記録ID: 2270569
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雪山ハイキング
富士・御坂
富士御殿庭二ツ塚
2020年03月21日(土) [日帰り]
みのちゃん
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,005m
- 下り
- 999m
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日帰り
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:20
快晴の一日、会社の仲間と雪山歩き満喫しました。
すばらしい天候にも恵まれ、近場ですが、春山気分味わえました。
すばらしい天候にも恵まれ、近場ですが、春山気分味わえました。
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
富士スカイラインはチェーン装着の表示がありますが、先週の雪はすっかり融けて、全く雪はありませんでした。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
水ヶ塚〜一合五勺：樹林帯は雪なし、夏道です。 一合五勺〜二合五勺：標高1850mぐらいから雪が現れはじめ、1900m越す栂の低木樹林帯からはしっかり雪がついてます。50cmぐらい。 二合五勺（御殿庭下）〜三合（御殿庭中）：雪の中の急斜面がはじまります。ここでアイゼン装着。トレースはしっかりしており、助かります。 三合〜宝永第二火口：標高2250mあたりで森林限界、ドーンと見晴らしが拡がり、ここから急に風が強くなる。風速15mぐらい。稜線は雪が飛ばされるので、ここらは夏道です。アイゼン外しました。最上部に上がると第二火口がみおろせます。火口側の雪屁の発達は六号より上で、ここらはもう雪屁とは言えないぐらい小さくしぼんでました。 宝永第二火口〜御殿庭上：第二火口の下部までは少し夏道、少し雪という感じで下っていきます。雪はクラスト状態でさくさくと歩きやすい。火口下部〜第三火口下部（御殿庭上）までは長い斜面のトラバースで、雪の状態がよくないときは、ここが一番いやらしいです。左上部からの落石も常に心配する必要がある。積雪も深く、トレースも2人ぐらい。かなり潜っていました。先行者なしの場合、雪が厚く夏道の同定も全くできず、だだっ広いので見当つけてくだりるしかない。ガスの時は方向見失いそうです。トレースを忠実に下ります。この日は雪が緩く、滑落リスクは低かったです。御殿庭上あたりは夏道とのミックス。ところどころ凍っており、滑りやすかった。雪が途切れると夏道見失いそうになります。視界不良時要注意。 御殿庭上〜三辻：深い雪の中をくだります。この日は気温高く、午後の時点では雪はぐずぐずでした。アイゼン無しの坪足でそのまま下りました。かかと打ち込みながら下れば特に問題なし。ここからはトレース多数、はっきりしてます。 最後沢を渡って、ここから富士のガレガレ道でぐっと雪の量はへります。しかしかえって雪と氷のミックスになって滑りやすく、要注意。三辻に出ればそこから先はほぼ夏道です。 三辻〜四辻：完全に夏道、雪はありません。 四辻〜二つ塚：完全に夏道、雪はありません。 四辻〜須山下山道一合五勺：完全に夏道、雪はありません。カラマツの低木の中の明るい道で、傾斜も緩く歩きやすい。 一合五勺〜水ヶ塚：完全に夏道、雪はありません。原生林の中の急坂をくだり、途中からゆるくなりますが、どこでも歩けそうなひろい林で、夏道（赤テープあり）を忠実にたどる。油断すると夏道外れて道を失うので、要注意。一合で右折しあとはずっと、ほぼ平坦なトラバース道です。車の音が聞こえてくると水が塚も近いです。 |
写真
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今日は快晴！水ヶ塚公園Pより富士山ドドーン。宝永火口も。
スカイラインは雪がなく、チェーンなしで来れました。
スカイラインは雪がなく、チェーンなしで来れました。
シカの骨。ここらは鹿が多い。来る時もスカイラインで横断するシカ三頭を見ました。速度出しすぎるとシカに激突する事故になるので、注意しましょう！
3/21 8:10
シカの骨。ここらは鹿が多い。来る時もスカイラインで横断するシカ三頭を見ました。速度出しすぎるとシカに激突する事故になるので、注意しましょう！
苔むした原生林。北八つの雰囲気です。出だしはずっと夏道。先週いっぱい降ったので、もう少し雪があるかと思ったけど、下は全くありませんでした。
3/21 8:30
苔むした原生林。北八つの雰囲気です。出だしはずっと夏道。先週いっぱい降ったので、もう少し雪があるかと思ったけど、下は全くありませんでした。
やっとこ御殿庭下。ここまで坪足でしたが、疲れるので、ここからアイゼン装着しました。それにしても暑い！もう完全に春山です。
御殿庭中から急登になり、息が上がりますが、森林限界に近づくと、この景色が待っていてくれました！
快晴の富士山すばらしい！
快晴の富士山すばらしい！
稜線に出ると、風が強い。今日は黄砂でしょうか？すごいもやっていて、クリアな視界ではなかった。
富士山だけは近いので、くっきり・すっきりみえます。いつもの富士山フォルムでないので、この写真見せて富士山と当てられる人は余り居ないのでは?
