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Yamareco

記録ID: 2252680
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積雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

【薮山レコ】前山(奥三面)

2020年03月09日(月) [日帰り]
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GPS
10:26
距離
29.3km
登り
1,288m
下り
1,285m

コースタイム

日帰り
山行
8:56
休憩
1:24
合計
10:20
6:00
38
縄文の里・朝日
6:38
6:41
72
二子島森林公園分岐
7:53
7:58
175
タテイワ沢(橋)
10:53
11:50
147
前山
14:17
14:28
14
奥三面ダム
14:42
14:48
59
タテイワ沢(橋)
15:47
15:49
31
二子島森林公園分岐
16:20
縄文の里・朝日
前山では周辺散策時間を含む
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
朝日スーパーライン(冬季閉鎖中)のゲートより奥三面ダム直下まで自転車で移動(片道 約13km)
コース状況/
危険箇所等
朝日スーパーラインの路面は、ほぼ積雪ないがアップダウンを繰り返すため自転車ではハード。
ほぼ満月と洋上プラットフォーム(右)(胎内市桃崎浜)
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ほぼ満月と洋上プラットフォーム(右)(胎内市桃崎浜)
朝日スーパーライン起点のゲートを自転車で出発
朝日スーパーライン起点のゲートを自転車で出発
ゲートから1km地点で復旧工事中。地面がなくなっており通行帯は狭い。工期はR2年3/31まで。
ゲートから1km地点で復旧工事中。地面がなくなっており通行帯は狭い。工期はR2年3/31まで。
鷲ヶ巣トンネルを通過。中に工事用車両収納されている。
鷲ヶ巣トンネルを通過。中に工事用車両収納されている。
約40分で二子島森林公園の分岐に
約40分で二子島森林公園の分岐に
最初の最高地点(標高200m近く)から見下ろす三面貯水池
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最初の最高地点(標高200m近く)から見下ろす三面貯水池
下り坂はスピードに注意。落ち葉や水の流れがあり滑りやすい。
下り坂はスピードに注意。落ち葉や水の流れがあり滑りやすい。
50mほど下って大沢橋を渡る
50mほど下って大沢橋を渡る
再び急坂を登り第二の最高地点(270m付近)へ。積雪は路肩に僅かに残るのみ。
再び急坂を登り第二の最高地点(270m付近)へ。積雪は路肩に僅かに残るのみ。
再び坂を下って三面大橋を渡る
再び坂を下って三面大橋を渡る
前方に渡る予定の円吾橋(市道)が見えてくる
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前方に渡る予定の円吾橋(市道)が見えてくる
ここで朝日スーパーラインから分岐し右の市道(奥三面ダム方面)へ進む。
ここで朝日スーパーラインから分岐し右の市道(奥三面ダム方面)へ進む。
円吾橋を渡り急坂を上ると右にタテイワ沢が見えてくる。ここまで約12km、2時間弱。かなり体力を消費。
円吾橋を渡り急坂を上ると右にタテイワ沢が見えてくる。ここまで約12km、2時間弱。かなり体力を消費。
自転車をデポしてタテイワ沢を遡行する。
自転車をデポしてタテイワ沢を遡行する。
小さな沢で25分ほど遡行すると水源となる。
小さな沢で25分ほど遡行すると水源となる。
沢が消滅してすり鉢状地形になる。急に積雪が増え、プラカンジキ装着するも締まりのない雪で地面まで貫通。
沢が消滅してすり鉢状地形になる。急に積雪が増え、プラカンジキ装着するも締まりのない雪で地面まで貫通。
すり鉢状地形を登り切り痩せ尾根に乗る。うっすらと獣道のような踏み跡がある。
すり鉢状地形を登り切り痩せ尾根に乗る。うっすらと獣道のような踏み跡がある。
標高500mを越えると概ね積雪歩きとなる。雪質が悪いのでなるべく雪の少ない右側(西側斜面)を歩く。
標高500mを越えると概ね積雪歩きとなる。雪質が悪いのでなるべく雪の少ない右側(西側斜面)を歩く。
左奥に山頂部が見える。雪質の変化に対応するため、下山までに10回ほど装着脱を繰り返す。
左奥に山頂部が見える。雪質の変化に対応するため、下山までに10回ほど装着脱を繰り返す。
後方を振り返ると石黒山(中央の三角の峰)の眺めが広がる
後方を振り返ると石黒山(中央の三角の峰)の眺めが広がる
潅木薮のある雪堤は特に雪質は悪く踏み抜き多発。
潅木薮のある雪堤は特に雪質は悪く踏み抜き多発。
右手には木々の合い間から鷲ヶ巣山が望まれる
右手には木々の合い間から鷲ヶ巣山が望まれる
ブナ林の点在する丸い山頂部が近づいてくる
