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Yamareco

記録ID: 2036503
全員に公開
ハイキング
道東・知床

斜里岳〜三井コース〜

2019年09月26日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:53
距離
9.1km
登り
1,095m
下り
1,087m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:15
休憩
0:29
合計
5:44
9:04
9:05
72
10:17
10:45
57
11:42
11:42
83
13:06
ゴール地点
前日は「北海道中小企業家同友会くしろ支部例会」に参加し、厚岸に戻ってから仕事の続き。日付が変わった時点で「南斜里岳まで縦走しようかな」の野望を捨てることにしました。
天候 晴れ/曇り
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
時期的に笹など植物には露が付着していると考えた方がいいかな。コースは一部笹かぶりもあるけど、前回登った時よりは少なかった。笹刈りして下さったのだと思う。ありがとうございます!
その他周辺情報 パパスランドさっつる
入浴後、地物野菜を買って帰るのが習慣に。(笑
自宅を出発して、外気温を見て驚いた
2019年09月26日 05:55撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 5:55
自宅を出発して、外気温を見て驚いた
三井コースはスタートして間もなく涸れ沢歩きになります
2019年09月26日 07:28撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
9/26 7:28
三井コースはスタートして間もなく涸れ沢歩きになります
しばらく歩くとロープで通せんぼ
右の林間に入ります。コースはやがて尾根沿いになることもあって、道迷いする心配はありません。
2019年09月26日 07:51撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 7:51
しばらく歩くとロープで通せんぼ
右の林間に入ります。コースはやがて尾根沿いになることもあって、道迷いする心配はありません。
このコース、ところどころに植生の説明書きがあって、足を止めて見入ってしまう。ただ、イタヤカエデは倒木と一緒に倒れて泥だらけ、ウルシは半分に割れていた
2019年09月26日 07:52撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
1
9/26 7:52
このコース、ところどころに植生の説明書きがあって、足を止めて見入ってしまう。ただ、イタヤカエデは倒木と一緒に倒れて泥だらけ、ウルシは半分に割れていた
写真を撮って、帰ってから見よう
2019年09月26日 07:53撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 7:53
写真を撮って、帰ってから見よう
前回も読んだはずなのに、記憶とちょっと違う。人間の、もとい、私の記憶力のなんとアテにならないことか!
2019年09月26日 07:56撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 7:56
前回も読んだはずなのに、記憶とちょっと違う。人間の、もとい、私の記憶力のなんとアテにならないことか!
斜里グリップ(超特大)
2019年09月26日 08:49撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 8:49
斜里グリップ(超特大)
「ガマ岩」って呼ばれる岩、多いよね
2019年09月26日 09:06撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
1
9/26 9:06
「ガマ岩」って呼ばれる岩、多いよね
ガマ岩から少し上ると斜里岳が見えてくる
「シャリドン!」と勝手に呼んでみる。そして「シャリドンってなんだよ?ウニやイクラとまでは言わないまでも、トンカツとか卵、いやせめてふりかけくらいはトッピングしろよ。シャリ丼ってただのご飯じゃないか!」などと下らないセルフボケにセルフ突っ込みを入れてみる。
2019年09月26日 09:09撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 9:09
ガマ岩から少し上ると斜里岳が見えてくる
「シャリドン!」と勝手に呼んでみる。そして「シャリドンってなんだよ?ウニやイクラとまでは言わないまでも、トンカツとか卵、いやせめてふりかけくらいはトッピングしろよ。シャリ丼ってただのご飯じゃないか!」などと下らないセルフボケにセルフ突っ込みを入れてみる。
登ってきたコースを見下ろす。
清岳荘コースよりもスタート地点の標高が低いので、どうしても急登が多くなる。
2019年09月26日 09:41撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 9:41
登ってきたコースを見下ろす。
清岳荘コースよりもスタート地点の標高が低いので、どうしても急登が多くなる。
肩にとりつく。ここまで石狩岳シュナイダーコース張りの急登。そしてここから先は痩せ尾根が続く。
2019年09月26日 09:45撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 9:45
肩にとりつく。ここまで石狩岳シュナイダーコース張りの急登。そしてここから先は痩せ尾根が続く。
これから行く道が見える。山頂直下も急登になることが分かる。
2019年09月26日 09:52撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 9:52
