今日は本山寺からポンポン山
- GPS
- 05:35
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 745m
- 下り
- 733m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日は定番のポンポン山に行くべく善峯寺の駐車場に向かっていると、途中に「ハイカー駐車禁止」の看板が・・・。そうでした、もう紅葉の季節で押し寄せる参拝客優先で長時間駐車のハイカーは引き下がらないといけません。
そういえばハイカーってどういう定義?とふと思って、それは比較的軽めの登山やハイキングをする人ってことでしょうか。であれば変態は関係ない?というわけではなく、目的は長時間駐車することは遠慮してもらいたいということなので、すごすごと引き下がります。
というわけで遠いですが実家近くを通って神峯山寺方面に向かいます。何やら新名神の高槻インターが開通していて知らない新しい広い道があります。案内標識に「神峯山寺」に合わせて「ポンポン山」とも書いてあります。これはマイカーでポンポン山を目指すことを明らかに意識したものでしょう。
で、入ってみると一番手前にある神峯山寺の駐車場は「ハイカーご遠慮下さい」との看板。こちらは紅葉シーズンだけでなく年中ご遠慮くださいモードのようです。
仕方なく?細い道を恐る恐る進んで神峯山寺をパスした奥にある駐車地には何も書いてなかったので停めさせていただきました。後で気づいたのですがこれはふれあい公園で駐車場ではなかったようです。
ま、それはともかく準備をして林道を黙々と歩きます。奥には本山寺の駐車場があり、こちらの方が規模は小さくかつ「参拝者以外の利用ご遠慮ください」と看板があります。でも見たところどう見てもハイカーらしき人が駐車して準備をされているようですが、彼らが本物のハイカーなのか、ハイカーに憧れた参拝者なのかどうかは定かではありません。
こちらのルートの登山道はとてもよく整備されています。本山寺の時点でかなり標高を上げていて(といってもポンポン山が低いので相対的にですが)、もう後は細かいアップダウンがいくつかあるだけでした。
ちなみにナメコは先週のような天国みたいな状態とは程遠く、今回はロープにハーネスといった登攀道具を用意して急斜面でも両手フリーでとても作業しやすかったのですが、肝心のナメコはごくわずか、しかも品質は今ひとつでした。
その代わりとしては、クリタケが少々、ナラタケがたくさん生えていたので少々頂いて帰りました。
さてポンポン山からの下山中、もう13時を過ぎているのですがまだまだ登って来られる方が多いです。しかもほぼ普段着見たいな感じで。実際とても歩きやすいルートなので、お手軽ハイキングが中心なのでしょう。そんな中、ヘルメット被ってカラビナにテープスリングぶら下げてる私は明らかに異質で、まさに変態でした。なので「重装備ですね〜訓練ですか?」と2回ほど声をかけられたくらいです。
ここはゆるハイクが標準ですから、すれ違いは登り優先という登山のルールではなく、普通の歩道を歩くような感覚でしょう。
この時間から子連れで山頂目指したら、下山は薄暗くなってるかも知れませんが、それもまた良し。歩道を歩いていて薄暗いことを気にする人は誰もいないのと同じです。
とは言え、登山道には根っこが飛び出てたりしますからつまづいて転倒することもあるでしょう。その時に「登山道の整備が悪い」と訴訟を起こす人がいるでしょうか?
それはさすがにないと思いますが、それは根っこに引っかかって転倒した人が、ちょっと注意してなかったという本人の責任に帰されるものだからです。
ではこれが剱岳の別山尾根であればどうでしょう。カニのタテバイを登っていて上から落石があって怪我をして、訴訟して勝ち目があるでしょうか?
それもきっとないと思いますが、それはそこが「落石が起こり得ることが常識」だからだと思います。
山スキーで雪崩に巻き込まれて亡くなったとしても、それはそういうリスクがある場所だから致し方ないと受け入れる、それが自己責任だと思います。
ところが通行止めとされている道路に入って歩いたりするのを「自己責任だから」と正当化するのは話は別で、もちろんそこで怪我をしても損害が補填されることはありませんが、不法侵入という責任から逃れられるわけでもありません。
いま自分のいるところでは、何が常識として取り扱われているのか、それは自分の考えている常識とは違うこともあるでしょう。キノコ山行、山スキーともマニアの世界。たとえ変態でも現場の常識に気付けるようにしないと、と思いながら下山の道を急ぎました。
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