月22日 13:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/22 13:42
国道365号から国道476号に進み、木ノ芽峠トンネルの北口へ。
木ノ芽峠トンネルは延長1,783m。疾走する自動車の爆音がこだまするトンネルの中を歩くのはあまり気持ちの良いものではありませんが、往古山中の険路を辿ることを余儀なくされたことを想うと、隔世の感があります。
2019年09月22日 13:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/22 13:51
木ノ芽峠トンネルは延長1,783m。疾走する自動車の爆音がこだまするトンネルの中を歩くのはあまり気持ちの良いものではありませんが、往古山中の険路を辿ることを余儀なくされたことを想うと、隔世の感があります。

装備

個人装備
ぶらさげリラックマ

感想

福井県を嶺北と嶺南に隔てる木ノ芽峠から鉢伏山へ。木ノ芽峠では歴史の息吹を感じ、茶屋番のご当主とお話ししてミョウガのお土産まで頂戴しました。ありがとうございました。鉢伏山頂上に向かうと、敦賀湾を足下に見下ろす格別の眺め。帰路の長大トンネル歩きも貴重な経験です。短時間ではありましたが趣深い一日となりました。

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