パイネ山群トレッキング

2019年11月24日(日) 〜 2019年11月27日(水)

コースタイム

1日目

• 山行: 1:43
• 休憩: 0:31
• 合計: 2:14

16:48 ペオエ湖キャンプ地
17:30 18:01 コンドルの丘
19:02 ペオエ湖キャンプ地

2日目

• 山行: 7:05
• 休憩: 0:18
• 合計: 7:23

9:00 ペオエ湖キャンプ地
9:40 9:58 パイネ・グランデ小屋
15:00 15:00 イタリアーノ・キャンプ
16:23 フランセス小屋

3日目

• 山行: 9:11
• 休憩: 0:00
• 合計: 9:11

8:47 フランセス小屋
13:36 13:36 クエルノ小屋
17:58 ラス・トーレス小屋

4日目

• 山行: 11:47
• 休憩: 0:36
• 合計: 12:23

6:39 ラス・トーレス小屋
12:00 12:36 トーレス・デル・パイネ展望地
18:51 18:51 ラス・トーレス小屋
19:02 ゴール地点

天候

1日だけ雨だったが、他の日は概ね良い天気。

アクセス

利用交通機関：

タクシー 船

プンタアレーナスから、専用車でプエルトナタレスを経由して、パイネ山群の玄関口であるペオエ湖キャンプ地へ。
ここからだと、パイネ山群の全景がよく見渡せる場所だった。
ペオエ湖畔から船でペオエ湖を渡って、パイネ・グランデ小屋に向かい、トレッキングスタートした。

コース状況／危険箇所等

11／24　16:48ー19:02　ペオエ湖キャンプ地からコンドルの丘へ、
　　　　　往復ハイキング。2.67km、2:14。
11／25　9：58　パイネ・グランデ小屋出発し、イタリアーノキャンプへ。
　　　　　　　　そこから、フランセス谷の展望地を往復。
　　　　16：23　フランセス小屋着。10.17km、6：25。
11／26　8：47　フランセス小屋出発。クエルノ小屋を経由して。
　　　　17：58　ラス・トーレス小屋着。16.76km、9：11。
11／27　6:39　ラス・トーレス小屋出発。
　　　　　　　トーレス・デル・パイネへの最後の急騰は、岩場を登るので、キツいが楽しかった。
　　　　　　　展望地は標高880m。スタート地点から標高差740m。
　　　　　　　往路を戻った。
　　　　18:51　ラス・トーレス小屋着。20.29km、12:12。

※標高は高くないが、アップダウンが常にあり、飽きることなく楽しく歩き続けることができた！
パイネの主峰たちは、約3000mクラスだが、極地に近いロケーションであるので、6000−7000m級の山容である。

写真

11/24 9:29

途中に寄ったカフェ。
優しい笑顔のおじさん。

11/24 19:04

コンドルの丘の頂上部。
コンドルは巣の外に向けて糞をするそうで、白く排泄物が岩に付いているのが見える。
なるほどアレが巣なのか。

11/24 22:09

道路脇の草原に、野生のニャンドゥ（大きめのダチョウ）が。

11/24 23:05

どこまでも限りなく続く草原地帯。
地平線がずーっと、限りがない。

11/24 23:08

11/24 23:09

面白い雲。

11/24 23:10

11/24 23:58

プンタアレーナスから見えた山並み。

11/24 23:59

昼食を取ったレストランの窓に映る風景。

11/25 3:08

パイネ山群の主峰、パイネ・グランデ。
この山も、一番西側にあるので、雲に包まれる確率が高い山だそうだ。

11/25 3:14

ペオエ湖とパイネ・グランデ。

11/25 5:01

クエルノ・デル・パイネ。
北峰、中央峰、南峰。

11/25 5:41

レディス・スリッパーという名前の花。

11/25 5:41

氷河湖は、純度が高いので、色が特別にきれいだ。

11/25 6:10

11/25 6:15

雲が影を落として、風景を変える…。

11/25 7:35

パイネグランデとクエルノ・デル・パイネ。
こんなに晴れて、くっきり一緒に映るとは。

11/25 7:45

マゼラン雁。
白が雄、灰色が雌。

11/25 9:48

夕焼けに山が染まり始めた。

11/25 9:49

11/25 9:49

11/25 9:49

11/25 9:50

11/25 9:51

11/25 23:13

英語名：ファイヤー・ブッシュ。
現地名；ノトロ。

11/25 23:41

初夏の山肌を一面に飾っていた。山が赤く萌えているようで、美しかった。

11/26 0:35

白骨のような枯れ木は、登山者の火の不始末から生じた山火事の痕跡だった。
パタゴニア地方は、腐敗させるバクテリアが少ないので、500年位経って、やっと朽ち始めるそうだ。
だから、数百年くらいは、白骨のような枯れ木が残る。

