快晴!塔ノ岳〜政次郎尾根
- GPS
- 06:42
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,405m
- 下り
- 1,423m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 6:41
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大倉尾根は金冷シの上、表尾根は政次郎ノ頭まで部分部分で雪が残っていました。固雪であまり滑りませんが、若干足を取られてつかれます。そして、日向の昼はぐちゃぐちゃの泥田尾根と化します。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図
コンパス
筆記具
保険証
飲料
ティッシュ
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
ストック
水筒
時計
非常食
緊急保温シート
着替え
ツェルト
ファーストエイドキット
医薬品
カメラ
GPS
|
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感想
快晴、ほぼ無風。2月の予定や天気を勘案して、この日しかないと向かった山行。冬にしては暖かい気温ながら汗ばむほどでもなく、実に快適な山日和だった。
ちょっと遅めの8時半過ぎに大倉に着いて出発。陽だまりはぽかぽかで、登山シャツ2枚だけで歩き出す。しばらく真冬の大倉尾根はごぶさただったので、木々が完全に葉を落として遠くが透けて見える風景は新鮮だ。
見晴茶屋で振り返ると、三浦半島がよく見えた。茶屋の裏の急登を過ぎて一本松へ登っていくと、右手に輝く相模湾と大島のシルエットが見える。足元に雪はない。駒止茶屋手前の厳しい階段を登り切り、平らな木道を飛ばす。
ふと左を見ると真っ白な富士山が見えた。手前の枝が邪魔で写真にはならなかったが、堀山の家ではしっかり写すことができた。時々見えるそんな富士の姿に励まされながら岩の多い区間を登り、最後は花立山荘下の階段。正確な段数を数えてやろうと思ったが、すれ違う人とあいさつするたびに分からなくなってしまった。おそらく330段くらいだろうと思う。
花立山荘はお休みだった。ここまで三つの茶屋はすべてお休み。祝日ってそんなものなのだろうか。花立の上からは、ちらほら残雪が見えだした。富士山の右に南アルプスまで見えだして、頂上の眺望は期待できそうだ。振り返れば大島のシルエットが輝く相模湾に浮かび、目を凝らすと右に利島も見えているのが分かる。
その先も雪は解けてあまり障害にならず、2時間45分ほどで大倉尾根から塔ノ岳へたどり着くことができた。山頂は文句なしの絶景で、南アルプスまでバッチリ見えたが、いかんせん山名が分からない。足が動くうちに一度は登ってみたいのだが・・・。
さすがに体が冷えるので、久々に尊仏山荘に逃げ込んで昼食とした。オーダーはビールではなく、寒いのでコーヒーにした。在日イタリア人に片言の英語でしきりに話掛けている女性を除けば、山荘内はがらんとして空いている。
たっぷり休んで表尾根に向かう。のっけから雪が見えるのでスパッツを付けた。今年は暖冬でアイゼンの出番がないため、ついに登場かと思ったが、その必要はないままに終わった。
ただし、雪はある。固く踏み固められた雪は、アイゼンを必要としないというだけだ。日向はすでに雪が解けてぐちゃぐちゃになりかけてきた。転ばないように気を付けながら木ノ又大日、新大日、書策茶屋跡と歩いて政次郎ノ頭分岐に至る。ちょっとピークに寄って富士山と大山にお別れを言いがてら一休み。ここからは戸川林道まで一気に1時間余の下りとなる。
雪があると大変怖い急斜面の細いトラバースは、土が見えていて一安心。林の中も思ったほど雪はなく、快調に下ることができた。景色に面白みはなく、整備もそれなりだが、一人だけ先行者もいた。
かなり下ってから右に曲がり、さらにしばらく下ったところで忽然と沢筋に出る。右のほうに見える廃屋の先が戸川林道だ。廃屋のわきを行く女性2人の人影が見えた。ほかにも歩いている人がいたようだ。
最後はひたすら長い林道歩き。歩くこと1時間15分でようやく風の吊り橋に辿り着いた。スキーで骨折した古傷とは反対の右ひざが痛い。還暦秒読みともなると、体のあちこちに故障が出てくるようだ。なんとか山歩きのできるレベルでとどまってほしいと願いながらバスを待った。
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