記録ID: 2278761
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科
日程 | 2020年03月26日(木) [日帰り] |
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メンバー | |
天候 | 快晴 |
アクセス |
利用交通機関
八ヶ岳山荘に駐車。駐車料金500円ですが、駐車料金と引き換えに美味しいコーヒーが飲めます。
車・バイク
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|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | この時期は、昼間に解けた雪が早朝に凍ってガチガチのアイスバーンになっています。下山時は気温が高くなり、登山道は水浸しでした。ところどころ土も見えていてアイゼンの脱着が面倒…チェーンスパイクがあると便利です。 |
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過去天気図(気象庁) |
2020年03月の天気図 |
装備
個人装備 | 長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 ゲイター 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 水筒(保温性) 地図(地形図) トポ ヘッドランプ ロールペーパー 携帯 時計 サングラス ツェルト カメラ ハーネス ヘルメット ロックカラビナ セルフビレイランヤード アイスアックス |
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写真
撮影機材:
感想/記録
by nyajila
赤岳主稜に行ってきました。本当は3月上旬にパーティで行く予定でしたが、コロナの影響で流れてしまいました。来年に宿題を持ち越すのもどうかと思い、天気もよさそうなのでフリーソロで行ってきました。結果的にあり得ないくらいの快晴。下山後日が暮れるまで、雲一つない空でした。
●アクセスについて
八ヶ岳山荘へ駐車して歩いていきましたが、結果的には赤岳山荘までクルマで行けました。路面は凍結していましたが、湿った土が凍っているだけなので、2輪駆動車でも行けると思います。ただ、ダートで凸凹道なので、車高が低いとクルマの床下を擦りそうです。
●登山道の状況
北沢・南沢コース分岐から凍結が始まります。しばらく進んでからチェーンスパイクを付けました。下山時は気温が上がり、氷+雪解け水でさらに滑りやすい状態になっていました。
●赤岳主稜
このルートは、岩登り、雪稜、岩登り、雪稜、を繰り返すので、雪稜部分はダブルアックスのほうが安心して登れます。特にこの時期の早朝は雪解け水が凍結してガリガリなので、モノポイントアイゼンにして正解でした。
岩登りの時だけは、シングルアックスにして左手で岩のホールドを持ったりして登りました。それほど難しくないと思いますが、ロープなし・落ちられないので、岩へのアイゼンの置き方は慎重にしました。ところどころピンが打ってありましたが、古いハーケンの場合もあり、しかもそれほどピンが多くない(厳冬期だと見つけにくい気が)ので、ロープがあっても慎重に登らないとヤバそうです。
個人的には、核心と言われるチョックストーンよりも、第6ピッチの右側に回り込んで直上するほうが難しく感じました。第6ピッチのルート、間違っていないと思うんですが…。
●アクセスについて
八ヶ岳山荘へ駐車して歩いていきましたが、結果的には赤岳山荘までクルマで行けました。路面は凍結していましたが、湿った土が凍っているだけなので、2輪駆動車でも行けると思います。ただ、ダートで凸凹道なので、車高が低いとクルマの床下を擦りそうです。
●登山道の状況
北沢・南沢コース分岐から凍結が始まります。しばらく進んでからチェーンスパイクを付けました。下山時は気温が上がり、氷+雪解け水でさらに滑りやすい状態になっていました。
●赤岳主稜
このルートは、岩登り、雪稜、岩登り、雪稜、を繰り返すので、雪稜部分はダブルアックスのほうが安心して登れます。特にこの時期の早朝は雪解け水が凍結してガリガリなので、モノポイントアイゼンにして正解でした。
岩登りの時だけは、シングルアックスにして左手で岩のホールドを持ったりして登りました。それほど難しくないと思いますが、ロープなし・落ちられないので、岩へのアイゼンの置き方は慎重にしました。ところどころピンが打ってありましたが、古いハーケンの場合もあり、しかもそれほどピンが多くない(厳冬期だと見つけにくい気が)ので、ロープがあっても慎重に登らないとヤバそうです。
個人的には、核心と言われるチョックストーンよりも、第6ピッチの右側に回り込んで直上するほうが難しく感じました。第6ピッチのルート、間違っていないと思うんですが…。
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コメント
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この記録で登った山/行った場所
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- 竜頭峰 (2860m)
- 美濃戸山荘 (1720m)
- 赤岳山荘 (1690m)
- やまのこ村 (1679m)
- 八ヶ岳山荘 (1502m)
- 中山尾根展望台 (2393m)
- 真教寺尾根分岐 (2845m)
- 大同心沢(大同心ルンゼ)分岐
- 堰堤広場
- 中ノ行者小屋跡 (2064m)
- 文三郎尾根分岐 (2737m)
- 美濃戸口 (1480m)
- 阿弥陀岳分岐 (2395m)
- 竜頭峰分岐 (2870m)
- キレット分岐 (2800m)
- yatsugatake J&N (1500m)
- 美濃戸 (1716m)
- 赤岳主稜チョックストーン (2675m)
- 河原奥の氷柱
- 中山乗越
- 南沢大滝
- 南沢小滝 (2100m)
nyajilaさん、こんにちは!
赤岳主稜(私らの大昔はメインリッジって呼んでましたけど)、懐かしくて、写真一つずつを拡大しながら、昔の記憶をよみがえらせて楽しみました。
私が登ったのは半世紀以上も昔の12月中旬でしたけど、もっと雪が着いていました。今回の状態だとガリガリ凍結で、氷雪の部分は難しかったのではと思いました。確かに岩自体は難しくはないですが、ソロで登るのはガッツありますね〜!
チョックストーンよりも第6ピッチの・・・、ピッチ数は覚えていませんが、最後の方の「右に回り込んで直上」の箇所は一番難しかった記憶があります。
いやー、久々に興奮して楽しんでしまったレコでした。
f15eagleさん、こんにちは! レコを楽しんで頂けて、アップした甲斐がありました(笑) 赤岳主稜よりメインリッジのほうが、呼び方がカッコいいですね。
ソロで行くべきか、ずいぶん迷ったのですが、良い天気が背中を押してくれました。今は道具が進化しているので僕みたいなクライマーでもソロで行けますが、たぶんf15eagleさんが登られた半世紀前のほうが難しかったんだろうと思います。ところどころに古いハーケンや、アイゼンの歯で削れた岩を見て、先人のクライマーに思いを馳せながら登っていました。第6ピッチのルート、もたもたしているうちに腕がパンプしてきて、ちょっと危なかったです(笑)
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