晩秋の御座山、貸切トレッキング
- GPS
- 06:28
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 972m
- 下り
- 975m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
南相木村にはコンビニはありません。八千穂高原ICを降りた先、小海町の国道141沿いにあるコンビニ(セブンイレブンとローソン)が最後です。なお、小海駅周辺にも商店はあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○林道入口〜栗生登山口 林道が一部崩壊していますので徒歩でのアクセスに限定れます。崩壊地は歩いては越えられますし、右岸に迂回の作業道もあります。特段の危険箇所はありません。 ○栗生登山口〜不動の滝 登山道の半分近くが台風の影響で消失しています。結果、ガレ沢を歩く必要があります。不安定な石が多く、転倒や踏み外しに注意が必要です。基本右岸を歩けばルートは見つかると思います。沢スジの赤テープはあっちこっちに移動しちゃっています。 ○不動の滝〜御座山山頂 ふつうの登山道です。落ち葉が多い区間は、歩き難いです。稜線に出る手前にクサリ場がありますが、展望も良く気持ち良く高度を上げられます。なお、山頂付近は岩場ですので転倒等に注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 下山後は、車で数分の「南相木温泉 滝見の湯」で日帰り入浴。値段も安く、洗い場も広く、露天風呂もあります。食堂も比較的充実しています。 http://www.takiminoyu.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
8月の南プス以来、3ヶ月ぶりのトレッキングは超快適でした。
10月の台風19号の影響で、登山道が荒廃したらしくヤマレコにはあまり記録が上がっていませんが、他のサイトだとそれなりに記録があったので、晩秋のトレッキングを楽しんできました。ずっと次男の父子登山をしてきましたが、今回は試験前とのことでパスされました。。。
通行禁止の林道入口に路駐をして、30分ほど林道を歩きます。最初は沢の音がザーザー聞こえますが、唐沢沿いになるとすぐに水の音が消えます。台風の土砂で流れの大部分が伏流になったようです。唐沢を左岸にわたる橋のところから、別の作業道が右岸沿いに延びています。林道は途中で崩壊しているとの情報を得ていたので、この作業道をあがると、ちょうど崩壊地点をショートカットすることができました。気持ちの良い林道を歩くと、すぐに本来の登山口です。
登山口には、詳細なイラスト看板があります。地域に愛されている山ということがわかります。しかし登山道に入って10m歩くと登山道は消失です。右岸が崩壊していて、いきなり河原のゴーロ歩きを強いられます。右岸沿いの登山道は濁流にえぐられて消滅しています。ゴールは浮き石が多く極めて不安定です。慎重に足場を選ばないと、ガラガラと崩れます。途中右岸を巻くところは登山道に戻ったりもしますが、何回か沢スジを歩き、なんとか不動の滝まで到着。ほぼコースタイミでした。
今回、スマートウォッチという最新機器を導入したので心拍数などが見える化されました。高負担をかけないように、マメに歩く速度を調整したり小休止を入れながら、ゆっくりと登りました。急な斜面を手足を使って登ると一気に心拍数が上がることを自覚し、基礎体力を付ける必要性を再確認です。
不動の滝には水流がありますが、下流はほぼ伏流しています。壮絶な水量で大きな岩が流され、立ち木には生々しい傷跡が残っています。滝から先は、普通の登山道になり、急斜面を稜線めざしてガンガン登ります。岩場を巻き込んだ先にクサリ場があります。落ち葉が多くて気をつかいましたが、クサリ場を登り切って振り返ると、金峰山や瑞籬山の展望が望めます。さらに上がると、目指す御座山の岩場も見えます。神社まで登った後、一度コルまで急斜面を降りてから登り返しです。山頂手前には立派な避難小屋がありました。トイレや水場はありません。小屋内に緊急用のペットボトルはありました。
山頂までは小屋から数十メートルの岩場を進みます。祠の先には山梨県名物のお団子型の山頂案内があります。山頂からは眼下に光り輝く唐松の紅葉と、八ヶ岳や南アルプスが一望できました。昼食と昼寝などで1時間30分ほど山頂に留まってしまいました。
下山は来た道を戻りますが、そういえば誰一人として人間に会っていません。絶好の天気の週末でしたが、道の崩壊情報が上がっているので、登山者は候補から避けていたのでしょう。林道の崩壊箇所は迂回可能ですが、沢スジのガレ歩きは慣れていないと相当面倒だと思いました。危険感はあまり感じませんでしたが、慎重さが求められるのが現状だと思います。
今回は、静かな山を独占させていただきました。ありがとうございました。
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