また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 203369
全員に公開
ハイキング
東海

静岡の古道「蔦の細道」と明治トンネル

2012年06月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
02:03
距離
7.1km
登り
269m
下り
294m

コースタイム

   
09:20 蔦の細道入口

09:45 峠

10:10 岡部側休憩所

10:15 旧東海道入口

10:37 明治トンネル静岡口

10:43 宇津ノ谷集落

11:20 丸子宿(丁子屋前)
   
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
 
★スタート地点
最寄駅・東海道新幹線 静岡駅下車(バス乗換え)

しずてつジャストライン 中部国道線
宇津ノ谷峠入口バス停下車すぐ

★ゴール地点
しずてつジャストライン 中部国道線
丸子橋入口バス停下車すぐ
  
コース状況/
危険箇所等
     
東海道の難所の1つの宇津ノ谷峠。
時代によって築かれた様々なルートがありますが
今回はそのうちの「蔦の細道」を歩いてきました。

作られたのが江戸時代より前ということもあり、
ほとんど登山道の様相になっています。

峠を越え岡部側は特に石が多くなっているので
靴はトレッキングシューズが良いかもしれません。

飲み物の自販機は出発点の道の駅にあったり
岡部側の公園にもあったりと不自由はありません。
また、トイレも同じような感じでありました。

ルート的には
案内看板が設置しているので
まず迷うことはないかと思います。

蔦の細道と呼ばれてる区間は
岡部側の公園までになっています。
その公園を抜け明治トンネルへの道は
右手に旧東海道の看板が出てくるので
そこを右折し登っていく形になります(写真15)

少し登ると分岐が現れます(写真17)
左が明治トンネル。右が旧東海道の宇津ノ谷峠です。
今回は明治トンネルのほうへ向かいました。

明治トンネルは
明治の初期に作られたトンネルで
非常に価値があり日本初の有料トンネルでもありました。

鉄道が出来るまでは
東海道を行き来する人は多くの人が
このトンネルを利用したそうです。

中は暗く、明かりも少なめ。
心霊現象の噂があるというところでもあるので
怖い人は先ほどの分岐点で右へ行く
宇津ノ谷峠ルートを行かれると良いでしょう。
この先にある宇津ノ谷の集落で合流します。

宇津ノ谷集落からゴールの丸子宿までは
東海道の車道で向かっています。
旧東海道の江戸時代のルートデータは
以前アップしてますのでそちらをご参照ください。

東海道五十三次(江尻宿→岡部宿)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-144898.html

