暖冬の「天女の舞」ー天女は舞い降りてくれたのか⁉️ー

2020年01月11日(土) [日帰り]

• GPS: 06:12
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,014m
• 下り: 1,010m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:32
• 休憩: 0:37
• 合計: 6:09

7:37 川合登山口
9:05 9:06 林道出合
9:57 9:57 栃尾辻
10:21 10:29 天女の舞
10:58 10:59 カナビキ尾根分岐
11:58 12:24 金引橋
12:30 12:30 金引尾根・弥山川分岐
12:51 12:52 熊渡
13:12 13:12 白倉橋
13:44 13:44 川合登山口
13:46 ゴール地点

天候

今年最初の3連休
いつ行くか天気予報とにらめっこ
日曜日は荒天、土曜日か月曜日
月曜日は風が強くなりそうなので
土曜日に決定

曇りのち晴れ
出発時の気温　3度
山頂　　　　　2度
下山時　　　　8度
風もなく、穏やかな日和

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口に近い天川村役場の駐車場に
駐めさせていただきました
トイレあり

コース状況／危険箇所等

雪が積もっていないので
踏み跡もあり、問題なく歩ける

今日は全ルートアイゼン不要
ほとんどが杉の植林の中を歩くので
あまり展望はよくない
林道から栃尾の辻までの稜線は西側がブナ、ツガなどの広葉樹の樹林帯が広がる
東側は所々で、大普賢岳や稲村ヶ岳、大日岳の峰々を見ることができる

