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ハイキング
赤城・榛名・荒船

西毛の極上湯(砦乃湯)を蹴って地蔵峠&二度上峠でアレッ!? チャリレコ★松井田ー増田ー倉渕ー榛名ー高崎

2020年03月22日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
79.0km
登り
1,222m
下り
1,428m

コースタイム

一眼重いしコンデジ壊れてるんで写真ありません 近々なんとかします(;'∀')

JR東・信越本線西松井田駅まで輪行
8:30西松井田(県33)ー9:30上増田温泉はパスー10:15地蔵峠ー11:30北軽の入口・はまゆう山荘で降雨。折り返し高崎へ降る・28Kmとか(国604)ー13:00追い風で高崎駅へ
JR東・高崎線高崎駅から輪行帰宅
天候 南岸低気圧により目まぐるしく変わる春の天候
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自転車
行き:JR東・信越本線西松井田駅まで輪行
帰り:JR東・高崎線高崎駅から輪行帰宅

全線自転車を使用
前回訪問、天神山トンネルと右の新道。実は天神トンネルの上には旧トンネルがあるのではないか?
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前回訪問、天神山トンネルと右の新道。実は天神トンネルの上には旧トンネルがあるのではないか?
当たり棒w 同じ地域の1993年の古地図。旧トンネルと旧道あり
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当たり棒w 同じ地域の1993年の古地図。旧トンネルと旧道あり
同じようなことを例に天城を紹介。旧道と旧トンネル、新トンネルの時系列。
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同じようなことを例に天城を紹介。旧道と旧トンネル、新トンネルの時系列。
丹那トンネルみたいのは別腹ですけどねぇww
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丹那トンネルみたいのは別腹ですけどねぇww
中山道・松井田から丘を越え倉渕に入ると、こんな家ばっかりになった。換気櫓はついていませんが養蚕していたのかな!?
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中山道・松井田から丘を越え倉渕に入ると、こんな家ばっかりになった。換気櫓はついていませんが養蚕していたのかな!?

装備

個人装備
ロードレーサー+LOOKペダル(歩けない自転車靴)

感想

■自転車遠征の 二者択一
僕(関東住まい)は日帰り派なので遠征は近場になります。
※仕事帰りに前泊して大遠征なんていう特例はありましたけど(;'∀')
んで、気が付いてみると「伊豆半島or群馬」の二者択一になっていたんですね(ケラケラ
サイクル人生には様々なスタイルがあると思いますが、僕は10年間自転車レースに集中していた時からトレーニングのクールダウンは”里山・林道の流し”だった。
トレーニングは里山にアクセスするまでの、つまらない県道や新興造成地のアップダウンで済ませていた。

今はトレーニングする必要がないので、つまらない国道は輪行でぶっちぎるw

つまらない区間を電車輪行でぶっ飛ばした先には至福がなければならない訳で、
僕は自転車乗りの至福とは何かと聞かれれば
 里(人工物)と自然とのせめぎ合いを探求してなぞる、とか四季を感じるとかありますが、、究極は『気に入った土地から出掛けよう』と答えます。
もちろん拠点は持たなくても結構なのですが、様々な土地を訪問していれば気に入った土地に巡り合う
おいらの好みは、1)伊豆の伊東 2)群馬の中山道沿い・・この辺りを起点にすることが多い。走り始めから至福な(^^

でぇ逆に嫌な地域!?の代表は、
名指しで挙げるとカドが立つのであれですが、平坦、、変化なし、、殺伐な景色、歯を食いしばるチャリの群れ、、こんなのはちょっと(;'∀')

前置きが長くなりましたが、
■3月の♨
今日の目的はグンマのトロトロ♨ 伊豆をパスして西グンマの♨源泉かけ流しの砦乃湯(西毛・松井田)を再訪ですですw
なお信越線西松井田駅から♨源泉かけ流しの砦乃湯に行くには、幾つかグンマの丘陵を越えなくてはならないです。

■峠越の歴史とトンネル
▼(資料1・ヤマレコの地図を拡大)西松井田駅を出でてまず差し掛かるのが昭和54年に竣工された『現・天神山トンネル』と、右側のマル囲みに新しいバイパスのような道が見える。

前回通行した時から、ま・なんかあるだろうなと帰宅後に手持ちの地図で確認
▼(資料2・1993発行の古地図)
現・天神山トンネルのすぐ右側に、旧・天神山隧道が見て取れる。
さらにトンネルを使わずに山を越える道も示されている。

調査・・古地図の通り脇道から昭和26年に竣工された『(旧)天神山隧道』が姿をあらわしたが、、

 ・・埋め立てられている  いわゆる廃道化工事というやつだ

■(資料3)新造トンネル(旧道探しの1パターン)
例に天城峠を挙げてみよう
・明治以前:馬や人力で峠を越える道が付けられた。→天城峠、古峠、二本杉峠
・明治〜昭和30年頃:峠を登るがピークを越さずに隧道を供用する。技術的に開削は400m以内。→天城山隧道
・昭和30年〜:コンクリトンネルの黎明。峠の中腹に1000m程度の新天城トンネルでバイパス
・昭和後期〜:峠の麓から長大なコンクリ隧道を開削し、登らず一気にバイパスする。※未だ未開通・伊豆縦貫道路
おおよその峠越え(隧道)の時系列は、こういったパターンである。
 燕飛ぶ碓氷の坂の廃軌道  ほの香
 廃線も今の駅舎も春の雨  ほの香

■峠は越えるもの 〜♨を振り切って〜
さて桜の開花に合わせ10時には20度と急上昇。目的の♨ゆるふわを通過し地蔵峠に触ってみる。地蔵峠は倉渕村に通じていてさらに北軽にもいけるという。この峠越えがサイクリストの”心地よい間違い”なのでしょうか。

 うぐひすにあはせて登るペダルかな  ほの香
 ※幕末の頃、小栗家臣の塚本の母ミツと娘チカ(8歳)が西軍に追われここ地蔵峠で自害した
 此処もまた悲しき峠鳥雲に  ほの香
 春雷や所詮峠は越へるもの  ほの香
 日矢射せば白根全山残る雪  ほの香

■(資料4)倉渕村の家の造り
現地で書いた簡単なイラストですが中山道の松井田から20キロばかり谷戸を幾つか越えれば文化も変わるようで、こんな感じの家が主流になってきた。
倉渕からは北軽井沢(二度上峠)へです

しかしどう転んでもグンマから軽井沢(北上)への主流は、この二度上峠ではなく中山道(碓氷峠)で、信州を経て京にも北陸にも通じる。
本命の軽井沢に抜ける松井田・坂本(碓氷峠)は、換気櫓付きの養蚕農家+蔵はなまこ壁が多いのですが、ここ倉渕では『資料4』の家が多かったです。またやはり人口も少ないような。

今日はいきなりの雨で”北”軽井沢どころか、かなり手前の”はまゆう山荘”で退散しましたね(;'∀')
 絹の村一戸一戸が蚕の眠り  ほの香
 怒鳴りたる日本武尊や春の雷  ほの香
 遠山に班の雪のありにけり  ほの香
 
■グンマとヨコハマ 高崎駅ではシウマイ販売
どこかにも書きましたが、ここ一週間程の季節展開は年間通じてもっとも過激だと思います。常に温度上昇する訳ではなくて下降上昇・衣類の選択も難しいですね

 春雨やローカル線のベンチにて  ほの香

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