ゴールはとろろで有名な丁子屋さん。
お昼時は混みあうので注意しましょう。
  
蔦の細道の入口。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
7/1 22:12
蔦の細道の入口。
この階段をあがっていきます。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
7/1 22:12
この階段をあがっていきます。
宇津ノ谷峠を遠望。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
7/1 22:12
宇津ノ谷峠を遠望。
次第に山深くなっていきます。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
1
7/1 22:12
次第に山深くなっていきます。
杉の木立の中を進みます。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
7/1 22:12
杉の木立の中を進みます。
横を小川が流れいます。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
7/1 22:12
横を小川が流れいます。
せせらぎの音が気持ちいいです。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
7/1 22:12
せせらぎの音が気持ちいいです。
峠の手前の開けた辺り。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
7/1 22:12
峠の手前の開けた辺り。
晴れていればここから富士山を望むことが出来ます。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
7/1 22:12
晴れていればここから富士山を望むことが出来ます。
岡部側への下山道の入口。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
7/1 22:12
岡部側への下山道の入口。
峠から岡部方面を遠望。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
1
7/1 22:12
峠から岡部方面を遠望。
一部やや急になっていました。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
7/1 22:12
一部やや急になっていました。
石畳のような坂が続きます。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
1
7/1 22:12
石畳のような坂が続きます。
まるでガレ場のような道。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
7/1 22:12
まるでガレ場のような道。
それを抜けると公園がありました。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
7/1 22:12
それを抜けると公園がありました。
蔦の細道の資料がある休憩所。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
7/1 22:12
蔦の細道の資料がある休憩所。
明治時代の堰堤は貴重。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
1
7/1 22:12
明治時代の堰堤は貴重。
旧東海道を登っていきます。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
7/1 22:12
旧東海道を登っていきます。
旧東海道は広くて歩きやすい。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
7/1 22:12
旧東海道は広くて歩きやすい。
右へは宇津ノ谷峠の峠道。今回は左の明治トンネルへ。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
2
7/1 22:12
右へは宇津ノ谷峠の峠道。今回は左の明治トンネルへ。
明治に造られたトンネルの入口。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
4
7/1 22:12
明治に造られたトンネルの入口。
中はこんな感じ。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
4
7/1 22:12
中はこんな感じ。
静岡側の出口。建築当初の旧出口は向かって右側だったそうです。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
2
7/1 22:12
静岡側の出口。建築当初の旧出口は向かって右側だったそうです。
宇津ノ谷の集落。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
3
7/1 22:12
宇津ノ谷の集落。
ここから旧東海道を丸子宿へ。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
7/1 22:12
ここから旧東海道を丸子宿へ。
国道1号線沿いを行きます。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
7/1 22:12
国道1号線沿いを行きます。
名残の松。しばらく行くと丸子宿です。
2012年07月01日 22:12撮影 by  CX5 , RICOH
7/1 22:12
名残の松。しばらく行くと丸子宿です。
撮影機器:

感想

 
梅雨の合間の道中になりました。
朝から湿気ムンムン。

宇津ノ谷峠は
明治・大正・昭和・平成と
4つもトンネルが貫通している他、
今回の蔦の細道や旧東海道もあって
時代によっての苦労を偲ぶことができました。

あらゆる時代によっての苦労・・・。
他の峠にはなかなかないものですよね。
東西を結ぶ大動脈であったからこその歴史。
宇津ノ谷峠の変化は大変面白く感じました。

ハイキング的にも
距離にしてちょうど手ごろですし
ゴールでは名物のとろろも賞味できて
なかなか面白いルートと思います。

なお、
今回の街道歩きの記録は
以下のブログでもまとめてみました。
http://borabora.seesaa.net/article/283231271.html

  

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:8722人

コメント

宇津ノ谷峠、なつかしいです
nyaosukeさん、こんばんわ。
静岡まで遠征されたのですね。

私もいつか蔦の細道を歩きたいとその時思ったのです。。
いいですね〜

静岡の東海道区間はスポットで行くのにいい場所が多いですね♪

私たちもいつか蔦の細道に行ってみます
2012/7/2 21:33
蔦の細道、良い雰囲気でした(^^)
今回、静岡に行く用事があり
どこか歩くところはないかなと探していたところ、
蔦の細道があったことを思い出しました

静岡の東海道沿いは
風光明媚なところが多いですよね
まさにスポット的に訪れてもいいところ。

東海道を歩いた時、
じっくり回れなかったところを
少しづつ落穂拾いみたいに回れたらなと思ってます
 
2012/7/3 8:38
ニャオスケさんこんにちは。
そのスポット、車で通過する事でしかなかったところやけどかなり興味があったところです。
関東にいるときに街道歩きにはまっていれば間違いなく歩いていたと思います。
滋賀からはなかなか遠い...。
用事がてらに歩くのもまた良いですね

さて本題ですが、やっぱり貴重なところが多いですね。
各時代ごとの道があるのはとても魅力的です。
まぁ、街道というのはそういうものだろうけどここいらは色濃く残っていますね。
2012/7/14 14:12
guhikazukiさんへ〜
廃道めぐりも好きなのですが
他の廃道とは違った良さがあるのが
まさにこの道(この峠)を感じました。

静岡県でも宣伝しているようで
近くの丸子城の復元もあるようですし
宇津ノ谷峠にスポットが当る日も
近いかもしれませんね

ひっそりした雰囲気を楽しむには
今がいいかもしれません
2012/7/17 8:21
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら