相沢奥壁 大氷柱

2020年02月13日(木) [日帰り]

• GPS: 06:53
• 距離: 3.5km
• 登り: 631m
• 下り: 785m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:53
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:53

9:06 スタート地点
15:54 15:54 相沢登山口
15:59 ゴール地点

天候

雨のち快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

2/13 10:02

突如と現れる大氷柱

2/13 10:15

偵察
レア
大氷柱とエイプリルの中間に有る無名氷瀑

2/13 10:16

偵察
エイプリルフール
両者ともシャワーが酷い

2/13 11:22

下部はシャワーを浴びながら

2/13 11:43

慎重に高度を上げる

2/13 11:57

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

装備

個人装備

60mダブル2本 120スリング1本 60スリング2本 22スクリュー1本 17スクリュー8本 13スクリュー5本 ノッミク ダート

感想

tanukigo

異常な暖冬の影響から今シーズンは諦めかけていた西上州。しかし、立春を迎え季節外れの寒波が数日前に到来し何とか登攀できる状態との情報から、氷を楽しみに相沢奥壁へ行ってきました。
数日前の寒波とは一転、一気に春を通り越したような暖気が流れ込む中、天気予報では早朝は雨から日中は快晴へとの予報を信じ相沢登山口へアクセス。
予報通り水滴が車上を叩くものの空を見上げれば雲の切れ間に青が顔を覗かせ、天候回復を信じアプローチ開始。
全く積雪は無いうえ、登山道は凍てつかづ降雨により滑りやすくなった斜面に気を使いながら相沢奥壁を目指します。
落ち葉に覆われた斜面を進み大氷柱到着。突如として現れる氷瀑は何度見ても圧巻の一言です。
下部から望む大氷柱は繋がっているものの状態は非常に悪い。隣のエイプリルへ偵察。此方も繋がっている。更に中間体に有る無名滝もかろうじて繋がっているが両者共シャワーが著しく酷い為、狙いを大氷柱へ絞ります。
準備を整え登攀開始。
右岸、中央のラインはシャンデリア状に加えシャワーが酷くラインはは右端の1本のみ。気温が高く水氷状に慎重にアイゼン、アックスを決め高度を上げます。
氷が柔らかく登攀自体は快適に感じるも、プロテクションへの強度への不安が常に脳裏過り緊張を強いられます。登攀中も右岸のシャンデリアは高温とシャワーの為か音を立てながら崩落を繰り返す。
登攀以上に様々なプレッシャーに対応しながら慎重に高度を上げ終了点へ。
トップロープを張り緊張から解放され、ムーブの確認。
高温の為か、徐々にシャワーはインナーを濡らし始め凍える体に登攀終了。
下山は再び落ち葉を踏みながら駐車場へと向かいました。