これから行く道が見える。山頂直下も急登になることが分かる。
下界はよく晴れているのに、山頂付近だけは雲が多い。
2019年09月26日 10:00撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 10:00
下界はよく晴れているのに、山頂付近だけは雲が多い。
山頂直下の急登の途中から来た道を振り返る。
2019年09月26日 10:19撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 10:19
山頂直下の急登の途中から来た道を振り返る。
山頂!
予報ほど風は強くない。(暴風予報)
2019年09月26日 10:22撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 10:22
山頂!
予報ほど風は強くない。(暴風予報)
そして自撮り
2019年09月26日 10:22撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 10:22
そして自撮り
空気の抜けがやや悪い。
知床方面。羅臼岳山頂はガスの中だね。
2019年09月26日 10:23撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 10:23
空気の抜けがやや悪い。
知床方面。羅臼岳山頂はガスの中だね。
co1508と左に南斜里岳
体調が良ければ南斜里まで行くつもりだったけど、今日は断念。あそこに登るためには全身の筋力をフルに使う必要がある。
2019年09月26日 10:23撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 10:23
co1508と左に南斜里岳
体調が良ければ南斜里まで行くつもりだったけど、今日は断念。あそこに登るためには全身の筋力をフルに使う必要がある。
屈斜路湖が見える。右端にちょっと切れているのが藻琴山。
2019年09月26日 10:24撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 10:24
屈斜路湖が見える。右端にちょっと切れているのが藻琴山。
ちょっとズームアウト。屈斜路湖の右に藻琴山、左にフップシ岳、雌阿寒岳、阿寒富士、雄阿寒岳が見えている。雄阿寒岳の下にアトサヌプリ(硫黄山)も見える。
2019年09月26日 10:24撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 10:24
ちょっとズームアウト。屈斜路湖の右に藻琴山、左にフップシ岳、雌阿寒岳、阿寒富士、雄阿寒岳が見えている。雄阿寒岳の下にアトサヌプリ(硫黄山)も見える。
摩周湖が見える。下端に熊見峠に向かう登山道が見える。
2019年09月26日 10:24撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 10:24
摩周湖が見える。下端に熊見峠に向かう登山道が見える。
遠くに野付半島が見える
でも霞んでいるなぁ・・・
2019年09月26日 10:36撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 10:36
遠くに野付半島が見える
でも霞んでいるなぁ・・・
さて下山。
肩まで降りてきて振り返る。ここでなんと!下から自転車を担いで登ってくる若者とスライド!
2019年09月26日 10:58撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 10:58
さて下山。
肩まで降りてきて振り返る。ここでなんと!下から自転車を担いで登ってくる若者とスライド!
スライドした若者を振り返る。車輪が光り輝いている。
聞くと「登山道を走る」ためではなく、清岳荘に下りてからの移動手段のために自転車を担いできたと言う。本日一番のビックリ!
2019年09月26日 11:06撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 11:06
スライドした若者を振り返る。車輪が光り輝いている。
聞くと「登山道を走る」ためではなく、清岳荘に下りてからの移動手段のために自転車を担いできたと言う。本日一番のビックリ!
シャリドン、アゲイン!
仲間内に流行らせようかな。(笑
2019年09月26日 11:37撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 11:37
シャリドン、アゲイン!
仲間内に流行らせようかな。(笑
涸れ沢を下り過ぎないように、ここにもロープが張られている
2019年09月26日 13:02撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 13:02
涸れ沢を下り過ぎないように、ここにもロープが張られている
登山口
お疲れさまでした!
2019年09月26日 13:06撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 13:06
登山口
お疲れさまでした!
駐車スペースは3台分くらいかな?
2019年09月26日 13:06撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 13:06
駐車スペースは3台分くらいかな?
鹿除けゲートまで戻りました。
2019年09月26日 13:24撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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9/26 13:24
鹿除けゲートまで戻りました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 サングラス ストック カメラ

