記録ID: 2075613
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沢登り
大峰山脈
【大峰】水太谷遡行〜国見岳方面の支沢(大普賢岳南面探索その3)
2019年10月26日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 839m
- 下り
- 833m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・30〜40mくらいの滝3本,60〜70m級の多段の滝がありました。また,ほかの水太谷の支沢と同様,源頭部はナメ滝が長く続きます。 ・大普賢岳直下の支沢に比べれば,国見岳の西面はそれほど壁が発達しておらず,詰めも意外なほど穏やかに稜線に出ることができました。沢の下降時も,懸垂下降の連続になることを覚悟していましたが,懸垂は1回だけで,あとの滝場は何とか巻き下ることができました。といっても,全体的にかなり急傾斜なことは変わりないので,遡行時はルート取りに注意が必要です。 |
写真
撮影機器:
装備
備考 | ・40mロープを携行。沢下降時に懸垂下降(18mほど)で1回使用しました。 |
---|
感想
今回は,これまでの遡行で気になっていた1050m二俣の左俣に入ってみた。この支沢は国見岳から弥勒岳の山域に突き上げている支流群で,どちらかというと「大普賢岳南面」というよりは「国見岳西面」といったほうが正確かもしれない。こちらの支沢も地形図上はかなり等高線が混んで岩記号が連続しており,大普賢岳直下に勝るとも劣らない厳しさを予想して臨んだ。
結果的には,大普賢岳直下の沢(1050m二俣の右俣)に比べ,こちらの沢は比較的(あくまで比較的,だが)岩壁の規模も小さく,源頭も意外な穏やかさであった。しかし,30〜40mくらいの滝が3本,そして60〜70m級の多段滝が懸かっており,それぞれ個性的な滝で面白く,特に多段滝は大きな空間を持っていて,かなり立派であった。またこの支沢も,他の支沢同様,源頭部はナメ滝や小滝が途切れることなく続き,本当に滝が多い山域だなと実感した次第。途中,カモシカさんの道案内で断崖に案内されたりもしたが(彼らには普通に通れる道なんだろうが…),無事下山できてよかった。
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