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Yamareco

記録ID: 210540
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

甲武信ヶ岳(毛木場(川上村)から)

2012年07月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:15
距離
16.5km
登り
1,391m
下り
1,373m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

毛木場駐車場(5:00)〜千曲川源流(6:53)〜甲武信ヶ岳(7:30)〜三宝山(8:07)〜十文字小屋(10:05)〜毛木場駐車場(11:00)
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道・長坂ICから清里→川上村で毛木場駐車場へ。インター降りて1時間くらい。川上村の道路はほぼ直進。最後に「十文字峠」方面の案内に沿えば毛木場駐車場までいける
コース状況/
危険箇所等
特になし。あえて言えば飛び出してくる鹿でしょうか。
早朝の川上村。レタス収穫の最盛期なので暗いうちからライトを使って収穫されていた。自分は趣味で登山なので、若干申し訳ない気持ちに・・・
2012年07月28日 19:42撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
7/28 19:42
早朝の川上村。レタス収穫の最盛期なので暗いうちからライトを使って収穫されていた。自分は趣味で登山なので、若干申し訳ない気持ちに・・・
毛木場駐車場。5時の段階では4台くらいしか停まってなかった。11時に戻ってきたときにはかなり埋っていた。が、数台停めるスペースは残ってた。お盆とか連休でなければ駐車できそう。
2012年07月28日 19:42撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
7/28 19:42
毛木場駐車場。5時の段階では4台くらいしか停まってなかった。11時に戻ってきたときにはかなり埋っていた。が、数台停めるスペースは残ってた。お盆とか連休でなければ駐車できそう。
スタート地点の車止め。
2012年07月28日 19:43撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
7/28 19:43
スタート地点の車止め。
沢沿いのイージーな源流ルートか、十文字小屋経由の起伏に富んだハードルートかの分岐。ヘタって登りはイージールートを選択。
2012年07月28日 19:43撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
7/28 19:43
沢沿いのイージーな源流ルートか、十文字小屋経由の起伏に富んだハードルートかの分岐。ヘタって登りはイージールートを選択。
ナメ滝。落差はないけど、大きな岩を流れる。沢沿いのルートは常に隣に綺麗な水の流れを見ながら移動。
2012年07月28日 19:45撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
7/28 19:45
ナメ滝。落差はないけど、大きな岩を流れる。沢沿いのルートは常に隣に綺麗な水の流れを見ながら移動。
ところどころ土砂崩れの痕が。再度崩れてきそう、という危険な感じは受けないが、大雨の後などは通行できない箇所が出てくるのかも。
2012年07月28日 19:46撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
7/28 19:46
ところどころ土砂崩れの痕が。再度崩れてきそう、という危険な感じは受けないが、大雨の後などは通行できない箇所が出てくるのかも。
千曲川の源流標識。直前までかなりの水量があったのに、源流に近づくととたんに流量が減少する。不思議。
2012年07月28日 19:46撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
7/28 19:46
千曲川の源流標識。直前までかなりの水量があったのに、源流に近づくととたんに流量が減少する。不思議。
千曲川源流。こんこんと水が沸いています。飲めます。
2012年07月28日 19:47撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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7/28 19:47
千曲川源流。こんこんと水が沸いています。飲めます。
稜線まで出ると甲武信ヶ岳のピークが見える。朝早いので逆光になってしまった。
2012年07月28日 19:48撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
7/28 19:48
稜線まで出ると甲武信ヶ岳のピークが見える。朝早いので逆光になってしまった。
南側の山々。夏の空という感じで、晴れてはいるけど雲があって遠くの山は見えなかった。
2012年07月28日 19:49撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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7/28 19:49
南側の山々。夏の空という感じで、晴れてはいるけど雲があって遠くの山は見えなかった。
西側の山々。国師ヶ岳などがある。
2012年07月28日 19:54撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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7/28 19:54
西側の山々。国師ヶ岳などがある。
甲武信ヶ岳山頂。7時半という小屋出発の人も、早朝上がってきた人もいない空白の時間。独り占め。
2012年07月28日 19:54撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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7/28 19:54
甲武信ヶ岳山頂。7時半という小屋出発の人も、早朝上がってきた人もいない空白の時間。独り占め。
三宝山。埼玉県の最高峰らしい。ただ、木々の中にピークがあり、視界はない。
2012年07月28日 19:55撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
7/28 19:55
三宝山。埼玉県の最高峰らしい。ただ、木々の中にピークがあり、視界はない。
尻岩。こっから先の下りが長かった。たぶん登ってくるとここまでやっと来た、という感じだろう。
2012年07月28日 19:55撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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7/28 19:55
尻岩。こっから先の下りが長かった。たぶん登ってくるとここまでやっと来た、という感じだろう。
しゃくなげ。あちこちで咲いていた。けど、しゃくなげ以外の花は咲いてなさそうだった。
2012年07月28日 19:56撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
7/28 19:56
しゃくなげ。あちこちで咲いていた。けど、しゃくなげ以外の花は咲いてなさそうだった。
鎖場あり。ただ、それほど危険な箇所はない。
2012年07月28日 19:56撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
7/28 19:56
鎖場あり。ただ、それほど危険な箇所はない。
十文字小屋。自分がたどり着いたときには誰もいなかった。管理人さんも荷揚げのために不在だったよう。下山途中ですれ違った。女性なのに背負子ですごい荷物持っていた。
2012年07月28日 19:57撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
7/28 19:57
十文字小屋。自分がたどり着いたときには誰もいなかった。管理人さんも荷揚げのために不在だったよう。下山途中ですれ違った。女性なのに背負子ですごい荷物持っていた。
毛木場から上がってきたが、標識には無い。「梓山」の横にかなり小さく「毛木平」と書かれており、方向に確信が持てた。まあ、他に迷いそうなルートもないけど。
2012年07月28日 19:58撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
7/28 19:58
毛木場から上がってきたが、標識には無い。「梓山」の横にかなり小さく「毛木平」と書かれており、方向に確信が持てた。まあ、他に迷いそうなルートもないけど。
十文字峠方向にかかっている橋。
2012年07月28日 19:59撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
7/28 19:59
十文字峠方向にかかっている橋。
撮影機器:

感想

 以前から甲武信ヶ岳は登ろうと思ってルートを調べていた。そのときは、南側(三富)から登るルートしかないのかと思っていた。が、直前で北側(川上村)から登れることを知った。長野県松本から車で行くならこっちの方が近い。しかも、登山道としてもこちらの方が楽そうだったので急遽北側のルートを使うことにした。

 インター降りてから1時間くらいで毛木場へ。家を出たとき外気は25℃くらいだったが、川上村に来ると18℃。体感温度でもかなり違う。車中泊するときも一枚防寒着があった方が良いかも。

 駐車場に到着したのが4時半くらいで、まだこのとき薄暗かった。ゆっくり準備していると徐々に明るくなってきた。完全に明るくなった5時に出発。
コースはハードっぽい十文字峠経由と、イージーっぽい源流コースがある。せっかくなので登りと下りで別々のルートを使おうと思っていた。登りをどちらにするかギリギリまで迷ったが、登りで体力使ってしまうのも嫌だったので、登りは源流コースにした。が、あとから考えると逆ルートの方が良かったと後悔。疲れたところに、ハードなコースくると消耗が激しいので、元気なうちにハードなところを抜けてしまえばよかった。

 源流コース、傾斜も緩く、樹林帯をひたすら歩くコース。沢沿いなので、かなり涼しいし、歩きやすい。が、すれ違った方に「単調でつまらないよね」と言われた。言われてみればそうかも。
川の水は非常に綺麗で、水量もかなり多い。常に水の流れる音がしていて、せっかく鳴らしていたクマ鈴が聞こえないほど。聞こえにくかったがこのクマ鈴に驚いたのか、いきなり崖の上から鹿が登山道を横切って行ったのには焦った。10mくらい離れていたけど、もしぶつかられたら洒落にならない。クマも出るらしいので、気休めかもしれないけど動物除けの鈴はあった方がいいかも。

源流コース、2時間ほど登ると千曲川源流へ。源流までの距離表示が頻繁にあるので、こっちのコースはペース配分もしやすい。源流、かなり水量は少ない。コップがあったのでせっかくなので一杯頂いた。おいしい。
源流から先は、少しのぼりが急になるが長くは続かない。30分も行かないうちに稜線へ。ここで、やっと他の山々が見えた。残念ながら、今日は雲があったので遠くの山々を見渡すとはいかなかったが、青空は出ていたので気持ちがよかった。
スタートから2時間半で、甲武信ヶ岳山頂へ。中途半端な時間なので、誰もいない。ピークを独り占めに出来るとなんとなくうれしい。

下りは予定通り三宝山→十文字峠経由で降りることに。こっちのルート、アップダウンがあったり、鎖場が出てきたりでなかなかしんどかった。あと、地図上でみると源流ルートと同じくらいの距離に見えたが、ぜんぜん長いように感じた。
途中で、中国語圏(中国or台湾?)のグループとすれ違った。面白かったのは、隊列が恐ろしく伸び切っていたこと。たぶん全部で10人くらいの集団だったが、先頭と最後端まで30分くらい時間差があった。途中で「あとの集団に先に行っていると伝えてください」と伝言まで頼まれた。で、次にすれ違った人に挨拶した。中国語圏の方なら、挨拶のイントネーションでわかるか?と思ったけど、日本語が流暢なためかイントネーションに違和感がない。日本人で関係ない人かな?と思いつつ「グループで登られている方ですか?」と声をかけ、会話してみると同じグループの方と判明。何とかミッションを達成できた。

アップダウンに苦戦しながら、十文字小屋までたどりついた。予想より時間がかかってしまっていた。
あと微妙に降り口が分からないので小屋の方に話を聞こうとしたら誰もいない。GPSで場所を探りながら看板を見つけることができた。自分はiPhoneで地図+GPSを使ってるけど、かなり便利(地図を事前にダウンロードしておけばネットワークつながらなくてもOK)。あと、標識に「毛木場」という文字が無いので一瞬迷ったが、「梓山」の隣に小さくマジックで「毛木平」と書かれていた。こっちをメインで記載してくれた方が良いような気がする・・・
十文字小屋からの下り、かなり急で膝にきた。先週もひどかったが、これはシーズン初めだからかと思った。が、そうでもなかった。やっぱり鍛えていかないといけない。かなりペースダウンしてしまった。

バテバテで歩いていると橋に差し掛かったくらいで、背負子を背負った女性とすれ違った。話をすると十文字小屋の方と判明。6時間で一周して下山中と話をしたら「速いねぇ」と感心された。が、小屋までの急なのぼりを大量の荷物を背負って上がる方がすごいと思った。自分が登るときに見かけたら手伝おうかと思うほどの荷物だった。小屋の方はレベルが違う・・・

ちょうど6時間くらいで駐車場まで戻ってきた。源流コースの登りが2時間半だったので、十文字峠コースの下りで3時間半かかったみたい。十文字コースの方が圧倒的に時間も体力も使うことが分かった。

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