栂海新道 〜北又小屋から朝日岳経由で親不知海岸へ
- GPS
- 23:46
- 距離
- 34.4km
- 登り
- 3,163m
- 下り
- 3,786m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 8:16
- 山行
- 9:14
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 10:39
天候 | 20日くもり時々晴れ、21日くもり時々雨、22日くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
(朝日町の補助金1000円/人利用で1万円) 車1台は親不知、1台は悪天候時のエスケープ(蓮華温泉下山)考慮し糸魚川駅・アルプス口の有料駐車場(1000円/日) 蓮華温泉〜平岩駅〜糸魚川駅のバスは夏季以外は週末のみ(http://rengeonsen.main.jp/access.htm#jikokuhyou) 朝日小屋 予約必要 (http://www.asahigoya.net/) 栂海山荘・白鳥小屋 ベニズアイ山岳会の会長の齊藤八朗に事前連絡 (http://www.asahigoya.net/news/2014/07/n20140716a.html 連絡先はこちらに記載あり) 無人小屋/トイレ有り(ちょっとワイルド、トレペ要) 協力金2000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北又小屋〜朝日岳、急登だが危険個所は無し。 朝日岳〜黒岩山、湿原地帯は濃霧や残雪期には若干の注意必要。 黒岩山〜白鳥山、細尾根、急斜面有り。 白鳥山〜親不知、急斜面はあるが危険個所、迷いやすい場所は無し。 熊野気配有り。 天候にもよりますが、特に危険個所はない。 ただ、ほとんどすれ違う人がいないので単独の場合のトラブルには要注意。 |
その他周辺情報 | 下山後は朝日町のたから温泉(600円)。 入浴後はお向かいの栄食堂でたら汁を頂きました。 公共の交通機関の方々は親不知観光ホテルの入浴・送迎サービスを利用していました。 |
写真
装備
個人装備 |
【衣類1日目】ドライナミックメッシュタンクトップ・速乾長袖Tシャツ+半袖Tシャツ・膝下パンツ・ふくらはぎサポーター・5本指ソックス(トレラン用)
【衣類2日目】ドライナミックメッシュタンクトップ・速乾長袖Tシャツ・膝下パンツ・スポーツタイツ・トレラン靴下
【衣類3日目】メッシュ長袖下着+スポーツブラ・速乾半袖Tシャツ→長袖Tシャツに着替え・膝下パンツ・ふくらはぎサポーター・5本指メッシュソックス+トレラン靴下
【衣類その他】ゴアの雨具上下・ダウン・フリース・部屋着の膝下パンツ・厚手の靴下・フリースの帽子・ウィンドブレーカー・防水グローブ・フリースのグローブ
【靴】La Sportiva BLADE GTX
【ザック】オスプレーアリエル55(38+10を使用予定もパーツ破損でこちらに変更・少し大きすぎた)・ザックカバー(60L用)
【食料】1日目の昼・パン1個とナッツ・2日目の昼・押し寿司x2個(朝日小屋にて購入)とパン1個・2日目の夜・パン1個と真空パックのささみとカフェオレとナッツなど・3日目の朝・アルファ米とカフェオレ
【行動食】1口チョコ・ラムネ・塩分チャージ・塩飴・ドライフルーツ
【非常食】チョコバーx3本・羊羹x1個・バームクーヘンx1個・非常食以外はほぼ食べきり
【水分】ハイドレーションに水(初日はスポドリ)・ゼリー飲料x2個
【その他】キャップ・サングラス・高度計(カラビナタイプ)・デジカメ・スマホ・ガラケー・トレッキングポール(同行者に貸与)・スパッツ(2・3日目に使用)・グローブ(メッシュ)・寝袋(モンベルダウンハガ―800の#3)
|
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共同装備 |
浄水器1
ツエルト2
|
備考 | トレッキングポールはあったほうがよい。 |
感想
私は昨年から予定していた山行。
たけさんは初夏から。
T夫妻は2週間前からと準備期間まちまちでしたが台風17号をうまくかわし、楽しく山から海まで歩くことが出来ました。
【計画】
蓮華温泉〜朝日岳(朝日小屋泊)〜栂海山荘泊(出来たら白鳥小屋泊)〜親不知海岸の予定でしたが、予約の為電話した朝日小屋の清水さんのアドバイスで入山口を北又小屋に変更。
*栂海新道は朝日岳直下(北)の吹上のコルから海まで
*北又小屋からのほうが工程が楽、且つタクシー補助金あり
親不知から14000円/タクシー、補助金は1000円/人
