袈裟丸山
コースタイム
天候 | 曇り、後雪交じり |
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過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス | 足尾街道沢入(そいり)から狭い道を左に上がり、数件の家々を抜けて暫く行くと、無人の山小屋風の家の前に出るのでここで駐車し、歩くとすぐに塔ノ沢分岐に出る。 |
写真
感想
冬季の体力維持を目的に,あまり難しくない山登りをという事で今回始めて袈裟丸山に挑戦しました。
冬ではなく春の時期にはツツジが綺麗で登山客も多いとガイドブックには出ていたが、今回は途中ずっと私一人でした。
塔ノ沢登山口手前の小屋の前に車を止め、車を降りてからは、日陰に20cmぐらい雪が残る舗装道路を青空の下の雪景色を見ながら90分ぐらい歩いて折場登山口に到着しました。(ここまで所々吹き溜まりや落石もある道です。ただ長かった)
道路脇の休憩所で一息、登山モードに入り右側の登山道に入る。
木の階段が整備されていて楽にぐんぐん登っていきますが、意外と積雪があり笹藪で雪を踏み抜くと股まで落ちる始末、なんとか固い雪の上歩いて展望の良い道に出ました。
大きな岩の上で休憩。向かって左手は木が無く広々とした急斜面が峰まで続いており、遠くの山々は青黒く雪を頂いていました。
この頃から雪交じりの風が強くなり、雲も低くなってきたことから、登山道を上の標識のある分岐まで上りました。
斜面を登り展望台へ出ましたが回りは雪だらけ。
とにかく賽の河原まで出ましたが、積雪で見るものは無い上に天気も下ってきたようなので、頂上は次回に回す事にして塔ノ沢へ降りることにしました。
ところがこの下りが大変で、登りの時は日向の道だったので太陽で解けた雪が凍る事で、雪は硬くて上を歩くことが出来たのですが。
帰りは逆に日陰の道のため、降った雪が柔らかく、股まで埋もれながら、四つ這いで途中まで降りる状態でした、ここはしんどかった。
(来年はスノーシューの使用をを考えようと思いました。但しなるべく装備品で重くしたくは無いし、そもそも私の山登りはそこまでのめりこんではいないので?)
しかし昔の人はよくこんな山の中で、お釈迦さまの姿を彫ったものですね。作者にとってこの大石が丁度良い寸法だったのか、はたまた立てるつもりが有ったのに重くて寝たままにしたのかな?
寝釈迦の前方にも奇岩がいくつか有り。
下りは沢筋の道を目印のピンクのテープを見ながら慎重にあるきました。沢を渡る場所もあり道筋は時々見にくくなるので注意です。
講評
駐車場から折場登山口までの距離が長い為、徒歩では時間がかかり過ぎ。出発を早くしないと袈裟丸山頂までは時間的にきついと思う。
今回は天候が変わって頂上までは行けなかったが、次回に向けての下見という事で雪中歩行の経験が出来て満足しました。
ネットで調べると、袈裟丸までの日帰りには折場登山口まで車で乗り付けて、登った道を戻るコースが最適のようです。
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