那須・三本槍岳…上部は白き峰・下部は激藪

2020年02月21日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.4km
• 登り: 914m
• 下り: 914m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:06
• 休憩: 0:30
• 合計: 5:36

10:09 栃木福島県境
12:00 12:13 マウントジーンズスキー場分岐
13:52 14:09 三本槍岳
14:36 14:36 マウントジーンズスキー場分岐
15:45 栃木福島県境

ルートは手書きです。

天候

快晴、微風、―3℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

那須甲子道路県境路肩に駐車（2台が限度ですが除雪作業中は不可）
トイレ、登山ポストなし。

コース状況／危険箇所等

MTジーンズ分岐までは、登山道の無い積雪期限定のバリエーション。積雪が少なく薮は避けられません。特に1400m付近ではどのルートでも背丈以上の激藪です。

MTジーンズ分岐〜中の大倉尾根中腹までは登山道滑走、中の大倉〜三本槍は半分の藪は埋まり、ある程度の自由滑走が出来ます。雪は凍結かパックだったため雪崩の危険は少なかったですが、快適滑走はありません。

写真

2/21 10:06

朝の用事を済ませ、10：09スタート。

2/21 10:13

沢筋を詰めますが、水があちこちで出ているので、

2/21 10:18

斜面を進みます。今年の基準ではこれは藪ではありません。

2/21 10:26

厄介な場所があちこちにありますが、実はこれもバリエーションの楽しみの一つ。

2/21 10:49

ここを詰めてみよう。

2/21 11:03

よし、当たりだ！

2/21 11:31

が、山はそんな甘くない。

2/21 11:36

激藪で転倒すると、回復は容易でない。

2/21 11:46

スキーで藪漕ぎすること40分、ようやく解放。

2/21 11:57

薄雪をトラバースして、

2/21 12:00

12：00　MTジーンズ分岐着。

2/21 12:18

いいとこ撮りの風景。

2/21 12:23

茶臼岳は、雪融けで黒さが目立ちます。

2/21 12:33

中の大倉尾根は藪が立っていますが、スダレ山は白いです。

2/21 13:06

雨の影響は大きい。

2/21 13:22

大岩へ行くルートは雪切れ無し。

2/21 13:26

1900m峰が眩しい！

2/21 13:33

三本槍岳への稜線は純白の世界。

2/21 13:50

もうすぐ山頂。

2/21 13:57

厳冬期、アウター無しでの三本槍はレアです。

2/21 13:54

流石山、大倉山

2/21 13:55

甲子旭岳

2/21 14:09

山頂から滑走。

2/21 14:11

三本槍岳東斜面は、

2/21 14:13

カリカリでトレースなし。

2/21 14:13

スキーのまま登り返し、

2/21 14:26

スダレ山東斜面へ。

2/21 14:28

ガリガリを避け、パック雪を繋いで滑走。

2/21 14:29

早々にトラバースして、

2/21 14:30

ガリガリの中の大倉尾根を滑走。

2/21 14:32

登山道滑走はリスキー。

2/21 14:38

トラバースして、

2/21 14:42

バリエーション・ルートへ。

2/21 14:42

最初は快適でも、

2/21 14:43

すぐに激藪。

2/21 14:48

転倒しないように慎重に。

2/21 14:52

おお〜、これは作業道。初めて見た！

2/21 14:53

これはイケる！

2/21 14:55

と思ったら、雪不足で営業できていないゲレンデへ。ゲレンデを下れば安全ですが、

2/21 14:55

それは出来ないので、藪山へ突入〜。

2/21 14:58

ここは未知のエリア。

2/21 15:03

慎重に滑走。

2/21 15:09

沢筋を、

2/21 15:10

滑りますが、危険を感じたので、

2/21 15:11

斜面へ。

2/21 15:16

初めてですが、ホームなので位置は分かります。

2/21 15:24

林道に合流。

2/21 15:35

そして那須甲子道路へ。

2/21 15:37

路肩の雪はグサグサで、歩いて戻ります。

2/21 15:45

15：45　　無事帰着。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT3 パナソニック

感想

aki-tk

　今日は終日快晴が約束された日。そんな日に限ってまたもや朝から用事が入ります。まあ、それも運命ですね。　

　用事を済ませたら、偵察と期待を込めて那須甲子道路から三本槍を目指すバリエーション・ルートへ。やはり、中の大倉山手前の激ヤブは健在で、登り下りとも大変です。この周辺を熟知する方以外にはとてもお勧めできる状態ではありません。

　このルートは今季2回目ですが、例年ならみられる人様のトレースもバリエーションでは今年は皆無。ただ、MTジーンズ分岐からはトレースがあり、よく締まっていました。

　今年の少雪のお蔭で、藪滑走にはだいぶ免疫が出来ましたし、藪でのCT計算や、先の見通しなども立てられるようになりました。降雪などは人智ではどうにもならないので、考え方を変えポジティブに生きるしかないんでしょうね〜。