三周ヶ岳〜夜叉が池〜
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料駐車場有トイレ有 |
写真
感想
小学校で郷土史の時間に習った夜叉が池伝説。
地元生まれとして行っとかねばなるまいと行って参りました。
登山口までは林道を一本間違えたりしながら、ようやく辿り着きました。
地元意識があって行ったら分かるやろと思って
下調べを全然しなかったんですよね。反省。
紅葉シーズンでないからか、観光者も少なく話に聞いてた
駐車場の混雑具合もなく拍子抜けでした。
幽幻の滝までは沢沿いの普通の登山道といったカンジです。
自然林がとても多く、紅葉の時期はきれいだろなと思います。
樹林帯であっても日の差す場所が多々あります。
滝から夜叉壁までは少し勾配が出てきます。
夜叉壁を過ぎると岩場が多くなって急登になっていきます。
樹林帯を抜け岩壁を望み岩場を通過して稜線に出て行く過程が
北アルプスを彷彿とさせます。
揖斐のアルプスと名づけたい。
夜叉が池まではほんの1時間半ほどで到着します。
10時半頃には休憩ポイントに登山者がいっぱいで
入り口近くの日陰ポイントに陣地を確保しました。
ここしか日陰はないようでした。
池近辺にはデッキがならんでロープが張られており
立ち入ることができず厳戒態勢でした。
管理人のおじさんから火気厳禁などの禁止事項の書いた紙を頂きました。
湯沸かしできないので気をつけください。
次に目指すは三周ヶ岳。
途中、笹薮に負けましたー。と引き返してくるグループがいました。
これくらいで引き返してくるなんて甘いな。。と思ったその場所は
まだまだ序の口でした。
しばらく進んで後ろを振り返るとこちらに向かってたはずのグループが
引き返していくのが見えました。
この時点で少し不安になります。
ほとんどの登山者が夜叉が池までで下山していきました。
というか私達以外、姿が見えない。。。
コブの頭をすぎてしばらく。。。どんどん深くなる笹と足に引っかかる灌木に
気力体力を消耗して、3人でじゃんけんをして2人勝ちだったら
引き返そうとなりました。運まかせです。
結果、勝ちとなりました。すごく嬉しかったです。
引き返す途中、登ってきたはずの方向から同じ岩場に出てしまうという
不可解な出来事がありました。
巻き道があったようで戻ってしまったのですが
稜線沿いで山の位置や駐車場など確認できたので
気づくことができて良かったです。
これが樹林帯の中だったらとヒヤッとしてしまいました。
帰りは2時間ほどかかって下山することが出来ました。
夜叉が池往復だと物足りない。。。
かといって山頂までは行くのはすごく疲れる。。何より楽しくない。
よって笹藪をかき分けることが楽しいと思える方は山頂まで行って
それ以外の方は夜叉が池で下山してくるのが懸命だと思います。
行くか戻るかの最終判断ポイントはコブの頭くらいが良いでしょうか。
下山途中、観光登山らしき親子がいました。
お母さんはスニーカーにショルダーバックをかけており
3〜4歳の娘さんはビーサン履いてました。
かわいそう。。岩場で滑って転んでたし。。
ミュールで登っている人を見たとか、若干、夜叉が池名物になっていますが
立派な登山であると意識づけをした方が良いのではないかと思います。
あの入り口付近だけにある遊歩道的な木の階段が良くないのでは?と
思ったりもしますが。。。
帰りは藤橋の湯に寄って帰りました。
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