白山 平瀬道からワリ谷
- GPS
- 10:54
- 距離
- 39.0km
- 登り
- 2,870m
- 下り
- 2,869m
コースタイム
- 山行
- 10:08
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 10:55
天候 | 霧雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
工事終了後は冬季閉鎖に入る。 車はゲート前のスペースに駐車し、平瀬道登山口までチャリでアプローチ。片道約12km、標高差約600m。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ワリ谷下降は危険を伴うためある程度の岩の技術が必要。 源頭部から二股の本流合流までは際どい下降が4箇所ほどあり。 経験者ならロープはいらないレベル。 |
その他周辺情報 | 五箇山道の駅 さらさ館のいわなさんのイワナ定食は絶品。 |
写真
感想
久しぶりに親父と山へ。天気がパッとしない予報であったが親父はあくまで体力づくりと割り切っている。自分はと言えば、夏山は北海道旅行に登った羊蹄山の2ヶ月ぶり。全く山に行けていない状態なのでこの山行を夏の本チャンにしてもいいくらい。このままでは冬シーズンも棒に振ることは見えているので重い腰をあげることにした。
なになに、県道白山公園線(平瀬道)が工事で通行止めらしい。登山口までチャリパートが増してさらなる不安要素が、、。ゲート前に駐車し大幅フライングで少しでも迷惑をかけないようにした。途中で水を補充して12kmの林道を無難に登山口進めた。急遽、前日にチャリ屋で整備していてよかった。空には星が見えている、雨だったらどうしようかと思った。遅れること15分親父も到着。
とにかく序盤は大倉山避難小屋まで辛抱する。なるべく遅れないように我慢したが、序盤の登りで膝が痛くなり結局付いていけなかった。小屋手前でパラパラと霧雨が降ってきた。小屋で大休止、上下のカッパ、それとどうせ濡れるので靴下もネオプレンに変えた。大倉尾根は展望もよく、紅葉も時折見れたので気持ちが楽になり序盤よりは足が回った。御前峰が見え、室堂には寄らず山頂を目指した。天気が回復してきたのか青空も見え出し、室堂も上からチラ見できたがそのガスがなかなかしぶとかった。夏の日曜日にしては山頂の人が少なかったのかな。夏の白山には来ないから分からない。
山頂から池を巡ってワリ谷へ途中まで中宮道を降りる。ガスのせいで綺麗なはずのお花松原の紅葉はあまりパッとしなかった。中宮道は薮が刈り払われていて快適だった。なかなかワリ谷の下降点までが遠い。
親父が平瀬から入るとピストンではつまらないのでワリ谷を降りるのが全く無駄がなく定番コースになりつつあると話していた。まぁあまり見どころもなくなんて事ない下降用の沢だろうと甘く見ていたが、際どい箇所が3箇所くらいあった。1600mのワリ谷二股までは気を抜けなかった。岩の経験がない人はお勧めできない。北鎌を単独ワンデイできる力がないと難しいと親父談。景観も素晴らしいものがあった、火の御子付近のような赤褐色の岩に迫力を感じる。白山はお花の山として有名だが、火山の山だということを認識できる沢だった。
林道に合流しキャンプ場を経由して登山口でチャリを回収。チャリもやっぱり良い。忘れていた感覚が蘇った。風を切って快適に山行を終えた。引きづり回してくれる親父には感謝である。
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