チブリ・御舎利・別山
- GPS
- 09:15
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,608m
- 下り
- 1,597m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 9:15
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
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アクセス |
感想
移動日の福井で焼肉ラーメン、新聞に街での熊被害多発という記事を読む。
登山のメッカでの車中泊、駐車場広い。
4:50起床6:05出発、車道、登山道、車道、登山道の取付きは事前に十分チェック済み。
南部と雰囲気の異なる森の道は少々歩き辛い。
巨木多く沢もあったりするが、なんか爽やか感不足、期待が大きすぎたか?
3時間うなってチブリ小屋、景色があまり開けない。
青っぽくてデカめの若者に追いつかれる。
また森のなかをそして徐々につづら折れの急登。
唸りつつ人生に置き換える。
生きていく苦しみなのだ、山頂にたどり着けばそこは死、全てが報われる。
なんてね。
しかし景色が開けないのよこのルート、ひたすら唸り続けるだけ。
最後の山頂への急登アプローチ、これこのためにこのルート。
高っかいところでポツンと山頂、そして急な斜面が個性的な御舎利山。
登りきった時の向こうの山々の景色が印象的、
メジャーな山脈に山頂だけ冠雪と雲海の、絵に描いたような絶景に絶句。
やはり天国のようであった。
別山まで縦走、先行者2名の若者、別山にはすでに一番乗りのソロ女子が。
もう来ないんじゃないかと先々週感じてた山頂に再び立つとは。
そして若者たちとコンタクト、体験談など情報も少々。
ちょっと寒い山頂よりその下の暖かいところでプチ休憩、手短に下山へと。
多少は景色眺めつつ、しかし閉鎖的な登山道をひたすら降りる。
頭痛がキツく、首肩まわりが辛くなってきた。
チブリで少し横になる。
その向こうは少し景色が開けてた。
下界は針葉樹?から枯れたブナ林、ルートに紅葉少なし・・
残り3時間の下りがやっぱ徐々にキツくなっていく。
中間地点の水場で水飲んでみる。
まだここから1時間以上ですか・・・
足を労わりつつも身体全体のエネルギーが切れていく。
この1時間が辛く長い。
ここの森はきれいというより巨木がすごい。
確かに巨木は目を引くが、若々しさがない。
沢が多く潤沢な水場で大きく育ったんだろか。
しかし老齢化進み、これから長い年月を経て入れ替わっていくんだろなと。
初々しさがなくて、それでかあまり励まされ感もなかったのよね。
それにしても確かに巨木だなーと。
なんて感じでなんとか車道に。
もう登山道はカンベン、車道で戻るがこれがまた思ったより長い。
石徹白や上小池のように歩きやすくない道だった。
身体全体が疲弊と頭痛が辛い。
市ノ瀬の水道で足を冷やす。
そのまま温泉向かう。
手前の温泉か勝山か迷うも、勝山にした。
風呂入っても身体辛い、楽にならない、なんとなく気持ち悪く頭痛もそのまま。
食事して休憩室で軽く眠る。
日暮れて駐車場出ようとしたら場内放送、
先ほど近くでひとが熊に教われましたのでご注意下さい、と。
少々戦慄。
山には大きな糞があったが誰も襲われちゃいないってのに、
こんな街で近くに出てひと襲うとは・・
時間差出没でリアルさ感じつつ帰路へと。
ひと眠りしたおかげで眠くなることなく、
車の少ない整備された湖北の道を快調に走り10時半頃鈴鹿着。
翌日、筋肉痛はほとんどなかったが、首肩周りと頭痛が少し残り全身ダルい感じ。
かなり苦しい山行だった。
たぶん2度と行かなだろう・・
正に修練となったチブリ苦行。
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