会津駒ヶ岳 *駒ケ岳登山口〜キリンテ*
- GPS
- 07:29
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,493m
- 下り
- 1,419m
コースタイム
- 山行
- 2:51
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 2:58
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
浅草発で都内から会津高原尾瀬口までリバティという直通の特急列車が早朝に出ていますが、行きはゆっくり出発したので鬼怒川温泉経由で特急きぬと東武快速AIZUマウンテンエクスプレスを乗り継ぎました。会津高原尾瀬口から登山口迄は会津バス利用で売店で往復チケットが3,500円で購入できました。 |
その他周辺情報 | 下山後に燧の湯とそば処開山を利用。 |
写真
感想
貴重な9月末の紅葉シーズンの連休、天気は晴れ予報だったので、急遽会津駒ヶ岳へ行くことにしました!
都内から週末だと夜行列車が出ていて交通機関を使っての日帰りも可能なようですが、今回は平日かつ急な計画のため、朝から特急列車で向かい一泊で行くことにしました。
小屋は定員があり前日の19時20分迄に予約が必要だったので、前日の仕事終わりに電話したところ、キャンセルが出たから大丈夫とのこと。ホッとしました!
列車に接続している登山口へ向かう路線バスは2本。12時38分駒ヶ岳登山口着の遅い便だったので、私の他は1組しかいませんでした。
バス停には大きなトイレがあり、身支度ができます。
登山道ですれ違った方に「田中陽希さんがいたよ!」と聞いて、期待をしながら進みました!
すれ違う方何名かにそれを聞き、やっぱり山好きな方はみんな知っていらっしゃるんだなぁと、なんだかほっこりした気持ちになりました😊
そしてついにその時が!
走る足音が聞こえ、まさかと思った瞬間、陽希さん現れました♪
道を譲っていただきすぐに進まないといけないのに「…いつも応援してます!…頑張って下さいー!」と渾身のエールをおくってしまいました!笑
しばらくそのことばかり考えているとあっという間に視界が開けた湿原に出ました!
草原は黄色く色づき、紅葉が始まっていました。
雲がかかり始めていましたが、それがまた一段と幻想的でした。
尾瀬らしい池塘のある湿原の木道歩きです。
時間が余裕があったので、ガスが多めでしたが、山頂へ向かいました。
小屋から木道を歩いたあと、中門岳との分岐があり、急斜面をひと登りしたところが山頂です。
山頂は木に囲まれているのと雲が多めだったので、眺望はありませんでしたが、2回目に登った時に標識の奥に燧ヶ岳が見えていることに気がつきました!
駒の小屋に戻り受付を済ませて、一息。
素泊まりのみの小屋なので、自炊室が混むようで、この日は前半と後半に分かれていました。
私は後半でまだ時間があったので、せっかくの眺望なので外のベンチで夕食をしました。
フリースにダウンジャケットを着用していましたが、火を沸かしているうちに身体が一気に冷えてきました。やはりもう秋です🌾
「ブロッケンだ!」その声で振り返ると、西の空にキレイなブロッケンを見ることができました🌈
自炊室では天水を無料で分けていただくことができました。体が冷えたので自炊室で温かい飲み物を飲んでいると、小屋のオーナーさんがきのこ汁を下さいました!美味しかったし、嬉しかったです🥘
小屋は2階建てで1階は6人部屋が1つと自炊室があるだけでコンパクトでしたが、清潔感があり、お布団も温かくぐっすり休めました。
トイレは小屋とは別の建物で、消灯前に外に出ると、星空が広がっているのを見ることができました!明日は青空に期待です😊
2日目。
日の出前に自炊室で軽く朝食をとり、駒ノ大池前で日の出を待ちました。
ピンク色に染まる水面が最高に美しく、本当に今日この山に来れて良かったなぁと思いました。
日の出とともに出発です。
今日は中門岳をピストンして、キリンテへ下山。
朝の木道は朝露で非常に滑りやすく、慎重に歩きました。既に朝一に小屋のサンダルで滑って転び、全身強打したので、特にビビりながら進みました。
中門岳までの稜線歩きは、まさに天空の楽園。
左手に燧ヶ岳を拝みながらの湿原の木道歩きです。
大きな池塘のあるベンチ辺りに中門岳山頂の標識がありますが、奥にもさらに進めます。
その先では、会津の街、朝日岳などの東北の山々が見渡せました。
そこにあるベンチに座ると、すごく贅沢な気分になりました♪
帰りもとにかく草紅葉の湿原、広がる山々の景色が美しく、写真撮影がとまりませんでした!笑
そうこうしているうちに分岐を見落として、駒ヶ岳山頂経由で進んでいました!
しかし今日は山頂から燧ヶ岳を見ることができて、もう一度来て正解でした♪
小屋前に再び戻り、キリンテへ向かいます!
樹林帯の斜面を少し下ると、稜線に出ます。
気持ちのいい道ですが、左手は笹のかぶった急斜斜面なので、足を踏み外さないように注意して歩きました!しばらく進むとまた尾瀬らしい湿原歩きになります。
大津岐峠の分岐からは樹林帯へ入ります。
ぬかるみのあるところもあるので、気をつけましたが、一度バランス崩し、またまた転倒!笑
後半は道幅があり、歩きやすく感じました。
キリンテ沢の水音が聞こえてきて、涼を感じました。
キリンテ登山口からは車道を30分ほど歩き、燧の湯へ行きました!
内湯と露天風呂がありますが、どちらも展望がきき、気持ちのいいお湯でした。
さらにバスまで時間があり、そば処開山というお蕎麦やさんで檜枝岐名物の裁ちそばとはっとうというお餅をいただきました。お店の方にせっかくなら歌舞伎の舞台も観に行ってきたらと教えていただき、檜枝岐の街を散策して、帰りは檜枝岐役場前のバス停から乗車しました。
帰りの特急はリバティだったので北千住まで一本で帰れて、ゆっくりできました🚃
今回は久しぶりの小屋泊ということもあり少し緊張しましたが、山好きのハイカーのみなさんとお話できたり、小屋のオーナーさんに親切にしていただいて、とても良い思い出になりました!
滝沢からだと往復5時間程度と比較的短時間で登れて、この景色が見られるのは、さすがリピーターの方の多い山だと思いました。
小屋泊をして駒ノ大池からの日の出と、早朝の中門岳の空気を吸えるこのプランはおススメです!
また次回は季節をかえて夏のお花が広がる湿原が見れる時期にも来てみたいです!
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