白山(19-20シーズン初滑り!)
- GPS
- 07:17
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,544m
- 下り
- 1,541m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 7:17
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
別当出合まで車で上がれるタイミングはその年によって異なるので注意。 自分以外誰もいなかった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆別当出合〜黒ボコ岩 ・別当出合の吊橋の踏板は撤去済み。渡る場合は自己責任で。 ・出だしから雪はうっすらあったが、深くなるのは甚之助避難小屋あたりから。 ・南竜分岐の手前あたりからスキーハイクとした。 ◆黒ボコ岩〜御前峰 ・登山道は雪が多そう&幅が狭くスキーでは登りづらいので水屋尻雪渓から六地蔵へ登り上げた。 ・斜度もなだらかで雪も多めなのでお勧め。 ・2500mを過ぎると風衝地となるためクトー必須。 ・御前峰の稜線は雪があまり着かないのでアイゼン歩行かスキー歩行か自身のスキルに応じて臨機応変に。 ◆御前峰〜黒ボコ岩(スキー滑走) ・水屋尻雪渓なら地雷を踏まずに滑走可能。 ◆黒ボコ岩〜別当出合 ・本日時点ではスキー滑走は厳しい状態だった。 ・別当覗から下は夏道なのでスキーブーツでは歩き辛いかも。 |
写真
感想
今日は平日休みが取れたので晴れ予報の白山へ行く。
一昨日13日に吊橋の踏板が外され、翌14日に冬型の天気でそこそこ雪が降ったはず。
「みんなの白山」から「僕らの白山」に戻ってきた。
だが喜んでばかりいられない…めちゃ体調が悪い。
どうやらタチの悪い風邪をひいたらしく、喉は痛いしだるいし熱もある。
だが自分にはわかる、これは行かないと後悔するやつだ。
天気は朝のうちまで雨が降り、昼に向かって良くなってくるようなので少し遅めの6時発とした。
もしかすると市ノ瀬ゲートが閉まっているかもしれないので念のためチャリも持ってきたが取り越し苦労だった。
別当出合まで行くともちろん他に車はない。
路肩のポールポジションに車を停めて準備してスタート。
うまくすれば初滑りができるかもしれないと期待しながら今シーズン初の山スキー装備で出かけた。
別当出合の吊橋は鉄骨に雪がうっすら乗っていた。
雨が降って凍った状態よりいいが、雪でもツルツル滑るので慎重に渡った。
それにしても体が重い・・・
今季初の山スキー装備なので道具が重いということもあるがやはり体調不良が響いているようだ。
自分のペースで登れないので歯がゆいが、足を前に出してさえいればいずれ山頂に着く、それが登山というものだ。
別当覗あたりまでは登山道にうっすら雪が乗った程度だったが、徐々に雪が増えていった。
いつも雪が増えるのは別当覗を過ぎた辺りからなので想定通りだった。
甚之助避難小屋を過ぎたところから時々ごぼるようになってきたのでシールハイクに換装。
半年ぶりのシール歩行が楽しい!やっぱり山スキー最高。
登りは問題ないがまだ石も多いし雪も少ないので滑走は厳しい感じだった。
天気は朝のうちは曇っていたがスカッと晴れてくれた。
ちょうど良いタイミングで登ってきたような気がする。
弥陀ヶ原に出ると白い御前峰と青空がドン!
これを見に来たんです。
最悪初滑りはできなくても体力づくりだと思って割り切ろうと覚悟していたが黒ボコから上はそれなりに降雪があったようで十分滑走できそうだ。
室堂は避けて雪が多くてブッシュが少ない水屋尻雪渓へと入っていく。
地雷は多いが他のルートよりははるかにマシだろう。
2500mを過ぎたあたりから徐々に風が強くなってきたので地獄装備に換装。
地獄ゴーグルとダウンとバラクラバとアウターを着込んでほぼ完全体。
防寒テムレスだけはまだ残しておいた…
雲海に浮かぶ別山や大汝峰を眺めながら六地蔵からピークへアプローチ。
やはり風衝地なのでカチカチビビンバだったがクトーがガッチリ噛んでくれて問題なし。
スキーのまま御前峰に登頂した。
11月のお参りは既に済ませてあるがせっかく来たので奥宮でお参り。
他に誰もいないので御利益ありそう。
風は強いが地獄装備が暖かい。
のんびり写真を撮ったら初滑りといきますか。
来たルートと同じく雪が多い水屋尻雪渓へと滑り込もう。
ちょっとモナカだがちょいパウダーで気持ち良かった。
この時期のコンディションとしては上々だ。
地雷を除けながらなんとか無傷で黒ボコ岩まで滑り込んだ。
さすがにそこから下は雪が少なすぎるのでシートラでコツコツと降りていく。
下りも足が重い…今シーズンは夏場に軽い靴を履きすぎたかも。
別当覗を過ぎると朝あった雪はすっかり融けて秋山に戻っていた。
最後はすっかり乾いた吊橋を渡ってゴール!
最高の天気の下、貸切白山で初滑りを楽しめてよかった。
アメブロも楽しく拝見しています。
教えてください・・
冬の白山。
橋の板が無いのに皆さんどうやって渡ってるんでしょう?
左右どちらかのロープを持って?
それとも思い切って真ん中を?
いつも読んでいただきありがとうございます。
吊橋の件ですが、真ん中の鉄骨の上を歩き両手はワイヤーを握ってる感じですね。
早朝は凍っていることが多いのでかなり危ないです。
完全自己責任ですし、万一事故が起これば二度と渡ることが出来なくなります(=冬の白山に登れなくなる)ので迷惑をかけないように細心の注意を払っています。
初冬なら観光新道からアプローチ出来ますのでそちらの方がおすすめです。
お返事ありがとうございました。
ずっと気になっていたのでスッキリしました。
ちなみに私が行くことはないのでご安心ください。
雪山は初級者ゆえ、冬の間は遠くから眺めておくだけに留めます。
アタックされる皆さん、事故無く冬の白山を楽しめますように。。
これからもブログ楽しみにしています♪
ご忠言ありがとうございます。
慎重に楽しんでまいります。
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