燕岳から大天井岳、常念岳 草紅葉と寒風の秋山
- GPS
- 21:18
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,442m
- 下り
- 2,574m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:10
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 8:35
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 8:14
天候 | 1日目 曇りのち晴れ 弱風 2日目 晴れ時々曇り 風有 3日目 未明は星空、次第に曇、霧 常念乗越から山頂は強寒風でしたが、樹林帯と沢筋は風無し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◾よく歩かれた定番コース。 ◾中坊温泉からつづら折りの急登が、合戦小屋まで続く。 合戦小屋は、飲食、ベンチ、トイレ有。 日没間際の燕岳は、森林限界を越え風があって寒かった。 ◾燕山荘から大天井岳を経て、常念小屋まで緩やかにアップダウンを繰り返す。 大下りノ頭付近に鎖場有。 ◾常念乗越から山頂は吹きさらしで、足元はガレ気味。 この日の未明は強風で、凍えそうに寒かった。 ◾常念乗越から樹林帯に入り、ヒエ平一ノ沢登山口まで沢筋を下る。 渡渉もあり、増水時は注意 |
写真
感想
歩きたかったルートの燕岳から大天井岳、常念岳の縦走は、まずまずの天気に恵まれました。
数年前の燕岳登頂時には、ガスで見えなかった眺望が見渡せ、燕岳は、こんなに眺めの良いきれいな山だったのかと、登山者に人気の訳に納得です。
そして好天の土曜日だから、燕山荘も大賑わい!
日没間際、明日の予定を前倒して燕岳登頂。
秋山だから、稜線は風が冷たい。毛糸帽と手袋、ネックウォーマーと上着を重ね、ヘッドライトも持つ。燕岳は花崗岩が風化進行中ので、白っぽい砂地に角の丸い面白い形の岩が点在する。
夜は冴えざえと星が輝やいていた。
2日目の稜線歩きは、やや雲があるものの穂高、槍が眺められ、8月に歩いた雲ノ平から水晶岳、野口五郎岳、ブナ立尾根のルートも見渡せる。
秋山は針葉樹の濃緑、ダケカンバの白い幹と黄葉、クロマメノキの草紅葉、白っぽい山肌と美しい。稜線に沿って一本の道を、風に吹かれながら歩き続ける。
常念小屋到着後、談話室で赤ワインを飲み体の芯から温まる。
3日目未明3時半頃、漆黒の空の星の見事さに驚く。風が有るのでしっかり防寒、ザックの中に、お湯と使い捨てカイロも用意。登りは強めの風を受け続け、標高を上げるにつれ、凍えそうな寒さになる。体感温度は氷点下?もう一枚上着を持ってくれば良かったか?とりあえずカイロをポケットに入れる。
空は白み始めたが、雲とガスが増えてきた。ゴロゴロガラガラの岩を登り切り、岩質が変わって山頂到達。今回最後の山頂からは、雲間にのぞく前穂高岳に明神岳、奥穂、梓川の位置関係が、昨日とはもう異なっていた。
山小屋に戻り朝食後、沢沿いの長い登山道を下山しました。
少し霧雨も降ったりして、山頂部はもう雲の中でした。
きっと安曇野で山容を見上げてから、登山口から登る常念岳は、また別物に違いない。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する