下山の金引尾根は展望もなく面白くない
おまけに金引登山口から川合までの林道・舗装道歩きは超ロング（1時間半）
失敗‼️ ピストンにすればよかった

写真

1/11 7:33

今日は「天女の舞」を見に行きます
天川村役場の駐車場から出発

1/11 7:35

川沿いを少し東に進むと弥山への標識
右に山側へ進みます

1/11 7:37

突き当りが登山口
民家の裏を林に中へ入って行きます

1/11 7:43

しばらくは、杉林の中を鉄の網で保護した階段を登って行きます

1/11 8:01

ひと登りすると鉄塔が現れます

1/11 8:03

鉄塔から大嶺奥駈の峰々が一望できます

1/11 8:03

稲村ヶ岳、大日岳の山容は大迫力
カッコいいです

1/11 8:05

眼下にみたらい渓谷と発電所が見えます

1/11 8:31

1時間程で門前山
現地の表示は五色峰？

1/11 8:57

三番目の特別高圧線の下から
雪を纏った稲村ヶ岳
でも、こちらは、まだ、雪の欠片も
見当たりません

1/11 9:04

林道に合流　標高1199m　出発から1時間半
左へ行きます

1/11 9:06

林道を回り込んだところを再び登山道へ

1/11 9:21

この辺りから、西側にブナやツガなどの林が広がっています
きっと、秋の紅葉のころは綺麗なんでしょう

1/11 9:34

先ほどの林道と再び合流　
標高1288m　出発から2時間
まったく、雪がありません
林道を行く方がフラットで楽なような気がします

1/11 9:40

少し、足元に白いものが
積雪ではなく、樹木に着いた霧氷が解け落ちたものです

1/11 9:56

栃尾辻に到着　標高1336m　出発から2時間半
天女の舞　この分だと霧氷は期待できないか

1/11 10:01

杉の葉の霧氷が光に輝いています

1/11 10:04

倒木の苔の「氷の世界」

1/11 10:08

栃尾辻から15分程で登山道から離れます
登山道は右へ
前方のロープを越え直進
踏跡はありませんが尾根筋を直登

1/11 10:11

霧氷が少し現れ、太陽の光が差し込んできました

1/11 10:14

視界が開けた途端、一面霧氷の世界

1/11 10:14

絶景です

1/11 10:14

こんなことってあるのか
これまで全く霧氷らしきものがなかったのに

1/11 10:15

突然現れた別世界

1/11 10:15

このあたりで、標高1450m
前景から稲村ヶ岳の峰々まで真っ白です

1/11 10:15

自分以外　誰もいません
独り占め！！

1/11 10:15

見上げると青空が

1/11 10:16

青空と霧氷の素晴らしいコントラスト

1/11 10:16

360度　全部真っ白

1/11 10:17

まさに、天女が舞っています

1/11 10:17

・・・・・・

1/11 10:17

ブナ林の霧氷はやっぱり綺麗

1/11 10:18

苔に覆われた地面も真っ白
枯れたシダにも雪が

1/11 10:18

先へ進むと、木の種類が変わり
霧氷の表情も違ってきます

1/11 10:19

素晴らしい　霧氷の造形美

1/11 10:20

白布が覆いかぶさるような光景

1/11 10:21

純白の霧氷が太陽の光で一層眩しい

1/11 10:21

ノーアイゼンで見ることができるこの世界

1/11 10:21

飛行機雲までが白く

1/11 10:24

どこまでも続く

1/11 10:25

モフモフ苔

1/11 10:25

ローアングルで　杉の子供

1/11 10:26

高度を上げ斜面も

1/11 10:26

ここは北東斜面の谷から吹き上げる風の影響でしょうか

1/11 10:26

このあたりだけです
こんなに白いのは

1/11 10:27

どこまで続く

1/11 10:27

「天女の舞」
弥山からここの斜面に天女が舞い降りて、舞を舞ったといわれている伝説の場所！

1/11 10:29

さらに、高度を上げます

1/11 10:29

常緑樹の葉にはたくさん霧氷が付きます

1/11 10:30

登て来た斜面を見下ろします

1/11 10:31

神々しく光が差し込みます

1/11 10:32

少し斜面が急になってきましたが、
アイゼンは必要ありません

1/11 10:38

杉の子供の体操演技

1/11 10:39

標高　1518mに到着
満足満足

1/11 10:41

冬を越え芽吹く春を待っているのか

1/11 10:46

今日はピストンをする予定でしたが
登りはあまり展望もよくなかったので
金引尾根から周回することに

1/11 10:57

弥山方面へカネヒキ分岐まで降りてきました

1/11 11:06

氷のかつお節

1/11 11:10

なんだかコレ‼️

1/11 11:10

モアイ像
微妙なバランス

1/11 11:17

天女の舞を見上げます

1/11 11:58

金引橋まで降りて来ました
昼食を食べる機会を失い
ここでようやくランチタイムに

1/11 12:28

益々　天気がよくなり
暖かく気持ちがいい日和です

1/11 12:32

弥山川沿いを下ります
次回はここを遡行し、双門の滝へ行ってみたい

1/11 12:51

熊渡の橋　国道309号に出ました

1/11 13:05

何の実

1/11 13:09

白倉トンネルの
みたらい渓谷遊歩道の吊り橋

1/11 13:19

天保橋を渡り、左岸側の遊歩道を行きます
稜線に特高線の鉄塔が見えます
朝歩いた最初の鉄塔です

1/11 13:23

おおー！
こんな所にパオーンだ

1/11 13:31

みたらい遊歩道はここまで

1/11 13:46

駐車場まで帰って来ました
今日も無事下山

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

装備

個人装備

ザック ザックカバー 靴 ストック アイゼン グローブ 雨具 タオル　
毛帽子 長袖シャツ 長袖インナー ズボン タイツ 靴下 ハードシェル 防寒服 非常食 飲料（水 お茶 ポカリ） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 計画書 地図 コンパス 筆記用具 携帯 時計 カメラ（予備バッテリー） ファーストエイドキット 常備薬 ヘッドランプ ツェルト

感想

m78ultra

3月上旬の日和
霧氷を見に近場へ
登山には絶好の天気ですが、はてさて霧氷は
道中、まったく雪らしきものがなかったのに
現地に着くと急に一面霧氷の世界
別世界へワープしたかのよう
地形や植生がこうした状況を生み出し
安いのでしょうか
周りには誰一人おらず　
静寂の世界を独り占め
新年初めての山行は大変満足のいくものでした

◾️「天女の舞」
天武天皇が大海人皇子だったころに吉野を訪れて必勝を祈願すると、弥山から天女が現れて戦勝の祝福を舞いで示したという言い伝えがあるらしい
その場所が現在の「天女の舞」かどうかは定かでない