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Yamareco

記録ID: 2130659 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走屋久島

屋久島交響曲【宮之浦岳 淀川ルート】

日程 2019年11月30日(土) 〜 2019年12月02日(月)
メンバー , その他メンバー1人
天候11月30日 曇りのち雨
12月1日 雨、時々曇り
12月2日 曇り、時々雨
アクセス
利用交通機関
バス、 船、 飛行機
11月30日、鹿児島7:45発のトッピー&ロケット高速船で宮之浦港へ。宮之浦からバスで安房に移動し買い出し。合庁前13:30発のバスに乗り、紀元杉で下車。
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地図/標高グラフ


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歩くペース 1.5〜1.6(ゆっくり)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち75%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

1日目
山行
1時間50分
休憩
3分
合計
1時間53分
Sスタート地点14:4615:16淀川登山口15:1916:39淀川小屋
2日目
山行
8時間57分
休憩
33分
合計
9時間30分
淀川小屋06:4108:23小花之江河08:2908:48花之江河08:5009:10黒味岳分かれ09:1109:55投石平09:5610:02投石の岩屋10:1011:51投石の岩屋11:5211:58投石平12:0012:46黒味岳分かれ12:4713:14花之江河13:1713:30小花之江河13:3816:11淀川小屋
3日目
山行
1時間50分
休憩
4分
合計
1時間54分
淀川小屋08:3609:58淀川登山口10:25紀元杉10:2910:30ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
よく整備されている。しかし、梯子の階段や、木道は視覚障害者には不利なようだ。木の根も多く、小さな障害が多い。
黒味岳分岐から宮之浦岳までは、岩場も目立ち始め、難所にはロープが設置されている。
その他周辺情報淀川小屋
〒891-4406 鹿児島県熊毛郡屋久島町
https://goo.gl/maps/YVJ9EAaoKeKUvcnS6

定食・パスタ かたぎりさん
〒891-4311 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房540−62
0997-46-4282
https://goo.gl/maps/b6sGDmyUBZBE6Rdo7

屋久島のレンタルと登山用品 『山岳太郎ショップ』
〒891-4311 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房410−8
0997-49-7112
https://goo.gl/maps/ohmwMDEaLMAj4YbP7

ショッピングセンターばんちゃん
〒891-4311 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房410−155
0997-49-7820
https://goo.gl/maps/n8HfoC1xi7G46gSJ7

写真

紀元杉行きのバスは、紀元杉を見る客がいなかったので展開場所で降ろしてもらえた。
2019年11月30日 14:49撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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紀元杉行きのバスは、紀元杉を見る客がいなかったので展開場所で降ろしてもらえた。
ヤクシカとご対面。
2019年11月30日 15:03撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ヤクシカとご対面。
淀川登山口は、ファミリーで賑わっていた。
2019年11月30日 15:10撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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淀川登山口は、ファミリーで賑わっていた。
テント泊装備なので、ゆっくりめ。
2019年11月30日 16:16撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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テント泊装備なので、ゆっくりめ。
無事日没までに淀川小屋に到着。綺麗な小屋だったので、テントでなくて良かったかもしれない。
2019年11月30日 16:40撮影 by iPhone XS, Apple
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無事日没までに淀川小屋に到着。綺麗な小屋だったので、テントでなくて良かったかもしれない。
1
淀川小屋の水場。冷たい水は煮沸せずとも飲める。
2019年11月30日 17:22撮影 by iPhone XS, Apple
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淀川小屋の水場。冷たい水は煮沸せずとも飲める。
安房で購入した、屋久島限定の芋焼酎と黒糖でのんびりとした夜を過ごす。
2019年11月30日 17:58撮影 by iPhone XS, Apple
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安房で購入した、屋久島限定の芋焼酎と黒糖でのんびりとした夜を過ごす。
1
小雨の降る中、淀川小屋を出発。薄ら明るくなってきたが、まだ暗いので慎重に進む。
2019年12月01日 06:39撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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小雨の降る中、淀川小屋を出発。薄ら明るくなってきたが、まだ暗いので慎重に進む。
展望所での絶景はお預け。
2019年12月01日 08:12撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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展望所での絶景はお預け。
苦戦しながらも花之江河に到着。日本最南の湿地帯。
2019年12月01日 08:44撮影 by iPhone XS, Apple
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苦戦しながらも花之江河に到着。日本最南の湿地帯。
2
黒味岳の分かれを過ぎると岩場も増えてくる。
2019年12月01日 09:32撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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黒味岳の分かれを過ぎると岩場も増えてくる。
濡れた木の根を手掛かりに降りるが、視覚がない場合は危険と判断し、ロープを出す。
2019年12月01日 09:37撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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濡れた木の根を手掛かりに降りるが、視覚がない場合は危険と判断し、ロープを出す。
倒木は生命の方舟か。
2019年12月01日 09:54撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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倒木は生命の方舟か。
1
樹林帯を抜けて植生も変わる。頂上までの時間は足りないが、行けるところまで行こう。
2019年12月01日 09:59撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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樹林帯を抜けて植生も変わる。頂上までの時間は足りないが、行けるところまで行こう。
見たことのない植物。
2019年12月01日 10:01撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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見たことのない植物。
投げ石岩屋か。
2019年12月01日 10:04撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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投げ石岩屋か。
雲が流れて景色が少し開けた瞬間。巨岩が転がる屋久島らしい景色。
2019年12月01日 10:38撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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雲が流れて景色が少し開けた瞬間。巨岩が転がる屋久島らしい景色。
1
安房岳のピーク下で制限時間を迎える。悔しいが、下山に備えて小休止。
2019年12月01日 10:52撮影 by iPhone XS, Apple
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安房岳のピーク下で制限時間を迎える。悔しいが、下山に備えて小休止。
見えなくても、ロープさえあれば難しくはない。
2019年12月01日 11:39撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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見えなくても、ロープさえあれば難しくはない。
1
連日の雨で水浸し、まさに水の森。
2019年12月01日 15:13撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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連日の雨で水浸し、まさに水の森。
淀川。昨日は暗くて見えなかったが、透き通った水の流れは美しい。
2019年12月01日 16:04撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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淀川。昨日は暗くて見えなかったが、透き通った水の流れは美しい。
2
ヘロヘロになりながらも、日没までには帰ってこれた。
2019年12月01日 16:04撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ヘロヘロになりながらも、日没までには帰ってこれた。
1
テントは水没し、小屋に避難した。
2019年12月01日 16:09撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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テントは水没し、小屋に避難した。
3日目は、帰りのバスに合わせて淀川登山口へと下る。濡れに濡れた装備と疲労で、足取りは重い。
2019年12月02日 08:55撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3日目は、帰りのバスに合わせて淀川登山口へと下る。濡れに濡れた装備と疲労で、足取りは重い。
健常者には楽な道だが、視覚障害者にとっては連続する落とし穴である。整備されることによって、歩きにくくなることもあるのか。
2019年12月02日 09:12撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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健常者には楽な道だが、視覚障害者にとっては連続する落とし穴である。整備されることによって、歩きにくくなることもあるのか。
1
ここまでくれば一安心。
2019年12月02日 09:59撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここまでくれば一安心。
3日間を振り返りながら、トボトボと歩いて紀元杉のバス停。まだ時間もあるので紀元杉まで足を延ばす。
2019年12月02日 10:21撮影 by TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3日間を振り返りながら、トボトボと歩いて紀元杉のバス停。まだ時間もあるので紀元杉まで足を延ばす。
紀元杉、高さ19.5m、直径8.1m、樹齢3000年。その存在が途方もなさ過ぎて、目の前にあるのにうまく捉えられない。
2019年12月02日 10:24撮影 by iPhone XS, Apple
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紀元杉、高さ19.5m、直径8.1m、樹齢3000年。その存在が途方もなさ過ぎて、目の前にあるのにうまく捉えられない。
3

感想/記録
by heshu

「体力がなくなってしまう前に、宮之浦岳に登りたい」と、視覚障害のある友人から頼まれたのが、今年の夏。都合がなかなか合わせづらい中、練習登山やミーティングを重ねて準備をしてきた。宮之浦岳への登山ルートは、荒川方面からの縦走、永田歩道、花山歩道、淀川からのルートと4候補。小屋があるが、どんな状態か分からないのでテント泊を前提とすると、淀川小屋にテントを張ってピストンするのが一番良さそうだ。

屋久島を訪れたのは初めてで、入山前の買い出しはどこでしたものか。高速船で宮之浦に降りたのだが、実際に便利だったのは安房。集落から見える山々は、遠目に見ても深い色をしていて、曇り空が余計にそれを際立たせていた。
安房集落で用事も済ませて、穏やかな時間をしばらく味わうのも束の間で、紀元杉行きのバスで1時間ほど揺られる。バスからはジュラシックパークのような景色が広がる。恐竜が出てきても不思議ではない。ヤクシカやヤクザルの姿はまま見かける。そういえば、屋久島は人間2万、シカ2万、サル2万とかいう話をネットで見たことがあるが本当だろうか?生息環境でいえば、人間様よりもシカやサルの方が有利な島とは思う。

バスを降りて、淀川小屋を目指す初日。出発時間が遅いが行動予定は短いので、屋久島の自然をじっくりと味わいたい。ところが、屋久島というのを僕は見誤っていたようだ。枝か倒木かというくらいに大きな根などが地面から迫り出し、行手を阻む。視覚障害のある場合、こうした道は非常に難儀する。整備された木道や階段も、途中穴が空いていたり幅が狭かったり、一つ一つ確認しながらでないと前に進めないのだ。
屋久島の洗礼を受けて、ペースは上がらず不安を残す初日となった。

夜には雨が本格的に降ってきた。寝るのに困るほどではなかったが、暗闇で聞くテントが叩かれる音は何度聞いても慣れない。朝、目が覚めると幾分空も落ち着いていた。ゴソゴソと支度にとりかかり、朝食も足早に済ませて淀川小屋を出発。
やはり屋久島ペースでしか歩けない。雨もあって木や岩に不安を感じる。それを一つ一つ確かめるようにして歩かなければならない。パートナーの緊張感、不安感が、僕にも伝染する。可能な限り詳細に、休みなく登山道を言葉で描写し伝え続けた。
パートナーが転倒した時の罪悪感、簡単な道にもたついてしまった時の苛立ち、困難を共に乗り越えていく高揚感などが入り混じった、複雑な精神状態。それと水浸しの森。さながら自然、肉体、精神の奏でる交響曲が自分を包む。
「どこかに登った」、「何かができた」というのと違う、深遠な世界に足を踏み入れてしまったかもしれない。
訪問者数:150人
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