甲武信ヶ岳(毛木場(川上村)から)
- GPS
- 06:15
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,391m
- 下り
- 1,373m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。あえて言えば飛び出してくる鹿でしょうか。 |
写真
感想
以前から甲武信ヶ岳は登ろうと思ってルートを調べていた。そのときは、南側(三富)から登るルートしかないのかと思っていた。が、直前で北側(川上村)から登れることを知った。長野県松本から車で行くならこっちの方が近い。しかも、登山道としてもこちらの方が楽そうだったので急遽北側のルートを使うことにした。
インター降りてから1時間くらいで毛木場へ。家を出たとき外気は25℃くらいだったが、川上村に来ると18℃。体感温度でもかなり違う。車中泊するときも一枚防寒着があった方が良いかも。
駐車場に到着したのが4時半くらいで、まだこのとき薄暗かった。ゆっくり準備していると徐々に明るくなってきた。完全に明るくなった5時に出発。
コースはハードっぽい十文字峠経由と、イージーっぽい源流コースがある。せっかくなので登りと下りで別々のルートを使おうと思っていた。登りをどちらにするかギリギリまで迷ったが、登りで体力使ってしまうのも嫌だったので、登りは源流コースにした。が、あとから考えると逆ルートの方が良かったと後悔。疲れたところに、ハードなコースくると消耗が激しいので、元気なうちにハードなところを抜けてしまえばよかった。
源流コース、傾斜も緩く、樹林帯をひたすら歩くコース。沢沿いなので、かなり涼しいし、歩きやすい。が、すれ違った方に「単調でつまらないよね」と言われた。言われてみればそうかも。
川の水は非常に綺麗で、水量もかなり多い。常に水の流れる音がしていて、せっかく鳴らしていたクマ鈴が聞こえないほど。聞こえにくかったがこのクマ鈴に驚いたのか、いきなり崖の上から鹿が登山道を横切って行ったのには焦った。10mくらい離れていたけど、もしぶつかられたら洒落にならない。クマも出るらしいので、気休めかもしれないけど動物除けの鈴はあった方がいいかも。
源流コース、2時間ほど登ると千曲川源流へ。源流までの距離表示が頻繁にあるので、こっちのコースはペース配分もしやすい。源流、かなり水量は少ない。コップがあったのでせっかくなので一杯頂いた。おいしい。
源流から先は、少しのぼりが急になるが長くは続かない。30分も行かないうちに稜線へ。ここで、やっと他の山々が見えた。残念ながら、今日は雲があったので遠くの山々を見渡すとはいかなかったが、青空は出ていたので気持ちがよかった。
スタートから2時間半で、甲武信ヶ岳山頂へ。中途半端な時間なので、誰もいない。ピークを独り占めに出来るとなんとなくうれしい。
下りは予定通り三宝山→十文字峠経由で降りることに。こっちのルート、アップダウンがあったり、鎖場が出てきたりでなかなかしんどかった。あと、地図上でみると源流ルートと同じくらいの距離に見えたが、ぜんぜん長いように感じた。
途中で、中国語圏(中国or台湾?)のグループとすれ違った。面白かったのは、隊列が恐ろしく伸び切っていたこと。たぶん全部で10人くらいの集団だったが、先頭と最後端まで30分くらい時間差があった。途中で「あとの集団に先に行っていると伝えてください」と伝言まで頼まれた。で、次にすれ違った人に挨拶した。中国語圏の方なら、挨拶のイントネーションでわかるか?と思ったけど、日本語が流暢なためかイントネーションに違和感がない。日本人で関係ない人かな?と思いつつ「グループで登られている方ですか?」と声をかけ、会話してみると同じグループの方と判明。何とかミッションを達成できた。
アップダウンに苦戦しながら、十文字小屋までたどりついた。予想より時間がかかってしまっていた。
あと微妙に降り口が分からないので小屋の方に話を聞こうとしたら誰もいない。GPSで場所を探りながら看板を見つけることができた。自分はiPhoneで地図+GPSを使ってるけど、かなり便利(地図を事前にダウンロードしておけばネットワークつながらなくてもOK)。あと、標識に「毛木場」という文字が無いので一瞬迷ったが、「梓山」の隣に小さくマジックで「毛木平」と書かれていた。こっちをメインで記載してくれた方が良いような気がする・・・
十文字小屋からの下り、かなり急で膝にきた。先週もひどかったが、これはシーズン初めだからかと思った。が、そうでもなかった。やっぱり鍛えていかないといけない。かなりペースダウンしてしまった。
バテバテで歩いていると橋に差し掛かったくらいで、背負子を背負った女性とすれ違った。話をすると十文字小屋の方と判明。6時間で一周して下山中と話をしたら「速いねぇ」と感心された。が、小屋までの急なのぼりを大量の荷物を背負って上がる方がすごいと思った。自分が登るときに見かけたら手伝おうかと思うほどの荷物だった。小屋の方はレベルが違う・・・
ちょうど6時間くらいで駐車場まで戻ってきた。源流コースの登りが2時間半だったので、十文字峠コースの下りで3時間半かかったみたい。十文字コースの方が圧倒的に時間も体力も使うことが分かった。
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