不慣れな奥多摩-コブタカ山〜本仁田山〜川苔山〜百尋の滝
- GPS
- 09:34
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,374m
- 下り
- 1,264m
コースタイム
−9:26コブタカ山9:39−10:03本仁田山10:16−10:34コブタカ山
−10:55大ダワ−10:58鋸尾根分岐−11:15(無名の広場)
−道迷い(1時間のロスト)−12:51舟井戸−13:20川乗山14:12
−15:16百尋の滝−16:04細倉橋−16:32川乗橋−16:49奥多摩駅
天候 | 晴れ時々曇り 朝の気温は26℃ 昼は気温は32℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
青梅駅 6:35発奥多摩行き 鳩ノ巣駅下車7:09 (復路) 川乗橋バス亭 16:28発 乗り遅れ しかし救う神が現われ、バスよりも早く 奥多摩駅に到着してしまった 奥多摩駅 16:52発東京行き |
コース状況/ 危険箇所等 |
鳩ノ巣駅から最初は勾配のきついアスファルトの生活道(意外ときつい) 本仁田山登山口から山道となってくるが登山道は整備されて歩きやすい コブタカ山のはげた山肌が見えてきてからの道は、太陽を背中に受けて ザックが少しだけ日よけになってくれくれるがとても暑い コブタカ山から本仁田山をピストン往復 歩きやすい尾根道 コブタカ山から大ダウ、鋸尾根分岐まで割りと急な下り 鋸尾根 気をつけてください 道が狭い、踏みあとが無い、落ち葉がすべる 山肌にからだを倒しながら、足元は滑らないように 慎重に渡っていく 転落したら底は見えない谷底へ落ちます 問題はここを無事渡って出た開けた広場から始まりました そのまま道を下っていけば舟井戸へ行けたのでは思いますが なんと戻り気味に大岩の脇にあった踏み跡をたどってしまい 先へ行くと道が消えており、ずり落ちる踏み跡を 2度往復して道を確認します このとき下から追い着いてきた登山者も私の後を着いてきましたが その人は「道が無い」と言いながら、私が引き返した位置からさらに 進んでいきます。私は2度目なので戻ります。 彼は戻ってきません もとにもう一度戻ると下のほうに若者が一人追いついてきていました。 「この道は違う」と話したのですが、2人でもう一度挑戦してみます。 やはり無理 そこで禁じ手を使いました。 すべる山肌を強引に30m直登し尾根へ上がりました 尾根に上がると5m下に、登山道がありました どうもこれが大ダワから舟井戸へ向かう登山道のようです なぜここでロストしたのか、今でも何度も地図で確認しているのですが 理解できません。鋸尾根終点から舟井戸へ向かう箇所は 地図と実際の道が微妙に違うのでは考えます ここから川乗山までの道はまったく問題なし 川乗山(川苔山)はとてもにぎやかで華やいだ雰囲気 眺望は一方向が開けてます 川乗山から百尋の滝まで下ります 一人だけすれ違いました、どうも韓国の方のようです −百尋の滝− 「すばらしい!」 その一言だけ さあ、あとは川乗橋バス亭へ降りるだけ 16:28発のバスに間に合うだろうとうっそうとした 沢道を楽しみながら降りていきます これがまずかった 細倉橋着いたのが16:04、あと2.7キロの案内 疲れた足で24分で歩けるか? 結果は? 28分かかりました 途中走ったのですが、これもまずかった 脱いだ手袋がズボンのポケットから落ちたのを きずきませんでした。 戻ったのですがとても上まで探す気が起こらずに断念 ゲートのある川乗橋バス亭到着16時34分 バスは16時28分発 しかも臨時便もあり2台が出たばっかしだったとのこと ロスト、手袋紛失、バス間に合わず 今日は厄日? で、なぜ奥多摩駅に16時49分にたどり着けたのでしょうか? そして奥多摩駅始発のホリデー快速号に乗れたのでしょうか? |
写真
感想
さいたまから奥多摩の山はアクセスが長く、あまり行く機会が無かったのですが
今回、アクセスチェックと奥多摩の山々の雰囲気とその人気度を肌に感じるために
歩いてきました。
選んだのは人気のある基本的な奥多摩入門の山ということで、本仁田山、川乗山、
百尋の滝を選んでみました。しかも駅から直接登れる鳩ノ巣駅からのルートを
選らんでみました。
でもこのルートは裏ルートでした。
奥多摩駅からバスで川乗橋でまでいき、百尋の滝から川乗山へ登るのが
定番ルートのようです。
そういえば山と高原地図の案内は、奥多摩駅からバスで行く
アプローチが多く書いてあったが?