北又小屋までは一般車両は入れません。 小川温泉まで。
【日程】
最近人気のルートで紅葉シーズンの三連休は朝日小屋はもちろん栂海山荘、白鳥小屋が混むとのことなので世間の三連休に金曜日をつけての金・土・日の2泊3日。
台風17号の影響もあってか金曜日の朝日小屋は小屋泊は20名ほど、テントは3張りほどでした。
土曜日の栂海山荘は0だったかも(朝日小屋からは我々4名のみでしたから)。
【エスケープ】
台風17号の影響で土から天気下り坂だがでも金曜日は晴れ。
取り合えず朝日小屋まで行き、金曜日の夜もしくは土曜日の朝の判断で蓮華温泉下山。(車1台は蓮華温泉からのバスの終着点の糸魚川駅にデポ。 1000円/日)
【感想】
*1日目 北又小屋H690→朝日小屋H2150(小屋泊 10800円)
最初から急坂、また〇合目の標高表記は若干怪しい箇所あり。
またこちらの〇合目はイブリ山に対してのものです。
イブリ山から先、鎖場抜けると気持ち良い高原歩き。
紅葉には少し早いけど気配は秋でした。
楽しんで歩いていたらあっという間に朝日小屋到着でした。
1時間ほど休憩してからたけさんとふたりで朝日岳へ。
山頂では丁度青空も見え、誰も居ない山頂でのんびりと。
15時には戻ってきたので小屋でのんびりと。
といっても夕飯は16時30分から。
ワインの食前酒付きでどれもおいしくて大満足のお食事でした。
小屋内も快適。
宿泊者も少ないので4人で1部屋(布団は7組ほどありました)でゆったり出来たしトイレもきれいで水もあるので顔も洗えました。
小屋の主の清水さんもてきぱきおかーさんという感じで会話のテンポが心地よかった。
因みにこの日の最大の山場は 親不知海岸から北又小屋までのタクシー移動。
久しぶりにどきどきはらはらなドライビングでした。
*2日目 朝日小屋H2150→朝日岳2418M→栂海山荘H1540→白鳥小屋H1287
朝日岳を降りてしまえば下り基調ですが、ピークが多々あるので登り下りの繰り返し。
最初から白鳥小屋目指す人たちは5時前にスタートしてましたが、我々は小屋で朝食食べて5時45分にスタート。
12時くらいに栂海山荘到着していたら先に進もうと思っていたけど微妙な12時半過ぎ到着。
明日は台風17号が更に近づき天気も心配だし、暗くなるまでまだ6時間近くあるので思い切って先に進んだけど、この先がきつかった、特に下駒ヶ岳の登り。
ただ、最終日の下山後の帰宅(車運転)と天気を考えると良い判断だったかな。
白鳥小屋は2階に山岳会の6名、1階にソロの3名と我々4名の7名で満杯状態でした(頑張ればあと2、3名は寝ることは可能ですが)
トイレは栂海山荘以上のワイルドさ。
建物も含めて斜めっているのが怖かった。
夜は『トイレ行きたくなったらどうしよう』という恐怖心で寝付かれず(涙)
*3日目 白鳥小屋H1287→親不知海岸H0
起伏の少ないトレイルが2つ、1つはトレラン楽しみました。
純粋にトレランしに来てみたい。
標高も500Mを切ったあたりで新しい熊の落とし物が登山道に。
これにはすこしびびりました。
*全体的に
大変だったけど楽しい3日間でした。
あと1週間後なら紅葉楽しめたかな?
景色が楽しいのは吹上のコルから栂海山荘まで、歩きが楽しいのは3日目の坂田峠から北、ほぼ平坦なトレイル2つ。
コースタイムですが、朝日岳から栂海山荘まではかなりゆるーい感じでしたが、それ以外は良い感じのタイム設定。
朝日岳から栂海山荘までは景色楽しみながらのんびり歩け、ってことかも(笑)
荷物は最小限に抑えましたがやはり水がネック。
そこそこ暑かったので2日目は3リットル近く飲みましたが、雨も多かったので水場での水は豊富でした。
そのまま飲んでもお腹を壊すこともありませんでした。
【その他】
栂海新道はたまちゃんと昨年から計画していました。
二人だったら平日の3日間、たけさんも参加なら土日に1日お休みつけての3日間。
10月だと寒そうなので9月後半に、と。
6月末に日程を決め、8月後半には日程確定し(休暇取得など)そろそろ登山計画を、と思っていた矢先のたまちゃんの訃報。
こちらの山行以外にもトレラン練習やトレラン大会など、秋はイベント目白押しだったのにね。
たまちゃん抜きの山行は悲しいけど当初の日程で当初の予定通り決行。
たまちゃんとは1回しかあったことないけど、仲良くなっていたT夫妻(りゅうくんとまゆちゃん)も直前でお誘い。
下山後の温泉とたら汁はたまちゃんと白鳥山BCの後に行った場所。
たまちゃんフルコースにおつきあい頂いたT夫妻には感謝です。
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