明神ヶ岳〜金時山
- GPS
- 07:19
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,300m
- 下り
- 1,099m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは仙石バス停から宮城野営業所へ戻り、小田原行きのバスを乗り換えて小田原まで。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。 |
その他周辺情報 | 小田原まで戻り「小田原お堀端万葉の湯」へ。クーポン利用で1800円(館内着・タオル付)。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
食器
地図(地形図)
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
今回は富士山どーんっ♪企画ということで、仲間が明神ヶ岳を提案!
ルートを検討した結果、明神から金時山まで富士山を眺めながら歩くことができる縦走コースにチャレンジすることにしました。
前日、横浜に初雪というニュースを受けて車は諦めて電車で小田原まで向かいます。
小田原で仲間と集合、7時50分のバスに乗り込み宮城野営業所へ着いたのは8時30分前でした。
とても大きなバス停で、何台ものバスが並んでいました。
トイレを済ませ記念撮影をしたら、横断歩道を渡り歩き始めます。
太陽があるものの、日陰は少し涼しくてひんやり。
舗装道をゆっくり登り、体を暖めていきました。
明神ヶ岳近道の看板からショートカットしたり、団地の中を歩いたり、登山口までの道は探険みたいでワクワクしました。
大きなハイキングマップがある登山口からは、落葉の敷き詰められた道を登ります。
時折粘土質の土が現れ、足元が滑ります。
雨の日はもっと滑りやすいだろうと思いました。
「転ばないように気をつけて登ろう!」と仲間と声を掛け合い、ゆっくり登っていきます。
樹林帯は風もなく、次第にからだが暖まってきました。
上着を一枚脱いで、続く登りに備えました。
ちょうどいい傾斜の道を、じっくり登ると一時間ほどで宮城野分岐に到着し、視界が開けます。
向かう明神ヶ岳方面に、緑色の稜線が続くのが見えました。
一呼吸置いてから出発し、もうひとのぼりすると気持ちのいい尾根道がはじまります。
そして尾根づたいに目線を向けると、富士山がどーん\(^^)/と見えました。
今回の登山は富士山どーん、という企画だったので、まさにその名にふさわしい景色が待っていました。
富士山の手前にこんもり見える丸いコブのような山が金時山。今日は金時山まで富士山を眺めながら歩く、最高のコースになりそうです!
そして振り返ると、グレーの海がキラキラしているのも見えていました。
遠くうっすら江ノ島も見えます。
青空には雲ひとつなく、最高の登山日和です(*´∀`)
明神ヶ岳までの稜線歩きはあとわずかで、途中平坦な道などもありながら進みます。
背丈ほどある笹に覆われたトンネルもありました。
景色がいいだけでなく、変化に富むのも楽しいコースでした。
緩やかに登り詰めると、広々とした山頂に到着です。
山頂標識の向こうには、富士山がどーん、と輝いていました。
歓声をあげながら、富士山に気をとられていると足元がぬかるんでいる場所があり、ちょっとあわてました。
ゆっくり見渡すと、大涌谷から煙が上がるのまで見渡せます。
とても展望のいい山でした。
そしてここで昼食タイム!仲間が温めてくれたおでんをいただきながら、おにぎりを食べました。
ここから金時山までは、まだまだ先が長いのでしっかり栄養補給です。
お腹を満たして、縦走コースへ歩き始めるも、まだまだ富士山の絶景が広がり中々前に進めませんでした。
これから歩く稜線が見え、気持ちも高ぶります。
今回のコースは、富士山を見ながら歩けるコースということで仲間が提案してくれたのですが、まさにその通り。最高のコースでした!
徐々に高度を下げながら、縦走コースは金時山へ向かっていきます。
途中道がえぐれていたり、少しすべりやすかったりする場面があったので、地図確認、足元確認を怠らず歩きました。
草原の稜線を富士山に向かって歩くのがとても気持ちよかったです。
火打石山まではあっというまでしたが、そこからアップダウンのある道が続きます。
またもや現れる高い笹のトンネルがあったり、草原の道があったり。
いつのまにか富士山も頭の方しか見えなくなっていて、逆に金時山のこんもりが間近に迫っていました。
矢倉沢峠の分岐まで下りきり、いよいよ金時山までの登り返し。
岩が多い道をひたすら登っていきます。
時間も時間なのか、下ってくる多くの人とすれ違いました。
明神ヶ岳より金時山の方が人気のお山なのでしょうか。
団体さんも多く、渋滞箇所もありました。
山頂直下の岩場あたりから、冷たい空気が漂ってきました。
そして岩場を抜けると急に目の前が開け、金時山の大きな標識とその向こうに雄大な富士山が目に飛び込んできました。
「富士山どーんっ」と、合言葉を呟き長かった縦走を讃えます。
以前来たときには見えなかった富士山が今日は、キラキラと午後の光に輝いていました。
富士山の左手には駿河湾も見えます。
箱根の山の方に目をやると、芦ノ湖まではっきり見えました。
しばらくはその景色を目に焼き付けたくて、写真撮影をしたり、眺めたり。
すると金時茶屋から、娘さんが顔を出して「はよ下りなさい!日がくれるからね」と、声をかけてくれました。
その優しさが嬉しく思えます。お怪我をされたとのことで、服の上から左足を固定してありました。
そして、茶屋は早々に閉店、雨戸が閉められました。
今日はずっと富士山と一緒だったので、名残惜しい気持ちでしたが、わたしたちも下山を開始します。
矢倉峠までもどり、そこから仙石バス停まで下るルートです。
下る途中の樹林帯はすでに暗く、山の日暮れが早いことを知らせてくれました。
金時娘さんの言うとおりだね、とあらためて茶屋のありがたみを感じました。
国道138まで出ると、ちょうどバス停に停まっているバスが見えました。
まだ距離があるので間に合わないね、と諦めてゆっくりバス停に向かい次のバスを待ちます。
日が落ちたせいか、急に寒くなりダウンまで着込みました。
10分ほどまって来たバスに乗り込み、まずは宮城野営業所まで。ただ、国道138の通行止めがあり迂回ルートでした。
そして宮城野営業所で小田原行きのバスに乗り込みましたが、箱根観光帰りの渋滞に遭遇し、思いの外時間がかかってしまいました。
すっかり冷えたからだは小田原駅すぐの温泉であたため、縦走お疲れの乾杯で締めくくりました。
久々の電車登山でしたが、楽しすぎてあっという間に感じられた1日でした(*´ω`*)♪
富士山を満喫するにはオススメのコースです!
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