ブナ林の点在する丸い山頂部が近づいてくる
前山(777.9m)の山頂。残雪期は潅木が覆われる東側の展望が特に良い。
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前山(777.9m)の山頂。残雪期は潅木が覆われる東側の展望が特に良い。
山頂から少し東側斜面を下ると開けている。(元サイズあり)
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山頂から少し東側斜面を下ると開けている。(元サイズあり)
あさひ湖と朝日連峰大パノラマ、季節限定の絶景!(元サイズあり)
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あさひ湖と朝日連峰大パノラマ、季節限定の絶景!(元サイズあり)
左から西朝日岳〜袖朝日岳、大朝日岳(アップ画像)
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左から西朝日岳〜袖朝日岳、大朝日岳(アップ画像)
左から相模山、その後ろに寒江山、大上戸山(右のコブ)
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左から相模山、その後ろに寒江山、大上戸山(右のコブ)
ピラミッド型の以東岳
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ピラミッド型の以東岳
ミニピラミッドの化穴山(越後百山)(中央やや左)
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ミニピラミッドの化穴山(越後百山)(中央やや左)
朝日連峰の北東端の双耳峰、桝形山
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朝日連峰の北東端の双耳峰、桝形山
本家ピラミッドの祝瓶山
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本家ピラミッドの祝瓶山
さらに展望を求めて山頂から少し南へ散策
さらに展望を求めて山頂から少し南へ散策
釜ノ淵橋と三面川本流の入江(元サイズあり)
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釜ノ淵橋と三面川本流の入江(元サイズあり)
釜ノ淵橋アップ。入江の奥に奥三面集落の跡地(遺跡)が見える
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釜ノ淵橋アップ。入江の奥に奥三面集落の跡地(遺跡)が見える
さらに上流、末沢川の入江方向
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さらに上流、末沢川の入江方向
末沢川の入江、末沢橋アップ。
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末沢川の入江、末沢橋アップ。
西側はブナ林で展望が悪いので木に登り撮影(地上高8m)。
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西側はブナ林で展望が悪いので木に登り撮影(地上高8m)。
村上市街地、瀬波温泉の海岸線。沖に佐渡が浮かぶ。
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村上市街地、瀬波温泉の海岸線。沖に佐渡が浮かぶ。
北西方向パノラマ。右のピークは鹿森山、左上は村上市街地。(元サイズあり)
北西方向パノラマ。右のピークは鹿森山、左上は村上市街地。(元サイズあり)
険しい鷲ヶ巣山の展望。山の北面は大沢の支流が深く入り込む(元サイズあり)
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険しい鷲ヶ巣山の展望。山の北面は大沢の支流が深く入り込む(元サイズあり)
鷲が巣山の本峰アップ
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鷲が巣山の本峰アップ
中ノ岳をアップ
下山途中、奥三面ダムの堤防が見える
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下山途中、奥三面ダムの堤防が見える
前方に石黒山を望みながらグサグサの雪を下る
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前方に石黒山を望みながらグサグサの雪を下る
西朝日岳〜袖朝日岳に雲がかかり始めてくる
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西朝日岳〜袖朝日岳に雲がかかり始めてくる
途中から往路を外れ、奥三面ダム方面へ別尾根を下る。
途中から往路を外れ、奥三面ダム方面へ別尾根を下る。
最後は椿の密薮の急斜面を降りてダムへ続く道路へ出る。