感想

斜里岳は盛夏の沢登りも爽やかですが、三井コースのアクロバティックな痩せ尾根も捨て難いところがあります。同じ山でも、コースが違うと全く趣が異なる山になります。ガマ岩を過ぎて少し登ったところで斜里岳の荒々しい岩稜が見えてくるところは私のお気に入りでもあります。

大雪山系の積雪が思ったより残っているようで、残っていなくてもコースはドロドロの様相を呈しているとの情報が多く、私自身が少しお疲れ気味ってこともあって今日は遠出をあきらめ、計画していた山行の中で最も近場を選択しました。

斜里岳と言えば、渡渉と沢登りのイメージが強いかと思いますが、今回選択したのは三井コース。序盤に玉石沢(涸れ沢)を延々と登り、涸れ沢を離れると尾根伝いの比較的急登の多いコースになります。前回登った時は笹かぶりがひどかったと記憶していましたが、今回の笹かぶりはそれほどでもなく、恐らく笹刈りがなされたのでしょう。とても助かります。感謝感謝です。
今日の天気予報は「晴れ」オンリーでしたが、山頂付近の予想気温は2℃、風速は12m/secでした。先週、先々週も同じような予報で雪に当たっています。防寒対策は万全を期さねばなりません。

前述のように、序盤は涸れ沢を延々と登ります。「玉石沢」と言うネーミングほど石は丸くありませんが、それでも河原なのでそれなりに石の角は取れています。ゴロゴロした石が多いので、苦手な人は歩き難いポイントかもしれません。この涸れ沢は、上下の「終点」にロープが張られているので、ロープに行き当たるまで安心して登り続けることが出来ます。道迷いの心配はありません。
そしてその「終点」からピンクテープに導かれるように林間に入ります。

斜里岳清岳荘(旧)コースは基本的に沢登りですが、三井コースは基本的に尾根沿いを登るコースで、踏み跡も明瞭なのでこのコースは終始道迷いの心配はないはずです。通称「ガマ岩」を過ぎると、斜里岳の荒々しい岩稜が見えてきます。壁のような急傾斜が目の前に聳え、なかなかカッコ良く見えます。

目立った急登は2箇所。肩にとりつくまでと、山頂直下です。肩に上り詰めると、しばらく痩せ尾根が続きます。南斜里岳手前の痩せ尾根ほどではありませんが、ここもなかなか切り立っていて高度感があります。登りよりも下山時に気を使います。

山頂直下の短い急登を登り詰めると、あっさり山頂に到着します。山頂には、清岳荘から登ってきたと思われる方が2名、下山を開始していた方が1名おりました。予報ほど風は強くありませんでしたが、汗だくな私はその汗が冷えて少し寒く感じました。この季節はタオルを活用した方がいいかな。

山頂からの景色はなかなかでしたが、空気の抜けがいまいちでちょっと霞んでいたのが残念です。軽く昼食を摂って下山を開始します。

肩まで下りたところで、前方からラジオの音が聞こえてきました。ハイマツが大袈裟にガサガサと揺れます。なんと!自転車を担いだ若者でした。「えっ!?このコースを自転車で???」と思って聞きましたが、彼は登山道を自転車で走るのではなく、清岳荘側に下山してからの移動手段として自転車を持って来たと言います。確かに、清岳荘コースの沢登り旧道も、熊見峠新道の段差のある下りも、自転車で走るのは難しいでしょう。と言うか、このコースの急登も両手両足を駆使するような部分があります。「よく登ってきたね!」感心しました。(笑


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