鳩ノ巣駅で一人さびしく下車して、まずは杉の尾根をコブタカ山へ
背中にあたる日差しが暑い
コブタカ山は小さなピークで、登ってきた道の方角だけが開けています。
コブタカ山から本仁田山をピストン
山と高原地図では20分の登りと書いてありましたが、
急いでも20分では着きません。これを書いた方はよほど健脚な方なのか?
ここで初めて本仁田山からコブタカ山への登山者とすれ違う
話しかけるなオーラ出まくりのおっさん(俺より少し上かな?)なので
「こんにちは」だけですれ違う
「・・・」
やはり無言
本仁田山山頂からは南方向が開けています
お腹がすいたので昨日イオンで買った蒸しパンを食べます
健脚なおじいさん(たぶん)が一人、奥多摩駅方面から
やってきてお茶を飲んだあと、
「お先に」
「いってらっしゃい」
ともとの道を戻っていきました
本仁田山ピストンなのかな?
奥多摩駅からだと2時間ぐらいで登ってこられるようです
さてコブタカ山を経由して川苔山(川乗山)へ向かいます
大ダワまで問題の無い下りですが、その先の分岐から
注意が必要でした。
案内板に従い鋸尾根方面へ行きますが、道は斜めで細く急坂、落葉で滑りやすい
ところどころロープがあるので、危険な箇所はつかまった方が良いが
十分慎重に登る必要があります。
草におおわれた道を登りきると、広場に到達しますが
その20m手前に、戻る感じで右上に上っていくトレース跡があります
これを行ってはいけません。
1時間ロストして、2度半ほど行ったりきたりして、
ついには足元が崩れる山肌を、尾根に強引に上がりました
広場の先を下っていけばよかったのだと思いますが
前方に山が無く、周りの山々もなじみが薄く
方角を完全に間違えました。
地図とi-PhoneのGPSで何度も方向を確認しますが、入っている地図が
山と高原地図なので、詳細の道がわかりませんでした。
結局、尾根に強引に上がり、下から上ってくる登山道へ降り
その登山道を登って行きます。
地図では通行止めの道になってます
「おかしいな?」
通行止めの道はもう一本東側の道ではないのか?
GPSで確認しながら登って行きますが、間違いないようです。
これで安心
しかしこの道は、2012年版の「山と高原地図」では、
「2011年11月現在通行止」と明確に記されています。
「うーん、わからない!」
もしかしたら、地図に記載されている指示線は、一本道を間違っているのでは?
川乗山
やはり人気の山ですね。
鳩ノ巣駅では一人ボッチでしたが、ここは30人ぐらいが昼食を取ってました。
地図を眺め、反省しながら、おにぎりをほおばり、またボーっとします。
大休止のあと、百尋の滝へ降っていきます。
百尋の滝
すばらしい滝です。
新緑、夏の涼しさ、錦秋、冬の氷と 人気のあるのがわかりました。
また訪れたい滝です。
さて百尋の滝を満喫したら川乗橋へ、一気に下ります。
と思ったら、この沢沿いの道がまたすばらしい。
すぐ降りてしまってはもったいない。この雰囲気!
だからこちらから登ってくるのが本ルートなのか?