最後は椿の密薮の急斜面を降りてダムへ続く道路へ出る。
奥三面ダムの堤防へ散策
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奥三面ダムの堤防へ散策
堤防の下流側
堤防の上から真下を見ると暗黒の谷が。
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堤防の上から真下を見ると暗黒の谷が。
下流を見上げると円吾山(左上)が望まれる。山頂部が独特のあ山容
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下流を見上げると円吾山(左上)が望まれる。山頂部が独特のあ山容
堤防からあさひ湖の眺め
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堤防からあさひ湖の眺め
トンネルへ向かう途中、前山(中央奥のなだらかな三角形)を望むる。
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トンネルへ向かう途中、前山(中央奥のなだらかな三角形)を望むる。
舟曳トンネルへ入る
舟曳トンネルへ入る
抜けると円吾山(右)が聳える。山頂部が絶壁に包囲され要塞のようだ。
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抜けると円吾山(右)が聳える。山頂部が絶壁に包囲され要塞のようだ。
タテイワ沢の橋まで戻り、デポしておいた自転車に乗る。
タテイワ沢の橋まで戻り、デポしておいた自転車に乗る。
眩しいほどの日差しが降り注ぐ
眩しいほどの日差しが降り注ぐ
オフシーズンの二子島森林公園方面へ立ち寄ってみる。中央奥は鹿森山(元サイズあり)
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オフシーズンの二子島森林公園方面へ立ち寄ってみる。中央奥は鹿森山(元サイズあり)
三面貯水池に浮かぶ二子島のパノラマ(元サイズあり)
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三面貯水池に浮かぶ二子島のパノラマ(元サイズあり)
大沢橋の手前で正面に鷲が巣山を望む
大沢橋の手前で正面に鷲が巣山を望む
鷲が巣トンネルへ向かう最後の心臓破りの急坂、ヒィーヒィーと喘ぎながらペダルをこぎ続ける。
鷲が巣トンネルへ向かう最後の心臓破りの急坂、ヒィーヒィーと喘ぎながらペダルをこぎ続ける。
鷲ヶ巣トンネルを抜ければ後は下るのみ。工事現場を慎重に通過。
鷲ヶ巣トンネルを抜ければ後は下るのみ。工事現場を慎重に通過。
長かった山行も無事にゴール。
長かった山行も無事にゴール。
岩崩集落から望む鷲ヶ巣山
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岩崩集落から望む鷲ヶ巣山
夕日に染まる鷲ヶ巣山(布部橋)
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夕日に染まる鷲ヶ巣山(布部橋)
村上市街地手前より望む飯豊連峰
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村上市街地手前より望む飯豊連峰
朝日連峰(左)と鷲ヶ巣山(右)
朝日連峰(左)と鷲ヶ巣山(右)
山行のご褒美として瀬波温泉に日帰り入浴。日本海に沈む夕日を見ながらの贅沢な時間。
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山行のご褒美として瀬波温泉に日帰り入浴。日本海に沈む夕日を見ながらの贅沢な時間。
日本海に浮かぶ幻想的な佐渡
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日本海に浮かぶ幻想的な佐渡
海に浮かぶ弥彦山と角田山は新鮮だ。弥彦山の手前は洋上プラットフォーム。弥彦山と角田山の間に新潟市の高層ビル群も。
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海に浮かぶ弥彦山と角田山は新鮮だ。弥彦山の手前は洋上プラットフォーム。弥彦山と角田山の間に新潟市の高層ビル群も。

感想

前山は朝日連峰の奥懐、奥三面に位置する薮山である。東側をあさひ湖、北側を三面川に囲まれた独特なロケーションにある。
越後の薮山の書籍「知られざる山々」によると前山は無雪期の展望が悪いとある。そこで残雪期に登ろうとすると長いロードのアプローチを強いられる。幸い小雪の今年は雪解けが早く、村上市側から朝日スーパーラインを走行できることを下見で確認済みである。
満を持して長いロードから今回、自転車でチャレンジしてみた。アップダウンを何度も繰り返しながら片道12キロをロードを走行し、さらに一筋縄ではいかぬ登路に苦労しながら登頂した、奥三面のど真ん中にある前山からは、それらの苦労を吹き飛ばしてくれるほどの絶景が迎えてくれた。

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