3/21 11:27
富士山だけは近いので、くっきり・すっきりみえます。いつもの富士山フォルムでないので、この写真見せて富士山と当てられる人は余り居ないのでは?
稜線にでると、雪は飛ばされて岩稜帯と雪のミックス
ほぼ夏道の状態。
ほぼ夏道の状態。
宝永第二火口淵までのぼってきた。
雪屁は余り発達してないですね。
雪屁は余り発達してないですね。
寒いので早々に御殿庭上へ向います。
宝永山へ続く第一火口へのトラバースはちょっと悪そう。
宝永山へ続く第一火口へのトラバースはちょっと悪そう。
第二火口の下部まで下りてくると無風になり、ここでお昼ご飯にしました。上〜見上げる宝永第一火口と第二火口
第二火口から御殿庭上へ下るトラバースの出だし。
結構雪が深く、潜ります。このトラバースは落石注意
結構雪が深く、潜ります。このトラバースは落石注意
御殿庭上、秋にはカラマツ紅葉が美しいが、冬の荒涼とした感じもいいですね。
富士山と宝永山。こうやってみると宝永山もしっかり山という感じだね。
二ツ塚、左が上双子山（1929m)、右が下双子山（1804m)。
撮影機器：
感想
会社の仲間と昼休み「雪山行きたいよね！」と話が盛り上がり、お天気よさげなこの�Ｏ�休中日に、富士山麓を雪山求めて徘徊しようということになり、いつものコースをあるいてまいりました。気分は水ヶ塚からしっかり雪積もっている気分で行ったのですが、これは空振り！水ヶ塚公園、まったく雪ないやん！
ピッケルまで準備していたのですが、すっかりテンションダウンして車においていく事にしました。それでもチェーン捲かずにここまでアプローチできたのはよかったかな。
しかし標高1850mあたりからはしっかり雪の道に変わって、ほっとする。ずっと上まで無かったら悲しい。まあよかったです。上部は締まった歩きやすいザラメ雪で軽アイゼンあれば十分でした。会社の仲間は本格的なアイゼンは、はいた事がなく、今回折角なのでお初で試着して雪山満喫しました。まあ体験で来て良かったです。
この日は快晴のホカホカ陽気で全然寒くなく、むしろ樹林帯は暑くでシャツ1枚脱ぎました。しかし森林限界越えると、風が強まり、一気に体温奪われ、やはり侮ってはいけません。風速15mぐらいか？防寒対策だけはしっかりしてきたので、大丈夫。
稜線はすばらしい宝永火口の展望が広がり、富士山の視界はバッチリ。しかし今日は空がもやっていて、遠くの視界はイマイチでした。駿河湾や伊豆半島とかは霞んでしまって・・・まあ文句は言えません。
風を避けて宝永第二火口下部まで降りると、無風でした。ここでお昼ご飯。その後は緩んだ雪の中をざくざく下って、二ツ塚まで足を伸ばし、最高の景色を満喫しました。
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