川乗橋バス停まで急ぎます。16時28分、逃すと17時33分
バス停から奥多摩駅まで歩くと45分
手袋を落としたことに気づきました。
カーブを2つほど戻ります。落ちてない。もっと上か?
「あきらめよう!」
走ります。
ゲートが見えてきた。ふと時計を見ると16時32分。
「あーーー!」
手前で抜いていった白い車のおにいさんが、バス会社の係員のおじさんと
話をしながらゲートの門を開けてます。
「5分前に出ちゃったよ」
と、おじさんが私に。
「一時間後だよ。次は」
「歩いたら50分ぐらいですか?」
「45分」
とのこと。
歩くか? と心を決めたら
「乗っていきな!」
と天の声!
「ありがとうございます」
と相手の気が変わらないうちに、早速乗り込みます。
これで奥多摩駅へバスよりも早く、ホリデー快速に間に合ったのでした。
「さーて、どちらの方が乗せてくれたのでしょうか?」
おわり
こんにちは。大変でしたね。
舟井戸から大ダワまで、鋸尾根を三回歩いたことがあります。逆コースは有りませんけれど。
鋸尾根のルートは終始尾根の東側で、2~10m位尾根の下を行くところが多いです。ですので、「大きな岩が右側...」の時点で既に変です。そしてその岩は見覚えが有るように思います。ですから、その岩の少し手前に右側に回り込む道が有ったのではないかと思います。
「無名の広場」の様な好展望の所が有った記憶はありません。それ程好展望が望める尾根ではないので、写真のような展望台があったなら、記憶に残らないハズがないと思います。それに、ルートは、終始尾根の東側が基本なので、ルート上に北西側の好展望が得られる地点は無いと思います。広場で完全にルートから外れていたのは間違いないです。
想像ですが、鋸尾根には珍しい結構な好展望台だと思います。知っている人なら、そこに立ち寄って展望を眺めて戻る事をしても不思議はありません。その様なことが繰り返され、ルートと見紛うような踏み跡が出来たのでは無いかと思います。ですが、その広場をルート上と思い込んだら、確実にハマルのではないでしょうか。
何度か鋸尾根で道に迷ったという記録(総て大ダワ側からだったと思います)を拝見して、不思議に思ってました。舟井戸側から辿る限り、確かに悪路ですが、そうそう間違える様には思えなかったからです。ですが、この記録を見て理解出来ました。大ダワ側から登ると、そのようなトラップが有るのですね。写真のタイムスタンプで、大体の位置も推定できます。大変参考になりました。貴重な記録をありがとうございます。今度行く機会があれば、現地で調べて見ようと思います。
a_tomさん
こんにちは。
ありがとうございます。
やはりそうですよね!尾根に這い上がって見下ろすと東側を登る登山道が5m下に走ってました。
西へ(左に)巻くものと頭の中で思い込んでしまって、
薄い踏み跡をたどってしまったのですね。手前に右へ回る道があったと考えるのが正解でしょう。
後からきた2人の方たちには、申し訳ないことをしました。一人は私がガサガサと戻ってくるのを下から見ながらも登ってきて、一緒にまた踏み跡が無くなるところまで進み、私は立ち止まり、彼は強引に進んで行き、戻りませんでした。おそらく稜線をよじ登ったと思います。
もう一人後から来た若者と再チャレンジし、結局は稜線へよじ登りました。その後はだれも来ませんでしたので3人が迷ったと思います。
「無名の広場」はとても日当たりが良く、12畳ぐらいの平地です。脇にはほおづきが咲いてました。
その先をのぞき込んではいないのですが、直感的に道は無いと考え戻りました。あとから下る道が先にあったのかな?と考えたわけです。
どなたのブログにも出てこないので、やはりトラップはまった上にたどり着いた無名の広場だったのですね。
この広場を下ってはいけないのですね。
皆様
訂正いたします。大ダワから少し先の鋸尾根分岐を指示通り、左(西側)へ折れたあと十分気をつけてください。
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