11/26 0:44

この地方特有の南極ブナ。
3種類ある内、これはレンガ（落葉樹）。

11/26 0:45

これは、ニーレ（落葉樹）。

11/26 0:45

これは、コイウェ（常緑針葉樹）。

11/26 0:56

11/26 1:04

鷹が飛ぶ瞬間！
現地名：カラカラ。英語名：ホーク。

11/26 3:12

11/26 3:12

11/26 3:24

11/26 4:37

フランセス小屋の受付。
テントに宿泊。

11/26 6:24

朝日に染まる金色の空と、金色を映した氷河湖の美しさ。
まるで金竜が動いているようだった。

11/26 22:19

11/26 23:25

クエルノ小屋で、ちょっと休憩

11/27 0:10

11/27 0:10

11/27 0:45

これもオレンジに燃えているようなブッシュ。

11/27 1:02

クエルノ・デル・パイネ。

11/27 1:04

11/27 2:05

馬方さん、ガウチョ。
ベレー帽をかぶり、おしゃれでかっこいい。

11/27 2:53

11/27 4:55

11/27 4:55

11/27 21:10

ラス・トーレス小屋から谷に沿ってしばらく歩く。

11/28 1:13

やっと到着！
三本鎗のトーレス・デル・パイネが見える展望地。
最初は雲で見えなかったが。

11/28 1:34

おっ！
見えてきた。

11/28 1:40

11/28 8:43

移動中に見た、野生のグアナコ。

11/28 8:44

グアナコの群れとパイネ山群。

撮影機器：

OLYMPUS SH-25MR オリンパス

iPhone 7 Apple

感想

プールナーナンダ

パタゴニアとは、そもそも南緯40度以南のチリとアルゼンチンにまたがる地方の名前。
昔、マゼランが船で訪れたとき、パタ(スペイン語で足）が大きい人たち、パタゴンが住む場所だったので、パタゴニアと呼ばれるようになったそうだ。

パタゴニア・スーパートレッキング第一弾。
チリ側のパイネ山群を歩きました。
パイネ側だけで、合計で49.296km。

この時期は、初夏。
新緑のエネルギー高い、花も多い素敵な時期でした。
そして、日没が21:40頃。
行動時間が長く取れ、長い一日。

初日は、キャンプ地から足慣らしもかねて、コンドルの丘を往復ハイキング。
コンドルの丘という名前がつくように、頂上部の岩には、コンドルの巣がいくつか見られました。
絶景展望地でした。

パタゴニアは、風の大地といわれるくらい、一年中、烈風が吹き荒れる場所。
また、1日の内に四季があるといわれるほど、天気は急変を繰り返す。

しかし、我々一行は大変歓迎していただいたようで、雨が降ったのは一日だけ。
そして体感温度を下げる風は、ほとんど穏やかで、氷河湖では山が映り込むほど静かだった。「風が制御されていた」と観じられるほど。
凄いことだった。

また、パタゴニアで出会った動物たちは、人を怖がらないのにびっくりした。
先住民たちも、動物に危害を加えないという関わり方に徹してきたからだろう。
自然と共に生きるという、素敵な生き方だ。
特に小鳥たちは、近くまで寄ってきて、歌声を聞かせてくれたり…。
どの動物たちも、人を見てぱっと逃げるような行動を取らなかったというのは、驚くべきことだった。

神聖な大地。
みんなで、これを守っていきたい。

コメント

ポピー🦉popie

とても美しい！
南アメリカで2回のトレッキング！！凄いです！！
どちらも美しい色彩で素晴らしい景色ですね！

いつも海外トレッキングをされるpoornanandaさんが羨ましいです😊

プールナーナンダ

Re: とても美しい！
コメント、ありがとうございます。
popieさんにも、幸多かれといつもお祈りしております。
合掌