記録ID: 2086483
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無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
松木ジャンダルム (岩場をよじって秋の中倉山へ)
2019年11月02日(土) [日帰り]
- GPS
- 06:20
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 930m
- 下り
- 923m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:19
ジャンダルムやその先の中倉山山頂までの区間は、ルートファインディングにあやしいところがあると自省しています。
ベストではないでしょうが、無事にクリアできた一例としてのみご参照いただければ幸いです。
尚、孤高のブナからの下山は、稜線トレイルと巻き道トレイルの二手に分かれて、後に合流します。私は「展望はもう十分だ」と思ったので、巻き道を選んでいます。
ベストではないでしょうが、無事にクリアできた一例としてのみご参照いただければ幸いです。
尚、孤高のブナからの下山は、稜線トレイルと巻き道トレイルの二手に分かれて、後に合流します。私は「展望はもう十分だ」と思ったので、巻き道を選んでいます。
天候 | 快晴無風 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝の7時台ですでにほぼ満車。休日はいつも混み合うとの情報。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全行程をとおして、山と高原地図には未掲載のルートです。 【ジャンダルム】 登山靴を脱ぎ、松木川を一回渡渉してから取り付きます。 クライミング目的で来てるわけではないので、なるべく普通に歩けるようなルートを探りますが、複数箇所で登攀が必須となります。 樹林帯の踏み跡らしきラインを辿って高度を上げ、最初に出会う直壁がいちばん難易度高い核心部です。 その後も、巻くことができない岩場やガレ場が続きますが、最初のやつほどではありません。 ただし、全面的に岩が脆くなっていて危険です。大きめのホールドでも、剥がれたりグラついたりする場合があります。高低差と斜度から見て、滑落したら一大事になりますので、三点支持している各ホールドに力を分散させるなど工夫してリスク回避しましょう。 また登攀の際のルートファインディングが重要なのは、言うまでもありません。間違ったときに降りられないようなルートを進まないように、慎重に次の一手を探りましょう。 岩の脆さのせいか、山梨県の鋸岳と比較されることもある山のようです。また、人によっては本家のジャンダルムや妙義の稜線上よりも緊張するという意見も。いずれも私は行ったことがないので、比較できないのが悔しいところです。いずれにせよ、行動時間は短い岩場ですが、油断は禁物のようです。 尚、基本的に南へ向かって登るので、サングラスが有用です。まぶしくて集中できない。ルートの先が読みづらい。 私は置いてきてしまって、とても後悔しました。 【稜線上、南斜面ルート】 特筆すべきことは無いように思われます。 写真コーナーの各コメントをご参照ください。 登山道が思いのほか整備されていて、驚いたぐらいでした。 気持ちの良いハイキングコースでした。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉:国民宿舎サンレイク草木 (500円) ※台風の影響で、宿舎から2kmぐらい南に進んだところで道路は通行止めです。市街地への最短ルートは運転できない状態なので、立ち寄り温泉の際はご注意を。 |
写真
装備
備考 | サングラスを持つことをサボって反省。 |
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感想
知る人ぞ知る、栃木県・足尾山地の秀峰「中倉山」。
『山と高原地図』にもその山名が記されているだけで、登山道は無いことになっています。そのため、その存在を知らない人がほとんどだと思います。
しかしながら、孤高のブナや波平ピークがインスタ映えするという口コミで、だんだん知名度が向上。
この日は三連休の秋晴れ、ということで、とても賑わっていました。
中倉山、最近はとても愛されています。
さて、中倉山を愛する人たちでも、その存在をほとんど知らないのが「松木ジャンダルム」ルート。
久しく岩山らしい岩山を登ってないと気がついた私は、以前より気になっていたこの岩峰をよじって、身体に喝をいれようと思い立ちました。
情報収集をして。研究をして。好天をねらって。
事前に参考にしようとして入手したログの通りには辿れませんでしたが、自分なりに安全を確認しながらゆっくりと進みました。
無事にジャンダルムクリア。無事に登頂、無事に下山。結果オーライ?の及第点といったところだったでしょうか。
緊張しつつも、楽しい岩登りとなりました。
近場でも、まだまだ自分の知らない魅力的な山やルートはあるもの。
日光エリアを深めるシリーズ、まだまだお宝はいっぱい残っていそうです。
次は、どこに行こうか。
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